マイボードゲーム機能「持ってる」「興味あり」など知人に共有できるコレクション管理機能。人数別や時間別などの並び替えも。
ボードゲーム発見機能マイボードゲームの登録データを統計分析し、未経験かつ未所有のおすすめボードゲームを自動抽出します。
レビューや日記の機能投稿した記事が読まれるたびに、通販でお得に商品を購入できるボドクーポンをGET! ハードル低めです。
コミュニティ機能専用掲示板・ボードゲームリストの合体機能が便利!公開コミュニティ、秘密のコミュニティ、設定も豊富。
ボドゲカフェ情報自分の「興味あり」「お気に入り」に登録したボードゲームカフェが提供するゲームが一目でわかるように。
通販ショップ国内主要メーカーや同人ゲームなど様々な商品をご購入いただけます。会員登録しないで購入することもできます。
  • 3人~5人
  • 20分~30分
  • 8歳~
  • 2007年~

魚河岸物語ダイアンさんのレビュー

258名
2名
0
8ヶ月前

私を含め、このゲーム初見の4人で遊んだ感想です(個人の感想です)。

…このゲーム、初めてプレイする人にとっては落札タイミングの見極めがかなり難しいと思いました。

 ゲームでは競り落とした魚介が4種類を超えると4種類目以降の魚介の点数はすべてマイナス点になります。そのため、競売人がカードをめくっているのをみんなで見守っているうちに、どんどん魚介の種類が増えていき、「あれ?こんなにマイナスが増えたら買ったら損じゃないのか?」という風になってしまいました。その後もカードが捲られれば捲られるほどさらに種類が増えていくため、ますますマイナスを避けようとして誰もベルを鳴らさないという現象が起きました。

 この時のプレイでは全員が黙って見守る中、カードが12,3枚捲られてしまいました。いつまでも続く捲りをみて、全員が「ん?そろそろ誰かベルを鳴らさなきゃゲームが成り立たないんじゃないの?」という何とも気まずい雰囲気になりました。例えて言うなら、全員が「縄の動きをみているだけで縄跳びの中に入るタイミングを失った子ども」みたいになってしまいました。

「人は得る利益の大きさよりも、失う損失の大きさの方を気にして合理的な判断が出来なくなる」というプロスペクト理論(損失回避理論)が濃厚に出てしまったと思います。


実際にはこのゲームでは、多少の損失を覚悟で魚介類を多く仕入れたプレイヤーが勝つ仕組みになっています。なにしろ、お金を儲ける方法が「競り落とした魚介類を売る」しかないので、魚介類を競り落とせなければ絶対に勝てないのです。

ですから、このゲームで初めて遊ぶ人がいた場合、経験者が

・ 損失をおそれず、とにかく魚介をたくさん仕入れることが重要(競り落とした場合、ほとんどのケースでは損失より売った利益の方が大きくなる。)

・ そのうえでなるべく損失を抑えるようにすることを考える(箱の中身の交換をしながら)。

・ 競り価格が一定 →(つまり)なるべく多くのカードが捲られてから買った方が得 →(しかし)待っていると他のプレイヤーに先に競り落とされてしまう ←このジレンマを楽しむゲームであること

をあらかじめよく説明しておいた方がいいと思います。

 せっかくのユニークなゲームシステムなので「結局よくわからないゲームだった。」とならないようになってほしいと思います。

この投稿に2名がナイス!しました
ナイス!
びーている / btail
太陽皇子。
仙人
ダイアン
ダイアン
シェアする
  • 93興味あり
  • 209経験あり
  • 35お気に入り
  • 131持ってる
ログイン/会員登録でコメント
ログインする

ダイアンさんの投稿

会員の新しい投稿