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  • 2人~5人
  • 20分前後
  • 10歳~
  • 2019年~

翡翠の商人都落ちさんのレビュー

260名
1名
0
5年弱前

プレイヤーは交易商人となって翡翠や金、香辛料、書物のカードを競り落とします。特徴的なのはカードの獲得方法がプレイヤー間における逆競り(安い方が勝ち)になっている点です。

各ラウンドでは山札からカードが8枚めくられ、プレイヤーはその中から何枚欲しいかを宣言します。一番少ない枚数を宣言した人が競りの勝者として宣言した枚数のカードを獲得することができ、余りは残ったプレイヤーで再度競りにかけます。これを7ラウンドおこない、すべてのカードを分配し終えたら、獲得したカードによって点数が決まります。

お目当てのカードを得るためには少ない枚数を宣言する必要があり、しかし、そうすると獲得できるカード枚数が限られてくる。この部分に駆け引きが出てきます。ここぞというときには0.5枚宣言(1枚取って1枚返す)のプレイングも”あり”です。

7ラウンドで山札をすべて使い切るため、どこかのラウンドで(ほぼ)間違いなく偏ったカードの出方になります。強いカードが出たラウンドで何枚を宣言するか。「あれが欲しい」「これも欲しい」「あれは渡したくない」……。本当に悩ましいです。また、そういったラウンドが来ることを見越して、次のラウンドで最初に宣言する権利を得るために今回のラウンドは捨てるといった選択も必要になってきます。

知人が持ってきたものをプレイして、あまりにもおもしろかったので直後にポチッと購入してしまいました。1戦も20分前後で短く、もう1戦、もう1戦とやりたくなる良い作品です。2~5人でプレイ可能となっていますが、カードを集める難易度と競りの厳しさの点でバランスが良くベストなのは4人かなと思います。

カードは手触りがよく、素敵なデザインになっています。少々もったいないとは感じますが、長く使えるようスリーブに入れています。カードは約63×88 mmなので、約64.5×91 mmのスリーブを使用していますが、そのままだと縦が長すぎて箱に入らないため、仕切りの上下をハサミで切って収納しています(写真)。本来は上下の内壁にも白い厚紙があります。参考まで。

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きむにぃ
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