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  • 3人~5人
  • 90分前後
  • 14歳~
  • 2014年~

クシディット王国記大石、コバヤシ、Rei Asano、Kさんのリプレイ日記(2017年3月4日)

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8年弱前

中野坂上ゲーム会。午後も6時を回って面子的なピークは過ぎ、残った4人でじっくり系のゲームを遊ぶ。


概要

中世ファンタジー的な世界の街をめぐって兵隊を募り、そこかしこで跋扈するモンスターを倒して名声を得るゲーム。特徴的なのは、砦(正式にはギルドと呼ぶらしい)とお金とハープ(これも正式名称は名声)、3種類の勝利点の中で最終的な勝利点として換算されるのは1種類だけなのだが、それ以外の2種でも点を稼がないと勝利の競い合いから脱落させられてしまうところ。それと、1ラウンドに行われる6回のアクションをラウンド開始時にあらかじめ決めておくところ。元々は商品を回収して適切な場所に運ぶ、配送的なゲームだったらしいが、グラフィックと設定を一新することで、より万人受けするゲームとなっている印象。勝利のためにはバランス良く勝利点を獲得していくことが求められる。


序盤

インストは1時間もかからなかったが、デカいボードに多めのコンポーネントと、かなり重量級の存在感だったので全9ラウンドのショートゲームで遊ぶことに決まる。


スタートはじゃんけんの結果Kさんから。以下Rei Asanoコバヤシ大石の順番で手番が移っていく。ちなみに得点の優先順位は砦→お金→ハープの順番だった。

ランダムのセットアップで初期の街はボードの左側上方に集中していた。モンスターは中央やや上に多かったが、簡単に倒せそうなのは二匹くらいしかおらず、配置も対極の場所だった。


必然スタート位置はボード左上の番号が若いところ付近に集中。1ラウンド目は皆プロットにかける時間も短く、どの街も人員と言う名の資源が豊富なので取りっぱぐれなしで徴兵を行えた。ただし、手番の早い人から徴兵を行っていくので、後から入ることが多かった大石コバヤシは最も序列の低い兵種である農民兵がいなくなった街から弓兵やら騎士やらを獲得することが出来た。


スタートプレイヤーが移って、2ラウンド目も各自のアクションは概ね徴兵が中心。が、スタート位置の違いからか、移動の方向性に早くも個性が出始める。

Kさん始め、1の街などボード左上のあたりからスタートした人は中央やや上方向のモンスター討伐を視野に入れているのか2ラウンド目の終点をその辺りにしていた。

大石はスタートがボード中央左の6の街だったので、そこから左上まで移動した後になる2ラウンド目は1の街から始まる。騎士一人で倒せる4のモンスターを狙うため、徴兵しつつ南下してぴったりそこで動きを止めた。あらかた皆が徴兵した後の街だったので農民兵こそ手に入らなかったものの、魔法使いと騎士に余裕が出来て大抵のやつなら2体分くらいは討伐出来る状態となる。


続いて3ラウンド目。大石は予定通り4のモンスターを討伐。同じ手番でRei Asanoが右上あたりの弓兵一人で倒せるモンスターを撃破し、新たなモンスターが各地に出現する。両者共に足切りは困ると砦を建て、もう一つの報酬はお金を選んだ。コバヤシは早速現れた新しいモンスターを倒しに向かい、Kさんは新しく出てきた街で徴兵。

そんな感じで3ラウンド目が終わったので、現状の兵力を握りこんで行うマジョリティ勝負が行われる。


農民兵は溜め込んでいたKさんと討伐に使わなかったRei Asanoが分け合い、弓兵はコバヤシ、Kさんあたりが獲得だかシェアだかだったと思う。騎士はRei Asanoコバヤシあたりがシェアして僧侶は所持者なし。魔法使いは大石Rei Asanoでシェアした。


中盤

4ラウンド目は大石のスタート。スタートプレイヤーの有利を生かして、大石は11のモンスターを倒しにいく。虎の子の魔法使いを消費してしまうが報酬は莫大なので迷わず撃破してお金とハープを選択。ボード中央の城っぽい箱にハープを入れる。その間にコバヤシRei Asanoの討伐が行われ、初期配置のモンスターはあらかた片付けられた。街もほとんど一新され、最初はさびしい感じだったボード右から下側に街やらモンスターやらが出てくる。


5、6ラウンド目と、大石は移動の道すがら手持ちの兵力で倒せるモンスターを倒しつつ街があればついでに徴兵。ボード右上から右下方向に移動してボード中央から下のモンスターを撃破していく。Kさんも似たようなルートで下方向に敵と街を求めて移動。

一方Rei Asanoコバヤシはボード中央より上のほうの余りや新しく出てきた街とモンスターを回っていく。しかしモンスターを片付けた数はコバヤシの方が多い模様だった。僧侶やら騎士やら、ちょうど討伐に必要な兵種がどうしても足りないらしく、Rei Asanoの討伐はあまり捗らない。

6ラウンド目終了後の握りこみは兵力持て余し気味のRei AsanoとKさんがほとんど獲得していた。コバヤシもいくつかタイだったが、徴兵しちゃあ即消費の大石はほとんど握りこみに参加する意味がない状態。討伐も砦と金を報酬の中心にしていたためハープによるマジョリティは少なかった。


終盤

7ラウンド目。Kさんと討伐目標が被ることを恐れた大石だったが、手持ちの兵種の都合か、特にぶつかることなくそれぞれ別のモンスターを討伐。この時点で砦のトップは大石コバヤシの8で、足切りはそれ以外の二人になるものと思われた。Rei AsanoとKさんの差は二つ分くらいしかないので両者討伐を急ぐ。


8ラウンド目は概ね最終ラウンドへ向けての補充と移動に費やされた。討伐が進む一方街の人員はプレイヤーの位置がばらけたため半端に余り、なかなか掃けることがない。モンスターの補充が滞れば場所を選ばずに討伐出来るタイタンが出現するかも知れない。そうなれば砦の順位が容易に変動する可能性もある。


最終9ラウンド。Kさんは6のモンスターを倒して砦4を打ち建てる。これに悲鳴を上げるRei Asano。このラウンドの最後にそこを討伐して砦の足切りを回避する予定だったらしい。しかし決めてしまった計画を変えることは出来ない。順番的に6アクション目で6の場所に到着する未来は変えられない。

しかし大石コバヤシが討伐を頑張ったためモンスターの補充が出来なくなり、タイタンが出現する。途中のアクションでタイタンを討伐して砦を建てればまだチャンスはあったが、残念ながら討伐自体は出来るもののどれを倒しても砦の数が足らない。劇的な逆転は起きず、各自が徴兵や移動などで最後のアクションをこなしてラウンドは終わる。

最後の握りこみは未だ兵力に余裕があるKさんと、タイタン戦を終えてもなお序列の高い兵種を残していたRei Asanoが多く獲得していた。もちろんこのタイミングで増えた砦はささやかなものだったが。


そんなわけで集計。

まず、砦の最下位はRei AsanoだったのでRei Asanoが脱落。

次に金の最下位はKさん。握りこみでちょくちょく得ていたが相対的に討伐の数が少なかったからだろう。

最後にハープの得点。序盤から積極的にハープをばら撒いていたコバヤシは同様のRei Asanoと競っていたため首位を逃した所もあったが、上方面のエリアからはほぼ点を得ていた。大石は下と左のライバルがいないエリア2、3から点を得ていたものの、公開されているエリアの点の合計では3点ほどの差で負けている。しかし、中央の箱に複数ハープを投入していたのは大石だけだった。一番点の多いエリアから6点が入り、最終的に、


大石13点

コバヤシ11点


で、大石の勝ち。


以下、個人的な感想とか

大石「インスト前に対象年齢14歳~の表記やコンポーネントのごちゃごちゃ感など見て、『あ、これやばいやつだ。ショートゲームでも2時間余裕、インスト込みで3時間以上コースのやつだ』と身構えていましたが、全然そんなことはなかったです。ゲーム的な処理は多少難しい部分もあるけどアクション自体はシンプルで分かりやすく、多分もう2、3歳年齢が若くても遊べるゲームだと思います。

5人でやっていろんな人と行きたいところややりたいことが被ったほうが面白いでしょうね。足切りのシステムがなかなか曲者で、最後まで緊張感を持って楽しめました」

メンバー勝利点勝者
大石
大石
13
コバヤシ
コバヤシ
11
Rei Asano
Rei Asano
Kさん
Kさん
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コバヤシ
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