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  • 2人~5人
  • 30分~60分
  • 8歳~
  • 2015年~

原始人の晩餐9割ぼっちさんのレビュー

112名
2名
0
2年以上前

他の人と合計数字が被らないようにしつつ、獲物を狩り勝利点を集めていくゲームです。

バッティングゲームなのでプレイ人数は多い方が楽しめると思います。


初期手札は全員決まっていて、「武器作りカード1枚」と「採集カード (緑数字1~4) の4枚」と「狩猟カード (赤数字1~4) の4枚」の合計9枚です。

場には4ラウンド用に分けられた4つの山札があり、ゲーム中は常に2枚の獲物カードが表になって置かれます。また、内容が同じ果物カード16枚と、狩猟カード (赤数字) のみの山札が分けられて置かれます。獲物カードには、狩るのに必要な狩猟ポイントと、食料にした時の食料ポイント、最後まで保存出来た場合の勝利点がそれぞれ書かれています。

手札の武器作りカードは使ってもすぐ手札に戻って来ます。捨てる事も出来ません。採集カード (緑数字) も各プレイヤー1~4の4枚しか存在せず、使った後はそれぞれ自分専用の捨て札になります。これはラウンド終了時に手札に戻ってきます。狩猟カード (赤数字) は使うと共通捨て札へと捨てます。狩猟カード山札には1~4のカードが複数枚と、一番強い5のカードが4枚だけ入っています。



各プレイヤーは手札から「武器作りカード1枚」か「採集カード2枚まで」か「狩猟カード2枚まで」のいずれかの選択肢で一斉に出します。

赤い数字の狩猟カードを出したプレイヤーは、他プレイヤーの赤合計値と被ってないかチェックします。合計値が同じプレイヤーは「獲物を前にして小競り合い」という形になり、その狩りには参加できません。合計値が被っていない人で一番高い人が2枚ある獲物カードのうち1枚を獲得できます。獲物カードには同じく赤い数字が書かれており、この数字以上を出している場合のみ獲得できます。2番手の人がいる場合、獲得できる数値なら獲得します。得たカードは自分の場に公開しておきます。3番手以降の人がいても、獲物は狩りつくされたので何もできません。結果に関わらず使用した狩猟カードは全て共通捨て札へ置きます。

緑の数字の採集カードもルールは同じで、合計値が被った人は何もできません。残った人で一番高い人が「果物カード2枚」を獲得します。2番手は1枚獲得、それ以降の人は何もできません。獲得した果物カードは自分の場に公開して置き、使用した採集カードは自分の場に捨て札として置きます。

武器作りカードは何人出していても関係なく、すぐに狩猟カードから2枚引いて手札へ加えます。手札上限は9枚なので、超過したら調整しそれぞれの捨て札へ捨てます。


以上を、1ラウンド目の獲物カード山札がなくなるまで続けて1日目の狩り終了となります。


その後、「晩餐フェイズ」となり、各プレイヤーは食料を消費しなければなりません。

必要な食糧は「ラウンド数」+この後増やせる「仲間の数」です。

果物は1枚1食糧で、使用した後は共通場札へ戻します。

狩った獲物カードは左下に肉マークと数字が書いてあり、このカードを食料として解体した場合の食料ポイントとして記載されています。解体する場合、そのカードは捨て札となり勝利点は得られなくなります。また、超過して食料ポイントを支払った場合もお釣りは返ってきません。

食料を支払えない場合、仲間がいれば足りない食料ポイント1つにつき、1枚を裏返します。このキャラは餓死してしまい、これ以降は効果発動も出来ず、このカードからの勝利点も獲得できません。仲間がいない時で食料が支払えない場合はペナルティはありません。

晩餐フェイズを終えた後、ラウンド毎に決められたボーナスカードの獲得条件を確認します。満たす人が1人なら獲得、それ以外なら誰も獲得出来ません。


最後に仲間を増やせるフェイズとなります。

プレイ人数分の仲間カードがランダムで場に並び、「一番最後に獲物カードを獲得した人」から時計回りに誰を仲間にするか、誰も仲間にしないか選択します。

仲間にする場合、「仲間にするのに必要な食料ポイント」が書かれているので、改めてその数値分の食料ポイントを支払って自分の場に置きます。

このフェイズは晩餐フェイズの後になるので、晩餐フェイズで超過分があったとしても計算には使えず、改めて求められた数値分を支払う必要があります。


全プレイヤーが選択して一周すると、最後に手札調整をして次フェイズとなります。

使用した採集カードを自分の捨て札から全て回収して手札に加えます。この時、9枚を超えるなら武器作りカード以外を捨てて調整します。

余った果物カードがある場合、このタイミングでだけ「1枚捨てて、狩猟カード1枚を引く」事が何度でも任意で出来ます。


全プレイヤー処理が終わると次ラウンドとなり、これを4ラウンド繰り返します。

勝利点は

「最後まで解体しなかった獲物カードに書かれた勝利点の合計」

+

「生き残った仲間カードの勝利点の合計」

+

「ラウンドボーナスの勝利点」

となり、一番合計値の高い人が勝ちです。



5人でプレイ出来ましたが、よっぽどバラけない限り誰かがバッティングするので、ゲーム展開が面白くなります。

仲間おもてなしフェイズは「一番最後に獲物カードを獲得した人から時計回り」なので、順当にいけば狩りフェイズ最後で2番手に獲得した人になります。そのため最後の狩りは少し重要度も上がります。

4ラウンド目は誰も仲間にしていなくても4食料払わないといけないので、果物だけで賄うには難易度が上がります。そのため、食料用としての獲物カードを決めておくのも戦略になります。

カードを一斉に公開する前、選んだカードを伏せて出してしまうと枚数が若干のヒントになってしまうので、出す直前まで手札に持っていた方がいい気がします。


見た目は小箱でカードは普通サイズの半分ですが、見た目よりプレイ時間は長めです。ゲームを始める前にこの辺りは説明しておいた方が無難だと思います。

ルール自体はササッと説明できればシンプルで分かりやすいので、初心者が含まれていてもプレイ出来そうです。

体感として2~4人のゲームが多い気がするので、5人まで出来てコンパクトサイズで軽ゲー過ぎない、いいゲームです。またいずれやりたいです。

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オデタ
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仙人
9割ぼっち
9割ぼっち
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