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  • 2人用
  • 30分前後
  • 10歳~
  • 1999年~

ロストシティ荏原町将棋センターさんのレビュー

234名
4名
0
4年弱前

ロストシティは、感覚的には、麻雀です。

麻雀好きな人は、バトルラインよりこちらをオススメします。

ロストシティは、ホンイツ(混一色)を作るゲームです。清一色ではありません。チンイツだと負けてしまいます。

しかも、バトルラインみたいに順子も刻子も作ることなく、麻雀の醍醐味を味わえます。

初見では、初手で探検に出てしまうと思うのですが、先に字牌(賭けカード)から出さないとホンイツにはならないので、悪手です。

序盤は、何色のホンイツを作るか見定めながら、要らない色の小さい数を捨てていき、じっと、探検に出発しないのが好手です。

戦略としては、まず、8枚探検を狙います。そして、8枚をどこで諦めるか。この諦めるタイミングこそ戦略です。

賭けカードは3枚なので、確率的に1.5枚来ます。一方、探検カードの平均値は6なので、3枚集めても20には届きません。つまり、賭けカードは最低1枚出してあと4枚探検するのが机上のノルマです。

でも、勝つには、大きな数と賭けカードがもう少し必要です。

この入手先は、山札だけでは運なので、捨て山も見据えることとなります。

逆に言うと、相手が欲している大きな数字と賭けカードは捨てにくいということです。

なので中盤は、安牌となるまで相手の欲している色は切れなくなります。麻雀でいう「下りる」ことも必要ということです。そこで、自分が使いたいカードを敢えて(一時的に)捨てるという技が必要となってきます。

終盤は、自分の残りのツモ(回数)を数える必要がありますが、自分が山札から取らなければ、回数は、山札の数÷2ではなく、最低でも山札と同数分はプレイできます。

だから慌てることはなく、逆に早めに主力源の探検が終わった場合は、安牌や捨て山3枚で20超えの小遣い稼ぎもできます。8、9、10ですと7点ですし。

このゲームは、夢の8枚探検「賭賭賭678910」が、(40−20)×4+20=100点になっていて、この1つの探検だけでも勝てる理想形となっています。

序盤は探検せず、中盤まではこの理想を目指し、ちびちび探検し始めながら、終盤いつ妥協するか。

麻雀は運と実力の比が6:4、7:3、8:2、9:1などの説がありますが、ロストシティは、作者が公言する通り、運と戦略比1:1に成功した2人用麻雀とも言えます。少なくとも昔のジャンピューターより戦略が楽しめます笑

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Leek
よもぎ
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Nobuaki Katou
荏原町将棋センター
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