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  • 2人~4人
  • 75分前後
  • 13歳~
  • 2017年~
403名
3名
0
5年弱前

『ノイシュバンシュタイン城』の続編であり、「部屋タイルを獲得し、他の部屋と通路が合うように配置。全ての出入り口が塞がったら完成となってボーナスが発動する」までは一致していますが、「全員で一つの宮殿の完成を目指す」が大きな違いとなっております。他にも

  • 部屋タイルが正方形で統一。
  • 勝利点トラックが無くなり、ゲーム終了時にまとめて計算。
  • お金(マルク)ではなく「白鳥」を用いて部屋や特殊能力を発動する。
  • トークンを各部屋に置き、誰が建築したかを明確化。
  • 個人目標カードが全て「王の歓心」に統一され、別個の目標はプレイヤーボードの能力を発動する必要がある。
  • 前作の部屋ボーナスのバランス調整。(強すぎた『手番もう一回』や弱すぎた『タイルを探して山の上に置く』などの廃止が顕著です)


など、ほぼ別のゲームへと仕上がっているのが印象的でした。


特にゲーム内での通貨代わりとなる「白鳥」は各部屋の出入り口の色が合うことで「つなげた側とつなげられた側両方」のプレイヤーが獲得するため、他プレイヤーとのある程度の協力が不可欠となっています。


何よりも、一番目を引くのが上記の写真で見ておわかりのように「宮殿全体をぐるっと囲む堀の水路」の存在。タイルがある程度減っていくと「部屋が完成した手番」に、示された水路が宮殿に張り巡らされていきます。最初は1枚と緩やかなものですが、2枚、4枚、5枚、最終的に6枚と増えていき、あっという間に終局に近づいていきます。

当然、水路で塞がれた出入り口は他の部屋を接続することが出来ないため、その部屋は完成させられません。そのため、中盤以降は他のプレイヤーの部屋を未完成状態にしつつ自分の部屋が完成するような配置が必要になっていきます。

宮殿自体が堀で囲まれたり、全ての部屋を使い切ったらゲーム終了。

  • 部屋の完成ボーナス
  • 王の歓心の条件を満たす
  • 獲得した白鳥

で勝利点を計算します。

本作、前作にはなかった「個人ボード」が特徴的でした。これによって自分がどのタイプの部屋を建築していたかが分かるようになるだけではなく、

  • 白鳥の支払いが必要な部屋タイルの獲得が軽減される
  • 水路をコントロールできる
  • 最終的な勝利点が10増える

といった特殊能力の発動スロットも兼ねています。それだけではなく、個人目標カードの代わりとして追加の王の歓心を設置することも出来るのです。

4人で1プレイ2時間程度と長めのゲームではありますが、宮殿ができあがったときの達成感はひとしお。高得点を目指す、写真映えを狙う、他プレイヤーを邪魔していくなど、様々なプレイスタイルが楽しめる重量級のタイルプレースメントでした。

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