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  • 3人~4人
  • 20分前後
  • 10歳~
  • 2024年~

呪術廻戦 呪霊逃走 -渋谷事変-レモネードさんのレビュー

125名
3名
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2日前
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1人が五条悟となり他が呪霊となる

1VS多数の呪術廻戦のゲーム。

呪術廻戦、みんな好きなので、友人たちと4人でプレイしました。


特に漫画でもアニメでも個人的には一番好きな、

「渋谷事変」がテーマなので、だいぶ思い入れ強めです。

なので、純粋な感想じゃないかも。すいません。


さて、「渋谷事変」は呪霊たちが集団で渋谷の街を襲い、

五条たち呪術高専の者たちがそれに対処するくだりです。


呪術廻戦の世界観では、

五条悟とゆう呪術高専の先生が常に最強で描かれており、

ほとんどの呪霊たちは、ほぼ勝つことはできない

圧倒的パワーバランスの差があり、そこが面白いのですが、

このゲームは、それをまんまゲームに落とし込んでおりまして、


簡単に言うと、このゲームは

追いかける方が五条で、

逃げる方が呪霊の追いかけっこです。


基本的に、呪霊側は、

7ラウンド終了時まで2体以上逃げきれば勝ちとなり、

五条側はそれを阻止するか、

ボード上の人間が全ていなくなれば勝利となっております。


ルールは簡単で、

各自、そのラウンドで行うアクションを1つ決め、

そのアクションタイルを一斉に公開し、

五条の左隣から時計回りに、そのアクションを実行し、

最後に五条がアクションを行います。

(次のラウンドは、

今出したタイルだけは使用不可ってゆう制限があります)


呪霊側のアクションは、基本と術式の2つあり、

基本は主に隣のエリアに移動するかその場にとどまるかで、


術式アクションは使用するのに、呪力を消費しなくてはならず、

呪霊によって異なる効果を3つずつ持ってます。

 

ちなみに呪力は人間を食べることで得ることができ、

アクション実行後、

人間のいるマスにいれば食べるかどうか選択できます。


五条側もアクションは基本と術式があるのですが、

五条は呪力を消費することなく術式が使えます。

ちなみに基本は呪霊と同じ。


ルール説明をみんなにしてると、

友人の一人が、これって前にみんなで遊んだ

「勇者が一撃にやられた」ってゆうゲームに似てるやんってなり、

「たしかに!」と思って改めて調べてみたら、

ルールデザインに関わったデザイナーが同じみたいでした。

にゃるほど~。


てゆーか「勇者が一撃にやられた」のルールをカスタムして

渋谷事変をやってみようと最初に考えた人の発想力が

すごいなーと思うのです。

それくらいテーマとシステムがぴったりすぎ。


もちろん「勇者が一撃にやられた」と同じなのは、

全体的な構造だけで、

ゲームシステム自体は、

呪術廻戦の世界観にしっかりアレンジされていまして、


特に人間が全ていなくなれば五条側の勝ちとなり、

それはたとえ呪霊側が自分のパワーを得るために、

人間を食べたとしても変わらないなんてところは、

五条にとっても、

人間、個人個人の生死は特に気にしてないってゆう心情が

ちゃんと表現されてるし、


呪霊側は人間を食べて強力な技を使うことができるけど、

それは人間が減って敗北に近くなるとゆう事でもあるので、

強力な効果を使って切り抜けるのか、それとも単に逃げるのか、

システムにジレンマがガッチリ埋め込まれてて、

悩ましいハラハラ感をいただけます。


あと、呪霊のまひとの術式に、

人間を復活できる能力がある部分も、

原作で、まひとが五条の動きを封じるために、

地下鉄の上から人間をふらしたシーンの再現であったり、


至る所に原作リスペクトがあり、

(獄門彊のカウントの駒が夏油なとこもグッドん!)

原作の設定とゲームの面白さが、

まるで大喜利のうますぎる解答を見た時の感じくらい

パーフェクトに融合させられてて、

これは呪術廻戦にもゲームデザインにも

かなり精通してないとできないんじゃないかと。


今回のプレイでは、呪霊たちが優秀過ぎたのか、

五条が負けてしまい、封印されてしまいました。


五条は最強な分、

ちょっと心に余裕な部分があったのが、逆に敗因かも。

最初から全力でこられたら、どーなってたか。


僕は「じょうご」で、高速移動で場を掻き回したけど、

中盤、「100年後の荒野でまた会おう」の捨てセリフを残し、

サクっと祓われちゃいました。

最後に、まひとの術式でなんとか復活できましたが。


まひと役は、呪霊側が勝てるかどうかで結構重要なポジションで、

彼がいかに機転をきかせて、意表をついた振る舞いをするかで、

だいぶ、勝率は変わるように思えます。

つまり、より「まひと」っぽくなればえーねん。


とゆーことで、リプレイ性はそんなにだけど、

原作好きなら、一度は4人で遊んでみて欲しい

そんなゲームでした。

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