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  • 2人用
  • 20分前後
  • 8歳~
  • 1999年~

ショッテン・トッテンTomiiさんのレビュー

85名
1名
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16日前

『ショッテントッテン 』

『バトルライン』(2000)の前身。元版(1999)は数値カードのみだったが、2004年版から戦術カードが逆導入された。写真はIELLOの2021年・英語版。


6色 x 9枚(1-9) = 54枚の構成。場の空き枠も54箇所(3 x 9 x 2)なので、終盤に入ると数値カードの山札が尽きる。構成上、最上位役に絡む”7”が重宝され、3列目・7列目の布陣の要となる。『バトルライン』よりも数値カードが6枚少ないため、残りの枚数・役数および合計値のカウントがしやすい。その代わり、役作りや合計値作りにおいては少し難度が上がっている。また、枚数が少ないことで1枚あたりの相互の絡みが濃密となり、数値カードの価値が少し上がっている。


一部の戦術カードのルールが『バトルライン』と異なる点がある。

①【スパイ】(援軍)は”7”になる。

②【ジョーカー】(リーダー)を投入後にこれを除外された場合、もう1枚の【ジョーカー】があれば再投入できる。

③【リクルーター】(偵察)を使用後、山札に送る2枚は各山札の”最下”に入れる。


私見では、戦術カード入りの本作は『バトルライン』よりも切れのある対戦を楽しめて好感触である。戦術カードの導入は後発なので、作者によって効果が再考されたのであれば、より深みのある効果になったのかもしれない。一方で、『バトルライン』には特有の大らかさがあり、遊びやすさの点では軍配が上がる。ただ、どちらも戦術カードの効果が一部異なることもあるので、別のゲームと捉えて2作とも楽しんでほしい。


2025年9月からBGAに正式導入され、日本人プレイヤーも数多く参戦している。しかし【リクルーター】(偵察)の使用後、山札から更に1枚引いて手札8枚になる事象がある。これはバグと理解しているが、制作側は公式ルールであると表明。現時点では改善されていない。

BGA:ショッテントッテン


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