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  • 2人~4人
  • 45分前後
  • 10歳~
  • 2017年~

オカナガン:バレー・オブ・ザ・レイクス荏原町将棋センターさんのレビュー

95名 が参考
2名 がナイス
約1ヶ月前

カルカソンヌ派生の軽中量級の一つ。他にも、コーンウォールというゲームがありますが、ミープルの大きさを3段階にし、囲い地に対する影響力も3段階にしたことで戦略の幅が広がり、楽しくなりました。ただ、あのゲームも、タイルの捲りは、裏の山から1枚引くという、捲り運に左右されるところがありました。


オカナガンは、山を均等に3つにし、それぞれの山から1枚ずつ表に公開しておきます。

手札のタイルは1枚です。それをカルカソンヌと同様の完全一致で接して配置し、手番の最後に手札を補充するわけですが、この時、表になっている3枚のうちの1つか、裏の山の上のどれかから1枚引きます。チケライ方式と言えますね。

選択をしていることで運要素は軽減されていますが、このゲームのスゴイところは、全てのタイルの裏面に、スペシャルアクションがあることです!

(補充の時にスペシャルアクションが発動されるわけではありません)

↑ オカナガンのタイルの山。表のどれかから手札補充した場合は、その山の一番上のタイルを表にして再び公開する。写真下は、主なスペシャルアクション。左下の「金塊カードを得る」は、数的マジョリティを競う。


手番では、手札のタイルを設置するのと同時に、手元にある建物を、そのタイルの上に置きます。常にセットでプレイします。湖、山、森、草原、のどれかを囲い地にした時、コーンウォール同様、その囲い地に含まれている(接している)建物の影響力の合計値を比べます。大きいプレイヤー順に、囲い地内にある全ての資源を取り分けます。分け分は、その影響力の合計値そのものです。

建物は3種類で、影響力の強い順に、

農場…3影響力

倉庫…2影響力

サイロ…1影響力

となっています。それぞれは、タイル内で置く位置が決まっており、農場は、任意の敷地内、倉庫は、2つの敷地の境界線、サイロは、敷地の境界線の交点です。スタート時に全プレイヤー、これらの建物を10〜12個(プレイ人数による)持っており、この10〜12手番でゲーム終了です。


スペシャルアクションは、この、資源を分け合う時に発動されます。影響力が一番小さいプレイヤーが、裏の山の一番上のタイルを1枚選び、引くことができます。即座にそのスペシャルアクションを発動します。

↑ 今、白プレイヤーが左上に配置すると、草原が囲まれる。その囲み地には5つの資源がある。黄色プレイヤーが農場(影響力3)とサイロ(1)で計4、白プレイヤーが倉庫(2)で2なので、スペシャルアクションは白となる。白がアクションをした後、黄色と白が資源5個を分ける。最初に黄色が4個取るので、白は2個ではなく1個しか取れない。


カルカソンヌの4VPの街のように、初手から、単独の囲い地を閉めることができます。そのような独占の場合は、資源を取るか、スペシャルアクションのタイルを引くか、どちらかを選びます。


取れる資源は、各12個の12種類、計144個のトークンがあり、このゲーム、青天井のザクザク系です。12種類は、青(湖)、灰(山)、緑(森)、黄(草原)の4色と、四角、丸、六角形の3つのトークンの形で分けられます。


VPは目的カードの達成によるセットコレクションです。

スタート時、目的カードを5枚のうちから3枚選び、保持しています。10〜12手番は、前半後半の二ラウンドに分かれ、前半終了時、新たに目的カードを2枚引き、2枚捨てます。つまり、「目的カードの途中チェンジ」ができるのです。(スペシャルアクションの中にも、2枚チェンジができるタイルがあります)

チケライなど、目的カードを、途中増やすことができるゲームはよく見かけますが、オカナガンやララマランドのように、コロコロ何回も変えることができるのは、逆に言うと、戦略を一定にするのが難しいという、嬉しいジレンマです。

↑ 終了時。理想的な目的カードの例。できるだけ同じ種類の資源が重複するように3枚揃えると、資源が限定でき、獲得が狙いやすくなる。これで130VP程ある。なかなかの高得点だ。


写真上部にある目的カードは、スタート時から全員に公開されている「4色セット」。一セットにつき4VPで、この条件により、資源の特化を抑止しています。


↑ 2回の「目的カードチェンジ」を経て、黄色(草原)特化に成功。黄色の資源だけ狙えばいいことになる。しかし、この戦略はよろしくない。この写真で75VP。何がいけないのかというと、囲むべき草原が盤上に無くなってしまうと、手が止まるから。このように、極端に特化し過ぎるとVPが伸びない。(金塊カードのマジョリティトップで10VPは貰えたが…)


ポイントとしては、

■タイル&建物配置がメインだが、実は重要なのは、目的カードのマネジメント。12種類もある資源をどこまで限定特化させればいいのか。

■現在の山の裏タイルを見て、欲しいスペシャルアクションがあれば、二枚目の写真の白プレイヤーのように、敢えて自分で最小のプレイヤーになるように閉じる。

■資源が貰えなさそうな時は囲い地を閉じるメリットは無いが、影響力が同点の場合は、閉じたプレイヤーが、同点者の取り分け順位を決めることができる。

■欲しいスペシャルアクションが自分の手番まで残っているとは限らない。なぜなら、各プレイヤーが補充するたび、裏タイルは勿論、表タイルでも、その山の裏タイルを新たに公開するので、意外と更新進度が早い。


オルネッラの作品では、他に「パイオニア」がありますが、どちらも短時間で終わるので、稼働率が高いです。

この投稿に2名がナイス!しました
ナイス!
18toya
つっちー(ボードゲーマー見習い)
荏原町将棋センター
荏原町将棋センター
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  • 19経験あり
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プレイ感の評価
運・確率0
戦略・判断力2
交渉・立ち回り0
心理戦・ブラフ0
攻防・戦闘0
アート・外見1
作品データ
タイトルオカナガン:バレー・オブ・ザ・レイクス
原題・英題表記Okanagan: Valley of the Lakes
参加人数2人~4人(45分前後)
対象年齢10歳から
発売時期2017年~
参考価格未登録
クレジット
ゲームデザインエマヌエーレ・オルネッラ(Emanuele Ornella)
アートワークピエロー(Pierô)
関連企業/団体マタゴー(Matagot)
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