マイボードゲーム機能「持ってる」「興味あり」など知人に共有できるコレクション管理機能。人数別や時間別などの並び替えも。
ボードゲーム発見機能マイボードゲームの登録データを統計分析し、未経験かつ未所有のおすすめボードゲームを自動抽出します。
レビューや日記の機能投稿した記事が読まれるたびに、通販でお得に商品を購入できるボドクーポンをGET! ハードル低めです。
コミュニティ機能専用掲示板・ボードゲームリストの合体機能が便利!公開コミュニティ、秘密のコミュニティ、設定も豊富。
ボドゲカフェ情報自分の「興味あり」「お気に入り」に登録したボードゲームカフェが提供するゲームが一目でわかるように。
通販ショップ国内主要メーカーや同人ゲームなど様々な商品をご購入いただけます。会員登録しないで購入することもできます。
  • 1人~100人
  • 20分~40分
  • 8歳~
  • 2023年~

ウェイポイントじむやさんのレビュー

104名
3名
0
1年以上前

PNP形式で紙ペンゲームを販売されているpostmark gamesさんのゲームになります。

(他ゲーム:VOYAGES、aquamarine)

本作は最近Kickstarterで無事成功したばかりで、おそらくそのうち公式でも販売されると思われます。

テーマとゲーム性がいい感じにまとまったゲームでしたのでレビューします。

※自力和訳なのでふんわり見てもらえるとありがたいです。下の画像はBGGから。

概 要

プレイヤーはハイカーになってキャンプ場から出発して4日間の行程を楽しみます。

行く先々で動物を見たり水源で水筒に水を補充したり、山に登ったり展望台で景色を楽しんだりします。

たくさんのポイントを訪れることで、最終的な得点が増加しますし、1日の終わりに日記をつけ(ラウンド終了)、その日訪れたポイント等によりラウンド毎の得点が加算されます。

4日の全行程終了時に最もポイントを得た人が勝利です。


ゲームについて

ゲームシート1枚とペン、6面ダイスが1つあればOKです。

現在シートはマップ1「WHISTLING WATER NATIONAL PARK」とマップ2の「BURNING ROCK CANYON」が公開されています。各シートごとでルールの変更がありますので、ひとまずマップ1を引用します。

手順としては

①ダイスを振り、出た目に対応するマップ内の1~6が振られたキャンプ場のどれかをスタート地点にする。
【例:2が出たならここから。シート内に6つのキャンプ場が点在します】

②鉛筆等(あれば4面ダイスのがいいかも)を転がし、シート4隅にある1~4=a~dのどれかを決定し、対応した「そのゲームの目標」を決定する。(水辺を通るごとに〇点とか橋を渡るごとに〇点とかそういった感じ)
【例:aだったので、水辺を通るごとに2ポイント。全部通過すれば+10ポイントという目標。他に森林やエリア、橋の通過数が目標になります】

③ダイスを振り、出た目で各ラウンドのバー(4辺に記載)を時計回りに進み、到達した天気に〇をつける。天気とセットで数字が書いてあるので、それが移動ポイントになる。
【例:ラウンド1で目が1だったら1マス進んで雨(2)に〇をつけます】

④移動する。このとき、等高線やエリアを分けるグリッド線をまたぐと1ポイント消費し、かつ数値内で別のポイントに到達しなければならない。できない場合は「休む」という選択となり、移動をせず「水筒」を1つ得る。※水筒:1つ消費することで1移動ポイント追加。
ポイントに到達したとき、チェック欄の該当の〇枠を左から選択し〇をつける。この時得点があれば最終的な得点計算で加算される。アイテムだった場合は使うことで様々な効果が得られる。
【等高線を2つ超えて400mの山に到達。チェックシートに〇をつけますが、山の場合は一番左の数字をそのまま記載します】 

⑤バーの最後に到達若しくはまたぐ場合はラウンド終了。日記をつける。※日記:ラウンド毎に得点条件があり、それを満たした数で加点。
【例:1ラウンドで訪れたポイントの種類ごとに1ポイントなど。キャンプ場で1日を終えた場合は得点が倍に。各ラウンドで条件が違います】

⑥4ラウンド終了時点で最終得点計算。

という流れです。


訪れるポイント

野生動物:熊・ウサギ・野鳥の3種があります。それぞれ訪れるごとに得点または「カヤック」「コート」「グライダー」を獲得することがあります。カヤックはグリッド等をいくつか無視して川を渡り移動でき、コートは悪天候(雨や雪で移動ポイントが少ない)時に使うと移動ポイント加算、グライダーは山の上から別のポイントに直線移動可能というアイテム。


山:等高線が多いので登山・下山共に移動ポイントを多く使う。その分標高に応じたポイントが加算される。

展望台(双眼鏡マーク):写真撮影ポイント。使うことで近隣の未通過ポイントをチェックできる。

ギア(方位磁石マーク):バックパック(野生動物で得られるアイテム3種好きなのに変換)を1つ得る。4つ目・5つ目は得点が入る。

トリガー(△に点のマーク):マップ4隅と中心の計5か所にあるポイント。訪れるごとに高いポイント(Max35点)。


ポイントではないけど通過したいところ

水辺:水筒に水を1つ補充できます。

森林:野生動物のトラックに1つ〇をつけることができます。


感 想

ハイキングがテーマということで、移動も天候トラックで管理、訪れるポイントも等高線ごとで消費する等ゲームとテーマが綺麗にかみ合っていて素晴らしいです。

マップのクオリティも高く、終了時のシートはオリエンテーリングの後みたいです。

私はシート面をラミネートしていますが、両面印刷して2つ折りできるよう外表紙もデザインされてます。

※ラミネートより印刷して鉛筆で記入した方が雰囲気でそう。

ルールも簡単ですがルート選択は悩ましく、目標やスタート地点も毎回変わり、移動もダイス目でランダムですが休んだりして得られる水筒で調整可能ということで、リプレイ性は高いと思います。

多人数でもプレイできますが、特に他プレイヤーへの干渉もないし、BGG的にもBESTは1人プレイということで、実質ソロ用かな。

気になった方はKickstarterの該当ページやpostmark gamesの公式、BGGなんかもチェックしてみてください。

【ちょっと汚いけどゲーム終了後のシートはこんな感じになります。毎回違うルートの地図ができますよ】

この投稿に3名がナイス!しました
ナイス!
リーゼンドルフ
さとうまサトシ⊿
びーている / btail
じむや
じむや
シェアする
  • 6興味あり
  • 3経験あり
  • 3お気に入り
  • 7持ってる
ログイン/会員登録でコメント
ログインする

じむやさんの投稿

会員の新しい投稿