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  • 2人~4人
  • 60分~120分
  • 14歳~
  • 2017年~
1536名
6名
0
6年以上前

Civ6(デジタルゲームである「シドマイヤーズ シヴィライゼーション 6」) をベースにしているゲームで、コンポーネントの一部でCiv6の画像が使われているだけではなく、「蛮族が異様に強い」という面が再現されています。

ボードゲームとしては前作となる「シドマイヤーズ シヴィライゼーション」から仕切りなおした別ゲーム。もちろん、アヴァロンヒルの「シヴィライゼーション」とは完全に別シリーズです。


ゲームは、自分のターンが来たら、5つの選択肢から1つを選んで行動する、という分かりやすい内容となっています。

・文化(都市の周りに支配トークンを置く。PC版でいう領土タイルの確保)

・科学(技術レベルをあげて、5つの選択肢を、より高度で便利な選択肢に上書きする)

・経済(キャラバン駒を他都市へ向けて動かし、外交・交易ルートを確立する)

・産業(都市や世界遺産を建築する)

・軍事(支配トークンの増強(要塞化)、あるいは、侵略を行う)

…の5つの選択肢ですが、「4ターンの間、使わなかった行動は強い効果を出す」「さっきのターンで使ったばかりのカードは弱い効果しか出ない」という特徴を持ち、軍事連打で世界征服、なんて行動が難しいものとなっています。ここに、ジレンマがあります。

とはいえ、「1つの都市をじっくり発展させるより、都市を増やした方が動きやすい」というCiv6の特徴は受け継がれていますので、適度に都市を増やした方がいいかと思います。


勝利条件は、2つの条件が書かれたカード3枚のそれぞれについて、どちらかを達成すればいい、というもので、決して戦争が必須ではありません。プレイヤー間の直接戦争は発生しないゲームもあるかもしれません。

それでも、都市8つまで拡張する為には、土地の奪い合いが発生することは否めません。

相手が軍事をレベルアップさせていると、防御力の最も高い山の上に街を作っていても不安で、何らかの世界遺産や外交カードの特殊能力で防御を固めていないと危険なほど、侵略側有利なゲームです。


以上より、ゲーム性で「大鎌戦役 / サイズ」とダブる印象を感じます。

しかし、メックを振り回して戦争する「サイズ」と、戦闘ユニット自体は姿を現さない「新たなる夜明け」では、全く違うプレイ感覚を受けました。


欠点として、それぞれのカード、つまり、5つの選択肢の高技術レベル版や、外交・交易の効果カード、世界遺産など、それぞれに特殊効果が書かれているため、言語依存性が非常に強く、完全日本語版とはいえ、文字の量に圧倒されることになります。

(初プレイは特殊効果の膨大なテキストを読む羽目になるという、そんなとこまでCiv6を再現しています!)


プレイ時間は、4人プレイで2時間弱に及びますが、5つの選択肢を選ぶだけ、という明確なプレイスタイルから、さほど「重いゲーム」とは感じずプレイできると思います。

前作「シドマイヤーズ シヴィライゼーション」や、「大鎌戦役 / サイズ」、デジタルゲーム版Civ6のファンの方は、是非、プレイしてみては如何でしょうか。

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