- 2人~6人
- 45分~60分
- 14歳~
- 2017年~
エスノスBluebearさんのルール/インスト
6人までプレイできるという非常に貴重なエリア争奪戦ゲームです。
ただ、そのぶんいっぺんにルール説明をすると伝わらないことも多く、またこのゲームは手札の扱いや、点数の確保が独特なので、誤解のないように各自の手元で参照できるルールサマリーの必要性を感じ、作ってみました。
適当に参照して下さい。
ミスがあったらごめんなさい。
みんなが少しでもゲームしやすくなりますように。
目的
荒廃したエスノス大陸の6つの王国を再建する。
3つの時代にわたる支配を争い、最も栄誉点の高いプレイヤーが勝利する。
■1.準備
・部族デッキの山札から、各プレイヤーに手札1枚を配布。
・ボードわきに、《プレイヤー数×2枚》の部族カードを公開し、並べる。
・残りのデッキを極力2等分し、一方のデッキに3枚のドラゴンカードを混 ぜてシャッフルし下に置く。もう一方は単にシャッフルして上に重ねる。(ドラゴンカードは下半分にしかない状態とする。)
■2.プレイヤーアクション
・以下の2つのアクションからどちらかを実施する。
・1つの時代(ラウンド)が終了するまで、各プレイヤーはこのアクションを時計回りに繰り返す。
①部隊の雇用
・場に公開してある部族カードから任意のカードを1枚選んで、または部族デッキから1枚引いて、手札に加える。
・場のカードを獲得しても、場の補充はしない点に注意。
・手札の上限は10枚であり、それに達していたらこのアクションを選ぶことはできない。
・デッキから引いたカードが《ドラゴン》だったとき、以下のルールを適用する。
▶その時代の1枚目、2枚目であれば前兆なので効果なし。ボードわきにまとめておく。
▶そのときの雇用は無効となる。
▶もし3枚目を引いたら、ただちにその時代は終了。得点計算へ。(3枚目を引いたプレイヤーがドラゴンを持つ→次の時代の先頭プレイヤー決定に影響)
②部隊の進撃
・任意の枚数の部族カードを編成し、《部隊》として手元に公開する。
・《部隊》を編成するためには、「同一の部族カードのみ」か「すべて同色のカード」でなければならない。
・カードの1番上のカードが《隊長》となり(1枚ならそのまま隊長)、その色のエリアに進撃したことになる。
・《隊長》に特殊能力があれば使用して良い。(使用は任意)
・使用した《部隊》カードは、後からわかるように手元の場に残しておくこと(左から順に並べておくとよい)
・その時に使用した《部隊》の枚数が、指定エリアの自分のプレイヤーコマの数(0でもいい)を越えていれば、そのエリアの自分のプレイヤーコマを1枚追加できる。(0だったら1個目を置く)
・《部隊》として使用しなかった残りのカードは、すべて手から離れ公開の場札に加わることに注意。
■3.時代の終わりと得点計算
・獲得した栄誉点だけ、ボード外周の得点欄にコマを進めて表示すること。
【得点計算① エリア支配の栄誉点】
第Ⅰ時代…最多数のプレイヤーのみ、得点BOXの左のⅠの欄の得点を得る。
第Ⅱ時代…最多数のプレイヤーはⅡの欄の得点を、2位はⅠの欄の得点を得る。第Ⅲ時代…最多数はⅢの欄、2位はⅡの欄、3位はⅠの欄の得点を得る。
※同数の時の注意:得られる予定の点数の合計を人数で割る(端数切捨て)
※各得点BOXの点数は時代ごとに1度しか適用しない。
例:第Ⅱ時代に1位が2人いたら→ⅡとⅠの点数を合計して2人で割る。
→次に多いプレイヤー(3人目)の得点は無し
第Ⅲ時代に4人が同数なら→ⅢⅡⅠの得点を合計し、4人で割る
→次に多いプレイヤー(5人目)の得点は無し
【得点計算② 展開した部隊による得点】
自分の場にある、展開した各部隊の編成を確認し、その枚数による栄誉点を得る。
1枚の部隊…0点 4枚の部隊…6点
2枚の部隊…1点 5枚の部隊…10点
3枚の部隊…3点 6枚以上…15点
■4.時代更新とゲーム終了
・第Ⅲ時代が終了したらゲーム終了。
→最多栄誉点のプレイヤーが勝利し、エスノス大陸の覇権を握る。
→同数ならボード上に配置しているコマの総数が多いプレイヤーの勝利。
・第Ⅰ・Ⅱ時代が終了したら
→各部族カードは、すべて回収となり《手順1準備》に従って次の時代の準備をおこなう。
→ボード上のプレイヤーコマは全てそのまま継続とする。
→《マーフォーク》《オーク》のプレイヤーコマはそのまま継続する。
→《トロール》《ジャイアント》のトークンはボードわきに戻す。
→栄誉点の最も低いプレイヤーが新たな《先頭プレイヤー》となり、次の時代を開始する。
(もし最下点が複数いたら、前時代に3枚目のドラゴンを引いたプレイヤーから見て時計回りに優先権を持つ)
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