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  • 2人~4人
  • 60分前後
  • 12歳~
  • 2011年~

忍者刀荏原町将棋センターさんのレビュー

239名 が参考
4名 がナイス
4ヶ月前

プレイ感が楽で難しいゲームが好きですが、そのうちの一つ。

平安末期〜鎌倉時代のボードゲームです。この時代のゲームはなかなか無く、またバランスが素晴らしい。100点満点のゲームです。

アクションが5種類のワーカープレイスですが、そのうち風評アクションは序中盤ほぼ使わないはずなので、実質4アクション。他プレイヤーの置いているスペースに置くのもOKです。全7ラウンドで、ラウンドごとのワーカー(手裏剣)は3つだけなので軽いです。

目的は、平氏、源氏、後白河法皇、の3家のうち、どれかの氏族に特化して、品物を献上し、影響力を得ること。特化といっても、一つの氏族に絞る必要はなく、プレイヤーは忍者として、情勢を判断しながらどれかの氏族の片棒を担ぎ、VPを上げていきます。

メインのアクションは、5つある屋敷を襲撃し、品物を奪うこと。ここでは、手持ちの数値カードを切るだけ。護衛の数字より大きい数字を出していくか(武力)、小さい数字を出していくか(隠密)。切られるたびに新しい護衛カードをめくります。スタート時各屋敷には3つの品物があるので、3回連続大きい数字(小さい数字)を切れば、一気に3つの品物を手に入れることができます。

忍者刀は軽ゲーではないのかと誤解されているのは、まさにこの点で、チキンレース的な運ゲーではないのです。似たような誤解に「故宮」のトリックテイキングがありますが、あれと同様、無計画な切り方で品物を取りに行くゲームではありません。

それは、VPを得るシステムが素晴らしいからです。

↑ VP得点は、第3、5、最終7ラウンドの計3回行われる。今、第3ラウンド。3つの屋敷に源氏の家紋が置いてある(源氏の屋敷)。このまま行けば、このラウンド終了時、源氏の影響力が一番多いプレイヤーが、4+5+8=17VPの大量得点を得る。


第二のメインアクションとして、取った品物を使節として献上し、御所に居る人物カードを得ます。この人物達は平氏、源氏、後白河法皇、どれかの家系に属し、1枚につき1影響力を持っています。

↑ 御所に居る4人の人物。手前から北条時政、藤原頼長、源頼朝、紀貫之。先手(灰色)の現在の取得人物は下の3枚で、影響力は源氏(青)1、平氏(赤)1、後白河(緑)1。(なお、家紋の下の数字は年齢。影響力が同点の時は高年齢の人物を持つプレイヤーが上となる)

↓ 一方、後手(赤)の取得人物。影響力は、平氏1、源氏2、後白河0。

つまり、このままでは源氏の17VPは後手のもの。ここで先手は3つの方針があります。

・御所で紀貫之を取り、次の手番で藤原頼長を取り、源氏の影響力を逆転させる

・御所で紀貫之を取り、次の手番師範アクションで「変身の術」タイルを取り、源氏の影響力を逆転させる

・写真上の源氏の屋敷を襲って、8VPの家紋を、後白河の家紋に変えてしまう。(これにより得点時、後白河のVPが増え、源氏のVPが減る)

屋敷の家紋を変えるには、武力または隠密で、品物の数だけ連続で数値カードを切ればよく、写真上の屋敷の場合、品物は4つあるので、4回連続切れればいいのです。ただし、途中で「この後、上級護衛が現れる」という予告が現れる場合があります。なので、勝ち目がないことも起こり得ます。その時は、上級護衛カードをめくる前に、それまで稼いだ品物を貰って逃げることを選べます。ただし、家紋は変えられません。これがきついので、どのプレイヤーも、場当たり的な襲撃は避けたいのです。

これが軽ゲー的でない理由です。めくったら上級護衛で、仕方なく即戦う、というわけではないのです。(それだとたしかに運ゲーになってしまいます)


連続でカードを切るためにカードの補充・強化をするのが、道場アクションです。これは、いわゆる、しゃがみですが、原則的に、公開されている好きな数値のカードを2枚取り、武力又は隠密の準備として力を貯めておきます。

また、師範アクションでは、ラウンドごとに1回使える忍術タイルを1枚手に入れることができます。写真右上は、特に人気のタイルです。(どんな数値カードでも6にする、0にする、途中で武力と隠密を切り替える、白い仮面マークを持つ人物の影響力を+1にする「変身の術」)

書き忘れましたが、人物カードを取る御所アクションでは、品物を献上するときに、その品物自体のVPが貰えるので、紀貫之であれば扇2個2×2=4VPですが、北条時政であれば、翡翠5+扇2×3=11VPとなります。

ただし、戦略としては、やはり、

■人物カードは、家紋で選び、チャンスと見れば一氏族に特化していく

■序盤は、無理して3連続クリアで家紋を変える必要はない(まだ、自分が人物カードを持っていないので、どの氏族に特化するか方針が立たないから)

■風評アクション(終了時セットコレクションVP)も、何を集めていいか方針が立たない。なので、最後の6、7ラウンドで行う。御所アクションと同様、支払った品物自体のVPも入るので、終了時までに品物は使い切りたい

■数値カードの3は、±1という特殊能力と兼用なので、3として使わず±1として使いたい

■得点計算時、実は、氏族の影響力が2位になったプレイヤーもボーナスとして風評カードがタダで1枚貰える。(屋敷の家紋の合計VPが小さい場合、1位プレイヤーが風評カードを選んでもいい)。これを利用して風評カードのセットコレクションの方針を立てる


とにかく、特化したくても特化できない、非常に悩ましい重ゲーです。或る氏族の人物カードに特化して集めたところで、屋敷の家紋を変えられては意味がありません。つまり、戦略が通用するのは、中盤から、ということになります。襲撃アクション→御所アクションという、全プレイヤー必須の見通しが立っているのに、戦略が立たないなんて、あまりにも面白すぎます!

この投稿に4名がナイス!しました
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つっちー
ドウメイシ
Bluebear
ぽっくり
荏原町将棋センター
荏原町将棋センター
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テーマ/フレーバー
プレイ感の評価
運・確率0
戦略・判断力3
交渉・立ち回り1
心理戦・ブラフ0
攻防・戦闘0
アート・外見1
作品データ
タイトル忍者刀
原題・英題表記Ninjato
参加人数2人~4人(60分前後)
対象年齢12歳から
発売時期2011年~
参考価格未登録
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