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  • 2人~4人
  • 30分前後
  • 10歳~
  • 2008年~

ケルトマクベス大佐@Digブログさんのレビュー

611名
5名
0
4年以上前

これぞ王道ファミリーゲーム。クニツィアのドイツ年間ゲーム大賞受賞作!


【ざっくり解説】

 クニツィアのロストシティ亜種のゲーム。カードを使って5色の旅路を前進させていきます。0~10の数字の描かれたカードは降順か昇順に出していくことができます。例えば青の10を出した後に青の6を出すと、青の7~9は自分では使えなくなります。降順か昇順かはその色のカードを2枚出した段階で確定します。

 じゃあ、キレイに数字が並ぶように出していきたいよねと思います。ですが、ボード上の黒いマスに配置される特殊タイルが非常に強いので、本家にはないレースゲーム的要素が追加されております。

 コマはある程度進めないと出発点に居る方がマシな得点ルールになっており、低4マスは前進できる見込みがないと前進させないほうがいいのです。最終的にうまくコマに点を稼がせた人が勝利します。


【長所】

 簡単なルールでとても悩ましく、わかりやすいゲーム性です。手札が整うまでコマをスタート地点に置いておくなんてことはまずできません。見切り発進はほぼ絶対にさせられます。

 その中でどの範囲でカード番号を飛ばして出すのか?アイテムの取り合いをどこまで頑張るのか?手札の入れ替えをどこまでリスクをとってやるか?などシンプルな悩ましさが次々にプレイヤーを悩ませます。

 元々、悩みどころのわかりやすいクニツィアのドイツ年間ゲーム大賞受賞作です。その悩みどころの分かりやすさは、ボードゲーム界でもごく少数のレベルでしょう。圧倒的なわかりやすさです。


【短所】

 基本的にはカード運が強いです。できることは限られており、レイヤーにできるのはリスクをどうコントロールするか程度の範囲で、技術介入度はあまり高く感じません。

 アイテムのクローバー(コマ1マス前進)が連鎖すると、その人が圧倒的に有利になりやすい印象もあります。一色にクローバーが固まると大雑把なゲーム展開になることもあります。


【個人的な評価】

 わかりやすい悩ましさ、シンプルなルール。流石のゲーム大賞作品です。このゲームはまさにファミリゲーム、クニツィアゲーム、ドイツゲーム3つの観点から代表格を務めるにふさわしいゲームだと思います。

 ただ惜しむところがあるとすれば技術介入度の高い層に訴えるところが少ないところでしょう。そこだけは仕方のない欠点ですが、それを補って余りあるわかりやすい良さがあります。

 ちょっとゲームに慣れたぐらいの人に出すと良いと思います。一度は遊んでおきたい教科書的ゲームであり、通過点にふさわしいゲームだと思います。


 推定プレイ回数は10回ぐらいですね。気軽に遊べるゲームなのでちょこちょこ遊んでいくと思います。個人的には他の『ロストシティ』系はイマイチ合いませんでした。

 『ケルト』は『ロストシティ』をマルチプレイヤーゲームにし、レース要素を追加しています。個人的には『ロストシティ』系では一番面白いと思います。個人的には4人より、手番数が増える3人が楽しいと思います。

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