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  • 3人~6人
  • 120分~180分
  • 14歳~
  • 2018年~
319名
6名
0
4年弱前

栄枯盛衰。文明を扱うゲームはいくつかありますが、ここでは技術の発展の要素は省いて、ただひたすら領土拡大の満ち干きの歴史を再現しています。

この新版は、旧版、そしてブリーフヒストリーオブザワールド(bhotw)を経て2018年にリメイクされました。いわゆる地政学マルチといわれる、大陸を舞台に陣取り戦争を繰り広げるゲームです。

プレイヤーはターンごとに異なる国を担当します。というか、ターンごとに新しい国が興って以前の国は廃れていきます。行う事は、カードを選び担当国を決める、ユニットを配置する(ここで配置先に相手ユニットがいる場合は戦闘となります)、得点計算する、の繰り返しです。

戦闘の処理は互いにダイスを振って出目を比べるというシンプルさです。通常攻撃側が2個、防御側が1個振るため攻撃側が有利です。そのため、各地域ではオセロの様にめまぐるしく支配者が変わりますが、勝利点は各プレイヤーのターン終了時に加点されるので自ターンにどんどん領土拡大して点を稼ぐのが特徴的です。

一般的な陣取りゲームにある防御の概念は薄めで、先々のことを考慮しつつも、今取れる点を精一杯取っていく感じです。プレイヤー間のインタラクションの塊でありながら、ある意味サッパリとしたプレイ感でもあります。

旧版は1プレイ5-6時間を超える超長時間ゲームとして知られています。bhotw、新版ではマップの簡素化、運用ユニット数適正化やターン数変更により3時間強に抑えられています。バランス調整も加えられています。

とはいえ、元のシステムは古いゲームですので、なかなか最近ボードゲームを始めた方には魅力が伝わらないかと思われます。ルールが簡単なわりにプレイ時間がかかるのはダウンタイムの長さによるところなので、致し方のない部分でもあります。

2010年位以降はヴィンチやスモールワールドなど、より短時間で洗練されたゲームが発売されていますのでそちらもお勧めです。

ただ、このヒストリーオブザワールドでは歴史を体現する、という楽しみが根底にあることはこのゲームを選択する良い理由となるでしょう。


おまけに、旧版、bhotw、新版の違いについて、マニュアルを参考に記します。


bhtow

 4〜5時間かかる旧版の短縮版としてデザイン。7つの時代から6つの時代に圧縮、区域の数を削減し、各帝国の軍隊駒を同数にした。戦闘の際攻撃が失敗するたびにダイス目に+1の修正を加えるシステムを採用。カードの選択方法をドラフト式に変更。


新版

時代を更に5つに圧縮。隊商、攻城の概念の追加。イベントカードの刷新。チットが大部分プラ駒に変更。

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