双子の王子ぽっくり、ままのリプレイ日記(2016年10月06日)

参加者 2人
2016年10月06日

66
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投稿日:2016年10月07日 03時00分

始まりはジレンマ、途中もジレンマ、そして最後までジレンマが続く綺麗なカードゲームです。

東京ボードゲームコレクションで試遊卓で遊んだ後、夫婦共にどうしても欲しくなったので一度会場に戻り、購入してきました。

試遊卓では時間の都合で4ラウンドまででしたが、ようやく6ラウンドでプレイすることができました。絵が綺麗な作品なので写真多めな感じでいきます。インストも兼ねつつ。

セットアップ

1:山札

30枚と11枚に分ける。30枚が山札となり、残りの11枚は箱の上に置いておく。
※この11枚は魔人カードを引いた人が後で使う。1ラウンドでメイン山札を5枚消費して、計6ラウンド=30枚がなくなったら終わる。

2:エリアカード

6枚をシャッフルして、テーブルの中央に、横向き・横並びに置く。

3:コマ配置

白と紫のコマをエリアカードの両端に配置。

セットアップはこれだけ。非常に楽チン。(こんなに楽チンなのに、こんなにジレンマたっぷりゲームはなかなか無いんじゃないだろうか)

スタートプレイヤー

年齢が高い方がスタートプレイヤー、ということだったけど、ちょうどいいシャレオツなカードが入ってるのでこれをママに引いてもらう。

というわけで先手はしゅうままママとなる。最初の先手がセットアップ時に置いた白いコマを担当する。

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第1ラウンド

30枚積まれた山札から、手番プレイヤーが影響力カード5枚を場に公開する。そんで続けて任意の枚数に分ける。最初はしゅうままママがこんな感じ↓に分けた。

分けられた影響力カードがそれぞれ4枚になるように、絨毯カードを補充する。上の分け方だと、左の2枚の方に2枚、右の3枚の方に1枚。でそれぞれが計4枚にする。
(ちなみに絨毯カードは相手のコマを動かしたり、自分のコマを動かしたりすることができる。使い方は後述。)

↑絨毯を補充してこんな感じになった。分けた人ではない方が、どっちを自分の手札にするか選択できるという珍しいシステムだ。これもドラフトっていうのかな?

というわけでぽっくりとーちゃんは右を選び、ママは余った左を手札にする。
なお、自分のカードはお互い見えるように置く必要がある。つい癖で相手に見えないように持ってしまう。終始「置いて!」と声を掛け合いながら進めた。

第1ラウンド結果

こんな感じでそれぞれの影響力カードを配置し終わる。配置ルールは、手持ちのカードの上部の隅に書かれたアルファベット(A,B,C)か、ツボ・剣・ダイヤのマークに配置することができる。なので↑の写真の一番左下のカードは、一番左のツボエリアか、赤のエリア(C)のどちらかに置くことができる。

こんな感じでこれを6ラウンド繰り返す。ラウンドごとの得点計算はない。

6ラウンド終了時に得点計算を行う。それぞれカードの上に書かれた月シンボルの数が多い方が、そのエリアカードを獲得できるという、シンプルなエリアマジョリティのゲームだ。

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第2ラウンド

次はぽっくりとーちゃんがカードを分ける。うむ・・魔人カードが出たぞ。

こんな感じの分け方をしてみた。早速ジレンマが出てくる。自分に都合が良いカードを片方に寄せてしまうことはできるのだが、選択権は分ける人ではなく、見てる相手プレイヤーにある。

なので自分の欲しいカードが相手に全部持ってかれるとたまったもんではないので、自らジレンマのある分け方をしなければいけない。この見えてるカードは自分で配分できるのに、欲しいカードを分散させなければいけない感じ。

自分のジレンマは相手のジレンマでもある。その一歩奥側の戦略を考えることが、このゲームの楽しみどころ(入り口)なのではなかろうか?!

と評論家っぽいことを言ってみるものの「うおお!魔人出た!初めての魔人は俺のものおぉ!」と内心興奮してただけなのは、まだ妻には言っておりません。

ということで、ママは第1ラウンドで配置した影響力カードがとーちゃんより1枚少なかったので、ママは影響力カード3枚の方を選択すると予想。魔人に必死なとーちゃんは、2枚の方に魔人を編入させることにする。

そして、ここは仕掛けた通りの展開に。ママは左側を選択し、とーちゃんは余った右側の魔人入りの方を回収する。よっしゃーー魔人ゲットォォ!

こいつは何ができるかというと、

  1. 最初のセットアップで横に分けておいた11枚に対して、無作為に引いた1枚を即プレイできる。
  2. またはその11枚の中身を全部見ることができる(欠けカードが何かを知ることができる)
  3. または相手のコマもしくは自分のコマを好きな位置に動かすことができる。


このどれかを任意で選択する。カウンティングどころか何のカードが何枚入ってて、それぞれどれくらい強力なのかよくわかってないので2は見送り。コマの移動もイマイチまだその価値が分かってないので見送り。

結局、とりあえず1の未知なるカードをプレイしてみよう。と、戦略もクソもない運カードとして消化する(笑) まぁ良い、魔人の初めてとーちゃんが奪った。ウホッ

第2ラウンド結果

というわけでこんな感じに影響力カードが設置された。初見でとりあえず分散してみるというのは、得ることよりも失わないことが重要という人間の性なのだろうか。

そういえばそういう感じの心理テストで、そういう結果が出たとか何かのニュース?に書いてあったな。まぁ話もそれてしまうのでいいか…。

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第3ラウンド

次はママが影響力カードを分ける番。

こんな感じに分けられた。とーちゃんは青のエリアカードを強化しておきたかったので左側を選択し、ママは余った右側を回収する。

このラウンドで初めて★シンボルが出る。こいつはちょっと特殊(絨毯でコマを移動する・させる理由)で、月シンボルの数勝負と同じように、星シンボルの数勝負も起きる、2面性のあるエリアマジョリティなのだ。

星シンボルでマジョリティを取れると、得点計算時に「そこに置かれてる相手のカードを★1個につき2枚=2点を取れる」という感じ。ちょっとしょっぱい気もするが、相手の月シンボルを置かれまくったところに2枚・3枚と★を置くと、エリアカードよりも得点を稼げる場合がありそうだ。

第3ラウンド結果 

こんな感じになった。ダメおしで青のエリアカードの権利を確定させつつ、移動して★シンボルを黒のエリアカードに配置しに行こうと思ったら、移動後に青のエリアカードに戻されてしまう。

★シンボルは「自分のコマがあるところに置く」というルールなので、ママが青に影響力カードを置かない限り、このとーちゃんの★カードは活きない。うーむやられた。振り返れば、今回の配牌時点でこの展開は予想できていたんではなかろうか。

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第4ラウンド

次はとーちゃんがカードを分ける番。

こんな感じ。月のシンボル2個が書かれたカードはダブルシンボルカードという。見たままの通り月2個分として数える。強い。なお、★にはダブルはない。

青のエリアマジョリティはとーちゃんが勝ち確定しつつあるので、ママは選ばない(コマ移動した方が全然マシ!)と踏んで青のダブルシンボルカードと魔人をセットにしてみる。

まぁ、とーちゃんにとっても青のエリアマジョリティに影響力カードを追加したところであまり意味がないんだけど、良いのと悪いのを混ぜなければいけないというジレンマはこういう形でも現れる。ぐぬぬ…。

ママは右側を選択し、とーちゃんは余った左側を回収。

第4ラウンド結果

青がこんなことになってしまったw 第3ラウンドと同様に、★シンボルを散らしに行こうと思ってコマ移動してみたら、その青のエリアカードに戻されるという流れになってしまった。

自分のコマは2マス移動させれるけど、相手のコマを移動させるのは1マスのみ、というのをもっと効率的に使う必要がある。ということを、身をもって体験した。

ちなみにシンボルの位置に「×2」と書いてある王様・女王様のカードを配置したところは、自分の月と星の数字を2倍にできる。超強力な特殊カードなのだ。

ただしこれを置いてしまうと、自分の追加の影響力カードは置くことができなくなる。しょぼいところで2倍にしてしまうと、相手に置かれまくられたとしても指をくわえて見ているしかになる。これは序盤でたら、相手に追加カードを置かせないために2枚とも引き渡してしまうという戦略もあるんではなかろうか。

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第5ラウンド

ママがカードをわける番

急にダブルシンボルが3つも出てきた。こうするとこのリスク、ああするとあのリスク、みたいなジレンマでモジモジすること3分。

くどいようですが、リターン優先で組み合わせすると、リスクも大きくなるんですよね。ダブルシンボル3つも出てるので、なおさらムズムズモヤモヤ。塾考の末、この配牌に決めたようです。

とーちゃんは右側を選択し、ママは余った左側を回収。

第5ラウンド結果

こんな形になる。お互いのコマが左端によっていく。あそこらへんで最終決戦になるようだ。

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第6ラウンド(最終)

とーちゃんが分ける番

最後はこんな感じに分けてみた。青はすでにとーちゃんの勝ち確なので、ママは右を選ぶだろと思ってたら左を選んだ。ナンテコッタ。というわけで、とーちゃんは余った右側を回収する。

第6ラウンド(最終結果)

(横写真になってしまったので後日直しておきます)

左端のツボのエリアに2人のコマを残し、ゲームは終了。

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得点計算方法おさらい

月でエリアマジョリティをとると、エリアカード(4点)をゲット。
星でエリアマジョリティをとると、星1つにつき相手のカードを2枚(2点)ゲット。星2つで勝った場合、取れるのが3枚の場合は3点になる。

ちなみに月で同数だった場合、コマが置いている人が得点権を得ることができる。同数で2人ともコマを置いてない場合は、2人とも得点が得られない。

この同点時のコマルールは、月と星で同じ。(ただし、月と星はそれぞれ集計する。星は2:2、月は3:1、コマ両方無し、という場合は、月の3:1のみ集計される)

ということで

ぽっくりエリア:12点 影響力:2点

しゅうままエリア:12点 影響力:5点

という結果となり、ママの勝ちとなった。

初めての6ラウンドプレイではあったものの、うずうずムズムズ感をしっかり味わうことができた。影響力カードの配牌で1:4に分けてみる(影響力1+絨毯3)みたいなこともできるけど、今回はやる機会がなかった。

機械的にプレイしたら3、4分くらいで終わりそうだけど、ジレンマでうーん、こうじゃない、ああじゃない、って悩む要素がたっぷりで、結局40分くらいかかった。ここまでシンプルなゲームシステムで、こんなに濃密になれるってのはかなり良作なんじゃないかと思う。

ボドコレ会場出たあと、会場に戻ってまで買ってよかった。また遊んでみよう。

勝敗結果まとめ

勝敗プレイヤー名最終得点
ぽっくり14点
勝ち
まま17点
  • 興味ある(10人)
  • 経験あり(11人)
  • お気に入り(0人)
  • 持ってる(16人)
作品データ
タイトル双子の王子
原題・英題表記Twin Princes
参加人数2人用(30分~4分)
対象年齢6歳から
発売時期2015年~
参考価格未登録
ゲーム属性の評価ログインで評価可能
運・確率0
戦略・判断力3
交渉・立ち回り1
心理戦・ブラフ2
攻防・戦闘1
アート・外見1
クレジット
生まれた国日本のボードゲーム
ゲームデザインsirou
アーティストママダ・ユースケ
メーカー/販売SiroupGames

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