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  • 3人~5人
  • 45分前後
  • 8歳~
  • 2019年~

QEmaroさんのレビュー

605名
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約4年前

最初は5000円でも高いと思っていたボードゲームが、8000円くらいは許容範囲となり、そのうち1万円、1万5千円・・・・・・と当たり前となっていく。

ゲームに限らず、世の中にはこんな物になんでこんな値段が??というものも少なくはない。人間の欲求というものの深さを感じてしまうが、もし人間が際限なくお金を使用できるとしたらどうなるかってことがらを断片的ではあるが体験できるのがこのゲームである。

いちおう国家云々のテーマは設定されているが、行うことはオークションを行い、セットコレクションを作ること。掛ける金額に上限はないが、プレイヤーの持ち金が無制限というところが斬新である。ただし、最終的に最も金を使った人は脱落する。

ゲームの進行自体も大変シンプルであり、各自秘密裡のボードに金額を書き込み、同時入札。ターンプレイヤーがそれを非公開で確認し、落札者を発表する。

もともとは2017年に発表されたものであるが、2019年にリメイクされ、脚光を浴びたのは記憶に新しい。ハイソサエティのバリアントとも思えるルーリングであるが、このようなアイディアを引っ提げてこの時代にオークション1本で勝負するゲームが登場するとは驚きであった。

通常の競りゲームでは、所持金が決まっているため、そこが足かせとなり相場についていろいろ悩み、時にはブラフをかけ、ジレンマが発生する。

このQEではある意味単純化されてはいるが、既存のゲームとは異なる葛藤が生じるところが非常に興味深い。同じメンバーと何十回もリプレイするような作品ではないが、ひと昔(ふた昔?)前に隆盛した競りゲームの現代版として、機会があれは是非プレイしていただきたい意欲作である。

なお、海外のサイトなどでも一時話題となった戦略があるが、初プレイであればとりあえず素の状態で試して欲しい。そのうえで問題があればハウスルールなりを適用するのも良いと思う。 


評価7/10  重さ3/10

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maro
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