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  • 3人~6人
  • 45分前後
  • 10歳~
  • 2016年~

ハコオンナpejio86、パイセン、女性A、女性Bのリプレイ日記(2018年2月25日)

635名 が参考
3名 がナイス
0
約6年前

ハコオンナはパイセン

私、女性A及びBが訪問者でプレイ開始



過去になくドラマ性の高いプレイだったため、物語調のリプレイとなっている箇所。エンディング後の私の勝手な妄想ストーリーが含まれます。

素人小説が苦手な方、ゲームとしての単調なリプレイ内容をご希望の方はこのリプレイをスルーすることを推奨します。

当方、途中から感情移入してしまいこのゲームの持つ物語の引力に取り憑かれてしまったのです。

それほどまでに、このゲームはすごい。


……


山奥の廃屋に肝試しにやってきた我々訪問者

屋敷内に入ってみると朽ちた玄関が開かなくなった。

閉じ込められた訪問者を暗い闇が包み、二階の奥の部屋から何かが這い出る音とこの世のものとは思えない叫び声を耳にしてしまった…。


という流れで遊戯開始。ハコオンナは二階に配置された赤い部屋で声をあげた。

一階は地下へ続く部屋と、隣のリビングからぐるりと玄関ホールまで迂回できるように配置。


私はスマートフォン、Aは推理法、Bはダウジングを所持。

探索を開始。

リビング方面にAB、地下方面に私が探索に向かうことにしたが、3手番目に物音を立ててしまう。


ハコオンナは叫び声をあげながら二階ホールまで数手番かけ移動。

しかし我々は有効な対処方法を見つけられないまま手記チップを発見してしまい、ハコオンナノチカラを次々解放してしまう。ハコオンナは叫びをあげながら移動し、一枚ハコオンナノチカラを手に入れたがそれを使う気配はなかった。

ハコオンナが一階に降りてくると同時に叫び声が止む。

同じ方向に向けたはずのチップが動いてる気がするから、地下の方に来てると思うとハコオンナにブラフをかけてみる。

ポーカーフェイスなパイセンだが、嘲笑の気配ををわずかに感じたため地下に移動しどんどん探索を進め、リビングを探索中の二人に警戒を呼びかける。

地下の捜索は順調に終わり、メリーさん人形を取得。これは死亡直前まで秘匿することとする。同時にお札を手に入れた。(セットされたハコオンナノチカラを捨て札にする)

ここで地下にいるうちにスマートフォンを使用。なんとハコオンナノチカラは「アナタノソバニ(同じ階層の好きな物陰に潜むことができる)」。手記が5枚に満たなかったため近くに潜みつつ、探索を待っていた様子。

叫び声をあげずに不気味に潜むハコオンナ。

おそらく狙いは推理法を持つA。

Bはその気配を察知し、警戒しながら二階の探索を開始。彼女の死亡時に聞いたが、リビングを捜索した際にAとBはガソリン、杭をそれぞれに分けて持ったらしい。そしてBが二階で鎖を取得したそうだ。しかし弱点は未だ不明。その間に手記チップを5枚以上にしてしまい、アナタノソバニ来てしまう事態となってしまった。

Aを守るためにお札を使用し、アナタノソバニを捨て札に。

これが悪手だった。

物陰に潜んだハコオンナを刺激してしまい、ハコオンナは叫び声を上げ始めてしまう。結果ハコオンナは新たなチカラを取得。

次のAの行動時に囁く声が聞こえる。

「ココヲ…アケテ…」

誘われるように西洋甲冑を覗き込んでしまうA。身体中から聞いたこともないような音を立てながらその鉄の檻に引きずり込まれたAは、その見た目変わり果てハコオンナに隷属するハコビトとなって我々に襲ってくることとなる。

(ココヲアケテは行動カットインで場所指定探索強制であったため、解決順序が分からなかったので、屋敷について知り尽くしたハコオンナの優位性を尊重し、消化器・討伐アイテムに優先して解決されることとして処理しました)


そのまま濁流に飲み込まれるような絶望の中、Bが同じくココヲアケテと囁かれ死亡。一階に残る生存者をめがけてハコオンナたちの足音がみるみる近づいてくる。

生存者は逃げ場を失いながら、周囲に目もくれず一階の一番奥、未だ誰も気味悪く近づかなかったトイレに逃げ込むことになった。

迫る足音の中、祈る思いで便器を覗き込むと…

何かを訴えるように大きく口を開いた少女の亡骸がその小さく冷たい便器に押し込められていた。

彼女に一体どのような悲劇が起こったのか、訪問者には見当もつかない。

ただその腐り落ちて虚穴となった瞳のあった場所に、確かに僕の持つ薄汚れた人形を見つめる視線を感じた。


気がつくと周囲の物音は止んでいた。

板が打ち付けられた窓からは黄金色の鎖のように朝日が差し込んでいた。

僕が置いたのだろうか。少女の傍には今にも朽ちそうな人形が寄り添っていた。

少女は口をつぐみ、僕の存在を認めるようにこちらを見据えていた。僕はそう感じた。


トイレの窓を蹴破り、外に出た。

朝日が眩しい。

僕は生きている。

二人はどうなったのだろう。

トイレで聞いた足音は確かに二人のものだった。

そのとき二階から何かを引きずる音が聞こえた。

「まだ終わってない…」

僕はそう呟き、もう一度玄関を開けた。

長文乱筆となりました。

供養により、訪問者勝利だったのですが、友人が二人も死んでハコビトになったんだから全然エンドじゃねえよ!という事でバッドエンド調に締めております。


この物語の後に、亡骸を死んだ訪問者のものとし、ブランクチップを彼女らの遺品のダウジングと推理本と扱い死亡場所に亡骸を再配置、遺品をゲームの空箱のどこかに配置することで

生き残った訪問者

新たなハコオンナ

として「ハコオンナ2」として続編プレイする予定。ゲームバランス?知らないよ!テストプレイなんてしてないもん!

メンバー勝利点勝者
pejio86
pejio86
パイセン
パイセン
女性A
女性A
女性B
女性B
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TRIGUN
tetsumani
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