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  • 10歳~
  • 2017年~

ノートルダム:10周年記念版大吉さんさんのレビュー

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約3年前

▲評価は高いけれど、すぐに手放してしまったゲームシリーズ。

2人で1プレイしかプレイしていないので、正確なレビューとは言えませんが、とりあえず感想を。

よくドラフトゲームとして紹介されるノートルダムですが、どちらかと言うとワーカープレイスメントのような感じがしました。

そして、アグリコラと同じ2007年のゲームというのも面白いですね。

アクションの早取りのない、ソリティア感の強いワーカープレイスメント。レース・フォー・ザ・ギャラクシーをプレイしている時と似ている。

アクション選択はカードドラフトで決まります。3枚ある手札から1枚選んで残り2枚を隣に渡し、回ってきた2枚から1枚選んで残り1枚を隣に渡し、また回ってきた1枚をもらって手札が3枚になります。

その内の2枚を使ってアクションします。残り1枚は捨て札に。1ラウンド2アクションで、9ラウンド。

アクションは9種類あって、お金をもらったり勝利点をもらったり、ネズミを減らしたり、ワーカーを補充したり色々あります。

個人ボードの選んだアクションの所にワーカーを置きます。ラウンドが経過していくと同じアクションマスに複数のコマが置かれて、数が増えるごとにアクションが強くなっていく。

お金がもらえる数が増えたり、勝利点を多くもらえたり。

一般的なワーカープレイスメントは共通ボードで順にアクションを選びますが、ノートルダムはカードドラフトです。

そして共通ボードではなく、個人ボードにワーカーを置いてその場所の効果を受けます。

インタラクションの部分はドラフトと、共通エリアのノートルダムに置いたワーカーの多数を競うところ。

ドラフトの時に他のプレイヤーの邪魔をするためにカードを選んだりというのもあるでしょうが、基本は自分のやりたいアクションを選択すると思います。そして、使うのは2枚ですが手札が3枚あって1枚は使わないというのも、やや保証があるかなと思います。

ラウンドが経過する度にだんだんとアクションが強くなっていくのは楽しい!後半にかけて加速していく、得られる物も増えていく!

得点の取り方も色々あるし、考えどころも十分にあります。毎ラウンド増えるネズミの数をコントロールする必要があり、ネズミが増えすぎるとマイナス点を食らってしまう!

プレイとしては、ワーカーをあっちへ置いたりこっちへ置いたり、移動させたり、ワーカーの数が足らなくなったら補充したり。

上手くやりくりして、一人であれこれ管理している感じ。全体として他のプレイヤー間のインタラクションはあまり感じられない。

この感じは、横濱紳商伝に似ている。横濱紳商伝はイスタンブール(やったことない)をモデルにしているとよく聞きますが、ワーカーを配置した分だけアクションが強くなったり、ワーカーの補充の仕方などはノートルダムとよく似ている。ただ横濱紳商伝の場合は、インタラクションはそれなりに感じられます。

インタラクションの弱いゲームもプレイしますが、漂う作業感みたいなのを感じてしまったのが、自分に合わなかったのかも。

本当ならリプレイしたり、プレイ人数を変えたりして面白さを再度確かめたら良いのでしょうが、なんとなく手が伸びない…

あまりマイナスの評価を聞かないので、世間的には評価の高いゲームだと思います。

同年に誕生したノートルダムとアグリコラを比較して思ったことは、アグリコラを代表するワーカープレイスメントにおける共通ボードでのアクションの取り合いは、簡単にインタラクションを発生させることができて便利。

インタラクション部分はワーカープレイスメントに任せて、後はシステムの斬新さを追求する。この辺りから潮目が変わってきたのでしょうか。乱暴な言い方をすれば、インタラクションのワンパターン化とシステムの複雑化。

さらに最近では、インタラクション云々よりも、システム重視の複雑なゲームが主流になってきているのでは。少なくとも、BGGを見る限りではそうですね。

そういう意味で、ドラフトとワーカープレイスメントを組み合わせたようなノートルダムは、今の時代で評価されやすいゲームなのかも知れませんね。

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藤森 あつし
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