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  • 3人~4人
  • 60分前後
  • 8歳~
  • 2002年~

ヒマラヤ白州さんのレビュー

60名
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約18時間前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

6/10

2005年ドイツ年間ゲーム大賞ノミネート作品。ティルシットシリーズの4番目。

ゲーム終了時に3つの項目を比較し、最初と2番目はその項目は、それぞれ一番低いと脱落、最後のみ、一番多い人が勝つという独特なシステムが特徴。

手番では、移動・資源獲得・条件達成・パスのいずれかを6回分同時プロットする。全員できたら同時公開。

スタートプレイヤーから順に1つずつアクションを行う。

資源は5種類存在し、価値の差がはっきりしているが、低い価値のものからしか取ることができない(なんか、欲張りモノとみられたくないからとのことw)。

資源を払って条件を達成すると、ストゥーパを配置するか、議員を配置するか、ヤクを手に入れるかを選ぶ。

ストゥーパと議員が脱落チェック、ヤクが最終的に優勝を決める指標になっている。

ストゥーパは置く場所によって価値が変わり、1〜3点と結構な差がある。議員は価値は変わらないが、場所によって1〜3個置けるので、これも同じように結構な差がある。ヤクは支払う資源が難しいほど高得点。

と、3つあるのだが、このうち、2つしか実行できず、さらにストゥーパは既に置いてあると、もう置くことはできない。

議員は置いてあっても追加できるが、最終的に一番多く置いてある箇所の数しかカウントされないので、後追いもそんなに美味しくはない・・・。

とまぁ、ノミネートされるのにはうなずける感じの独特な構成なのだが、このゲームの評価が賛否両論となっている理由でもある「資源や得点計算の箇所が20面体ダイスでランダムに決定される」というのが、だいぶでかい。

わりとちゃんとゲーム的なことをやっているのに、生み出される資源や得点計算できる場所が毎回ランダムで決まるため、同じ場所に連続してでたり、得点伸び悩んでいる人のところになぜかちょうどよくでなくて、やる気がなくなってもしょうがないことになったりと、さすがに運がでかい。

自分はプレイしたとき、運が味方してくれたからよかったものの、逆だったら、なんだこのクソゲーとなってもおかしくはないレベル(笑)

その評判もあってか、リメイクであるクシディット王国記では、タイルや得点計算の配置がダイスではなく、タイルになったため、公平に登場するようになっている。

どう考えても、こっちのほうがバランスとれてよいと思うので、よほどのSDJファンでなければ、ヒマラヤよりも、クシディット王国記をプレイしたほうがいいんじゃないかなとは思う。

まぁ、そこらへんはお好みでどうぞ。脱落システムがあるのに、最後まで誰が脱落するかがわからない刺激はなかなかのものなので、興味ある人はやってみてもいいんじゃないでしょうか。

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白州
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