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  • 2人~4人
  • 60分前後
  • 12歳~
  • 2013年~

天空都市ヴィラコチャBluebearさんのレビュー

119
名に参考にされています
2019年12月10日 13時16分

スチームパンク世界を舞台に、大英帝国の女王の命を受けた財団チームが、南米ヴィラコチャ渓谷の遺跡を探索し、謎の遺物やエネルギー鉱石などを確保するために争奪戦を繰り広げるゲームです。

もともとはベルギーで発表されたものをアークライトから日本語版として発売したもので、その際にボックスアートが大きく変更され、カッコいいのは結構なんだけど、ちょっと少年漫画っぽいイメージになってしまい、かえってテーマが伝わらなくなってしまったかな、という印象です。

最近あまり話題にもならないようなので、久しぶりに引っ張り出してプレイしてみました。

特色をまとめてみると…

■ボードは、カタン風の六角タイル組み合わせ式!

固定されたボードというものはなく、サイズ的にもカタンを彷彿とさせる六角タイルを23枚組み合わせて『ヴィラコチャ渓谷』を作ります。1枚は、やられたコマを置いておく『機械の墓場』なので、残り22枚をランダムに配置しますので、プレイごとに様相は大きく変わり、これはなかなか良いデザインです。

ここに、兵器開発の際に重要になる《資源》を生み出す『ジャングル』、振れるダイスが1個増えてアクションの幅が広がる『村』、勝利条件にかかわる重要なエネルギー鉱石を得られる『ソムニウム鉱脈』、貴重な聖遺物が隠されている『遺跡』、などがあって、各財団の送り込んだ調査チームが互いに争奪戦を繰り広げるのです。(うん、この設定だけで私とかはワクワクするんですね。)

だから、この並び順と位置関係はとても大事なのです。

■変則的ダイス適用の派手なエリア争奪戦!

各手番にプレイヤーは一定数のダイスをガラガラ振ります(基本的に3個。条件を満たしていると増えます。)この出た目によって、どこのタイルに侵攻できるかが決まるシステムです。(これがこのゲームで一番独特でしょうね。)

それぞれのタイルには、これに対応した数字があらかじめ表記されていて、これに自分が降ったダイスの目を『好きなように』組み合わせて侵攻場所を決定するのです。

もし『6』とか『10』とか数字が書いてあったら、これはいくつかのダイスの組み合わせで合計数を当てはめます。また他にもダイスの絵が描いてあるものがあり、例えば①①だったら必ず①の目のダイスを指定で2個消費できなければなりません。他にも⑤⑤とか、②③④とかがあって、組み合わせ条件が難しいものもあったりします。

すでにタイル上に配置されているコマは、どこからでもこの対象タイルに侵攻できますが、手元から新たなコマを置くときは、すでに自分が支配しているタイルに隣接するものでなくてはなりません。

おかげで、必ずしも特定の相手、特定のタイルを攻撃できるとは限らず、ダイス目の組み合わせを考えながら、侵攻のタイミングを慎重に測ります。

このダイス目の組み合わせパターンが色々あって、これをあれこれ考えるのがけっこう難しく、この変則ルールにかなり頭を使います。(ターンエンドを告げた後で、ああ!しまった!となることもしばしば。)

ダイス目の組み合わせによっては、一気に複数のタイルを占拠できたりするので、ダイナミックな展開に悲鳴が起こることもあり、なかなか盛り上がるところです。

また、『7』とか『1』~『6』とかは、攻めやすいのですが、それは裏を返せば攻められやすいという事でもあるので、よく考えて配置しないとあっというまに総崩れになりかねません。(このへんが戦略的に難しいゲームです。)

■3つの勝利条件のどれを満たしてもいいので、多彩な戦略が可能!

勝利条件は3つあって、そのどれを達成しても良く、誰かがこれを達成した時点で終了なので、けっこう柔軟な作戦展開が要求されます。

  1. 「探検隊」コマを『遺跡』タイルに送り込むことができれば、伝説の『聖遺物』を手に入れることができます。これを4つすべて確保できれば、ヴィラコチャの秘宝を入手できたとして勝利。

  2. 「鉱脈」から得られる貴重なソムニウム鉱石を一定数(4人プレイなら7個)集めて、女王に献上できれば勝利。

  3. 資源を消費して得られる特殊な効果を持つスペシャルカード《メカカード》を一定のポイント集めることができれば、その技術で究極兵器リヴァイアサンが完成して勝利。

…となっています。

もちろんどれも簡単ではなく、聖遺物は4つでいいものの、「探検隊」コマが必須で、逆に狙っているのが見え見えで簡単に妨害されるし、ソムニウム鉱石を集めるためには「ドリルマシン」コマが必要だし、これも妨害されやすい。資源コマは比較的簡単に手に入るし、メカカードを購入すれば特殊効果が使えたりして便利な反面、簡単に場所を攻められやすい。

相手が何を狙っているかをよく見定めて、相手の妨害にいくべきか、とりあえずダイスを増やせる村を押さえるべきか、相手に先んじてソムニウム鉱脈を押さえるべきか、資源確保を優先するか、悩みどころはとっても多いです。


他にも、『飛空船』を使わないと山岳タイルに入れなかったり、ソムニウム鉱脈を消費すれば一時的にダイスを増やすことができたり、資源を消費すると、ダイス目を±1することができたり、ベースキャンプを攻撃すると聖遺物やソムニウム鉱石を奪い取ることができたり、上記の基本ルールの他に考えなければならないポイントはかなり多めな印象。

なので、不慣れなプレイヤーがいる場合には、ルールのインストだけでなく、必ず戦略上のポイントをしっかり説明しておかないと、あっというまにカモにされてしまいます。(ここ注意です!)


必然的に、直接攻撃どうしのたたき合いになりやすいので、互いにある程度力をつけてくると、相手の拠点を一気に攻め落としたり、聖遺物やソムニウム鉱石を奪い合ったり、といった展開になるので、

「うおおお、やりやがったな。仕返しじゃー!」

「いやー、なんでこっちに来るのよ!」

「悪い!その遺物もらった。笑」

「あー、間に合わなかったぁぁ!」

「あー、やっぱり取られちゃった~♪」

という展開で、思いっきり気楽にバタバタとドツキ合いを楽しめますよ。(その分最後にちょっと間延びする印象もありますが、まあご愛嬌…。)


もちろん我々のグループはみんな直接攻撃が大好き。(たぶん私の影響です)

相手が攻められないゲームだと、どうも単調すぎて盛り上がりに欠ける印象なんですよね。(せめてきっちり妨害くらいできないとねえ♪)

やっぱり多人数で勝負するゲームなのですから、どうやって相手を攻め落とすかを考えないとつまらないじゃないですか(笑)。ルールで禁止したり制限したりするゲームが最近多くて、寂しい限りです。(ソロプレイがやりたいわけじゃないんだから…苦笑)

大人同士が、ちゃんとタイミングを見計らって、互いに納得して、程度やバランスを考えて戦っている分には何の問題も起きないのですが…、今はやっぱり感情的になったり、変に人間関係をこじらせたりする人が多いのかなあ…と、ボードゲームが普及してきた今だからこそ心配してしまう今日このごろなのでした。(すみません、余談でしたね。)

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戦略・判断力1
交渉・立ち回り1
心理戦・ブラフ1
攻防・戦闘1
アート・外見0
作品データ
タイトル天空都市ヴィラコチャ
原題・英題表記Wiraqocha
参加人数2人~4人(60分前後)
対象年齢12歳から
発売時期2013年~
参考価格未登録
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