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  • 2人用
  • 120分~140分
  • 12歳~
  • 1979年~

ロビンフッドの伝説Chacoさんのレビュー

17名
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約1時間前

1979年にOSG社がジップロック入りミニゲームとして出版した『The Legend of Robin Hood』は1982年にル-ルの明確化を行っただけのミニボックス版がAvalon Hill社から出版されました。

エリア制の小さなマップに登場するのは、略奪されるだけの旅人達を除くと、ロビン・フッド率いるメリーメン側が指揮官9駒+部下8駒で、ジョン王子配下のシェリフ側が指揮官4駒と部下12駒。これだけでも十分にミニゲームと解ってもらえますが、シェリフ側のユニットは指揮官1駒と部下7駒が増援扱いで、最悪20ターンにならないと、ジョン王子と部下3駒が登場しません。しかも、ギズボーン城に初期配置される指揮官と部下1駒ずつは、他の駒が呼びに行くまで行動できないので、第1ターンから移動出来るシェリフ側ユニットは、指揮官2駒と部下4駒しかいないのです(メリーメン側と違い、部下単独で移動可能)。

このゲームの戦闘フェイズは、弓矢による遠距離攻撃を解決してから、剣による白兵戦に移りますが、指揮官が遠距離攻撃に参加することはありません(ロビン・フッドが指揮官とした参加していれば、有利な修正が適用されます)。ところが、メリーメン側の部下8駒が全て遠距離攻撃を実行出来るのに対して、シェリフ側で遠距離攻撃が可能なキングズ・フオレスターは僅か3駒しかなく、2個目が第6ターンの増援で、3個目はジョン王子と一緒に登場します。

しかしながら、メリーメン側も問題山積みです。部下は移動フェイズ開始時点で指揮官とスタックしていなければ移動出来ません。9人も居る指揮官の内2人は戦闘力と指揮能力が無く、ゲーム終盤に登場するリチャード王は最強の指揮官ですが、ゲームの終了条件を満たすための駒であり、その指揮能力が役に立つことは無いでしょう。

結局、6人の指揮官で闘う必要のあるメリーメンですが、6人全員の指揮能力を足しても9駒分にしかなりません。ゲーム開始時点で唯一の指揮官であるロビン・フッドは、マップ上を走り回って、仲間を説得しなければなりませんが、リトル・ジョン、ウィル・スカーレット、タック修道士の武闘派3人は、剣で語り合う必要があるのて、説得に失敗=負傷となり、ロビン・フッドは暫く役立たずになってしまうのです。

指揮能力が無いのは結婚相手のメイド・マリアンと、介添え役のアラン・ア・デールなので、この2人とロビン・フッドにタック修道士の4人が、一堂に会して結婚式を挙げることが、勝利条件の1つです。そのため、遅くても第15ターンまでに登場するメイド・マリアン(彼女だけはロビン・フッドに勧誘されていなくても捕虜に出来る)の争奪戦が、ゲーム後半の山場になります。

ロビン・フッド伝説をゲーム化した作品に傑作は多いですが、変装するロビン・フッドやリチャード王、弓術大会、指揮官同士の一騎討ち、捕虜の奪還と言った細かいル-ルの存在が物語性を高めています。その意味で、このテーマのベストゲームと言えるのではないでしょうか。

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Chaco
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