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  • 2人~4人
  • 5分前後
  • 7歳~
  • 2009年~

ペンタゴ マルチプレイヤーdrillさんのレビュー

248名
1名
0
6年以上前

【まえがき】
スウェーデンのメーカーMindtwister AB社が2005年に発売した2人プレイ用アブストラクトゲーム「Pentago」を、多人数プレイが可能なような改良したのがこの「マルチプレイヤーペンタゴ」です。こちらのゲームは2009年に発売されています。
ゲーム自体は運要素なし、非公開情報なしのアブストラクトとなっており、内容は日本人もよく知っている「五目並べ」です。多くの人は「ペンタゴ」は知らなくても「五目並べ」は遊んだことがあるのではないでしょうか?
しかし、ただの「五目並べ」だけでは目新しいところはありません。このゲームは「五目並べ」に「盤の回転」という要素を持たせることで、通常の「五目並べ」とは異なるプレイ感を与えることに成功しています。

【ルールの簡単な説明】
プレイヤーは選んだ色のディスクを20枚持ちます(表と裏で色が異なります)。ゲーム盤はディスクを置くマスが9 x 9 = 81マスありますが、3 x 3のマスごとにサブボードとして分かれています(つまりサブボードは全体で3 x 3 = 9枚あります)。

スタートプレイヤーから時計回りの順番で、ゲームを進めます。手番では、

  1. 自分のディスクをどこかの空いているマスに置く
  2. いずれかのサブボードを90度(どちらの方向でもよい)回転させる

を順番に行います。

これを繰り返して、自分のディスクを縦・横・斜めのいずれかに5個並べたプレイヤーが勝利します。

【感想】
ゲーム会に持ち込まれた方がいたので、3回ほど遊ばせてもらいました。

通常の五目並べだけでは今更遊ぶ気はしないのですが、これに「盤の回転」が加わることで全く異なるゲームのように感じました。
回転することで、それまで揃っていなかったディスクが揃ったり、もう少しで揃いそうなディスクの並びが分割されたりと通常の五目並べにはないダイナミックさを感じました。ゲームは簡単なようですが、非常に頭を使います。
普通に並べようとしても大概は邪魔されますので、盤を回転させることでうまく揃うようにディスクを並べていく必要があります。しかし、それは他のプレイヤーも同じで、このサブボードを回転させたいけれど、回転させると他のプレイヤーのディスクが揃ってしまう、だから回転できないというケースも多くあり、どのサブボードを回転させるのかというのも考えなければなりません。
盤面は広いようですが、ゲームが進むにつれて狭く感じられ、そして非常に息苦しい展開が続きます。しかし、プレイ時間は1回あたり10分程度(3人プレイで3回遊んで、4分、9分、7分でした)、繰り返し遊ぶことができる短さ、そして終わるとすぐに「もう1回!」と言いたくなります。

ただの「五目並べ」に毛が生えた程度だろう?と思いがちですが、一度遊べば考えが変わるかもしれません。

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Bob
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drill
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