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  • 1人~5人
  • 120分~180分
  • 14歳~
  • 2016年~
686名
2名
0
約5年前

フロアタイルの組み合わせによって描かれる館を探索するボードゲーム。
元々、半ばTRPG的で様々な状況に応じ様々な行動が想定され、それゆえルールが煩雑になり行なうべき処理が把握しにくいきらいのある作品でしたが、第二版では専用アプリによる進行管理でプレイ時の負担が軽減されました。

具体的には「どのフロアタイルをどこに置き、どのトークンを配置するか」が 視覚的に把握でき、また各フェイズに発生する処理も漏れなく表示され、処理忘れや混乱が起きにくくなります。
また「仕掛けを解除する」などの処理が判定一発ではなく「パズル」によって示されるようになり、複雑な仕掛けの解除には数手番を費すことになったり、時間によるシナリオの状況変化なども組み込まれ、より変化に満ちたゲームが楽しめます。
ただしアプリ上では各探索者のアクション回数や成否判定、現在のステータス管理などは行なわれません。その辺りまで踏み込んでくれたらもっと楽になるのにと思う反面、無料アプリのみでゲームが完結してしまっては本末転倒でもあり、まあ仕方のないところでしょう。

アプリによってプレイアビリティが向上した反面、ルールブックは未だ整理され切っていない感が否めません。「ビギナーズブック」で流れに沿ったルール説明が、「リファレンス」で五十音順に用語説明が確認できますが、一通り目を通していても実際のプレイではどこに必要な記述があるのか、たびたび手を止めて頭から読み直す必要が生じるでしょう。もっとアプリ側に必要な処理の表示、あるいはせめて「ルールブックのどこに書いてあるか」の案内が欲しいところです。
そもそも、どこにも書いていない場合さえあります。たとえば「効果範囲」については壁や扉で遮られるとありますが、隣接探索を行なった=開いて部屋の中を確認した扉の扱いについては定めがありません。しっかりしろFFG。

アプリ内には執筆時点では22のシナリオが用意されていますが、このうち基本セットのみでプレイ可能なシナリオは4本のみ。また11本は日本語対応が済んでいません。
もっとも、ひとつのシナリオに最低2パターンは館の配置が用意されているようなので2回は異なる展開が楽しめますし、低難易度でさえ(実にクトゥルフ神話らしく)解決は困難であるため、少ないシナリオでもかなりの回数が遊べるとは思いますが、DLCシナリオなども早く日本語で遊ばせて欲しいものです。

なお本作のボックスはかなりの高さがありますが、これは主に神話生物フィギュアの大きさによるものです。館マップにフィギュアが立ち並ぶ様は雰囲気あるものの、駒としては決して扱いの良いものでもなく、正直フィギュアなしで紙の駒のみの廉価省スペース版も欲しいところです……

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