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  • 3人~5人
  • 20分~30分
  • 10歳~
  • 2005年~

ルッカ・チッタSak_uvさんのレビュー

149名
1名
0
1年以上前

イタリアはルッカ市の建築家となって、街の皆に喜ばれる建物をたくさん建築しよう!(ただし適度な数でね。)というゲームです。

基本システムはセットコレクションのカードゲームとなります。毎ラウンドイニシアチブ順にプレイヤーの数だけ用意された表向きのカード(3枚組)の山から1つを選んでプレイする。これを規定ラウンド回繰り返すことになります。

では、どこが面白いのかって?このゲームにおいて、それぞれのカードは色(6色)と2つのパラメーター(窓と盾の印)を持っています。カードを場に出すことで「娯楽施設」を建築している扱いになります。
同色のカードを規定枚数並べると「娯楽施設」が完成し、その落成式を行うとその建物を構成するカードに書かれた窓の数の合計点だけ点数が入ります。また、落成式の際には他プレイヤーが持っている建築中の同色のカードや落成式前の「娯楽施設」に応じた得点が入ります。
なので、早期に完成してもあえて落成式を行わず他のプレイヤーがその色の建物を建築することを待っていてもいいのです(他のプレイヤーへの牽制になりますし、ゲーマーはそういうプレイが好き(なはず)ですから(笑))。

また、カードは建築に使わずに「壁」として裏向きにして埋めてゲーム終了時の得点にすることもできます。この時はカードの色は無関係になります。なので、建築しない色を定めて壁として埋める戦略も有効です。
この時、壁の得点は建築した娯楽施設の数×壁の枚数になります。全員がゲーム終了までに同じ枚数のカードを引くので、最高効率になるのはどの時か計算するのも楽しいです(よね?)。
ただし、壁を得点化するためには壁カード1枚に対し建築済の娯楽施設の「盾」が2つ必要になります。そしてこの縦の数が足りないとボーナス点は一切入りません(!)。
そして、それぞれのカードの「窓」(即時点数)と「盾」(ゲーム終了時得点を支える)は常に足して「3」になるように設定されています(数字をこねるのが楽しい皆さん、出番ですよ)。

また、この盾の数はイニシアチブにも影響します。建築中のカードに書かれた盾の数の合計が大きい人から先に行動できるので、目先の完成点を追って窓を優先するか、最後の壁の得点とイニシアチブ確保のために盾を優先するか。悩ましいところです。

最後にボーナス/ペナルティとして、完成している娯楽施設の一番トップのカードに書かれた数字が一番大きい人と一番小さい人は得点がもらえる/失うということがあります。なので、建築中に他人の状況を確認したりカードの並び順を気にすることも必要になってきます。

コンパクトなカードゲームでプレイ時間も短いのに考えることがたくさん詰まったこのゲーム、体験できる機会があれば是非遊んでみてくださいね。

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Sak_uv
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