マイボードゲーム機能「持ってる」「興味あり」など知人に共有できるコレクション管理機能。人数別や時間別などの並び替えも。
ボードゲーム発見機能マイボードゲームの登録データを統計分析し、未経験かつ未所有のおすすめボードゲームを自動抽出します。
レビューや日記の機能投稿した記事が読まれるたびに、通販でお得に商品を購入できるボドクーポンをGET! ハードル低めです。
コミュニティ機能専用掲示板・ボードゲームリストの合体機能が便利!公開コミュニティ、秘密のコミュニティ、設定も豊富。
ボドゲカフェ情報自分の「興味あり」「お気に入り」に登録したボードゲームカフェが提供するゲームが一目でわかるように。
通販ショップ国内主要メーカーや同人ゲームなど様々な商品をご購入いただけます。会員登録しないで購入することもできます。
  • 1人~5人
  • 15分前後
  • 8歳~
  • 2022年~

フォクシー白州さんのレビュー

117名
1名
0
23日前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

6/10

2025年ドイツ年間ゲーム大賞推薦リスト作品。最近、ノミネートでも地味に多い記憶ゲー。

20枚のカードの山札があって、1枚ずつカードが公開される。

カードには、動物が描かれており、最低1匹、最高3匹の動物が描かれていて、全部で9種類(狐を入れれば10種類)の動物が登場する。

カードがめくられたら、その動物が今のカードも含めて、これまでに何匹でてきたかの合計を自分の個人ボードに書くだけ。

ゲーム終了時に答え合わせをして、ぴったり、もしくは、ぴったりよりも小さい数字であれば、その数字だけ得点、もし、オーバーしてしまった場合は0点になる。

ゲーム中、このゲームのパッケージにもなっている狐が必ず1回だけでてくるが、このときのみ、今までにでてきた動物の種類数を書く(狐はカウントしないので、MAX9)。

また、ゲーム中、1回だけ、数字に◯をつけることができ、答え合わせの際、ぴったりで正解すると得点が倍になる。

そんな感じで、合計得点が高い人が勝ちのゲーム。

記憶ゲーといえば、ゲーマーから嫌われるシステムの代名詞だが、その理由はやはり、ゲームシステム上、1人に焦点が当てられがちで、その人が記憶力が苦手だと、辱めをうけるような状態を生み出してしまうからだろう。

このゲームは、それを解消しており、まず、全員同時に自分の個人ボードに書くので、他の人に焦点を当てる機会が少ない。おまけに正解発表は最後で、みんな自分の個人ボードに夢中なので、記憶ゲーにありがちな「記憶力が弱い人をみんなで辱めてしまう局面」が起きづらい。まぁ、最後の得点発表によっては、でてしまうかもだけど、間違いなく、普通の記憶ゲーよりは薄まっている。

さらに、自信がなければ、小さめの数字を書くことで得点を稼ぐことができるので、この選択肢も良い。記憶ゲーといえば、正解か不正解かの2択になるものがほとんどの中、これは新しい。ノミネートされたのも頷ける。

そして、このゲーム、個人ボードは5枚しかないので、MAX5人プレイなのだが、個人ボードを印刷すれば、実質、プレイ人数に上限がない(カードが見えるようにする範囲はあるが、ルールブックには、スライドでやろうみたいなことも書いてあるw)ので、人数幅に縛りがないのも地味に素晴らしい。

ちなみに、公式でシートのダウンロードリンクも載っている。太っ腹だね!

とまぁ、面白さという観点で見ると、記憶ゲーなので、普通といえば普通なので、評価は5くらいなのだが、これまでに書いたような様々な配慮が素晴らしいので、評価+1としておく。

配慮されてるとはいえ、記憶ゲー嫌いな人が記憶ゲー好きになるわけではないが、人数幅の広さ、辱めの局面を最大限に減らしたという意味では、新しい記憶ゲーを開拓したといっても良い作品。

この投稿に1名がナイス!しました
ナイス!
びーている / btail
白州
白州
シェアする
  • 6興味あり
  • 12経験あり
  • 3お気に入り
  • 5持ってる
ログイン/会員登録でコメント
ログインする

白州さんの投稿

会員の新しい投稿