ル・アーブル:内陸港Le Havre: Der Binnenhafen

ル・アーブルの内陸港に建物をどんどん建てて資産を増やしていくゲームです。資材管理のやり方とラウンド毎にくるくる回る針のシステムが独特ですが,やってることは要はアクションドラフトです。ゲームはおもしろいです。が,コンポーネントが抽象的で味気なく,その点損してるなあというのが感想です。

建物を立てるとそれぞれ様々な効果を発揮して,木材,小麦,レンガ,魚の4種類の品物のストック(とお金)を増やすことができます。品物の在庫を表現する「倉庫ボード」が独特で,幅(1マス右に動くと在庫ひとつ分の増加を表す)と高さ(1マス上に動くと在庫3つ分の増加を表す)のある平面に品物マーカーを置いて管理します。建物の効果では,たとえば「魚マーカーを斜め右上に動かす」など,この倉庫ボードの特徴を生かした独特の抽象化された指示が描かれています。そうやって品物を倉庫に増やし,建物建設のコストとして使い,さらに在庫を増やし,という風に拡大再生産するわけです。

資材管理がマーカー4個でできる分スッキリしますが,この矢印の移動がテーマ的に何を表しているのかよくわからないし,個人的にトークンをじゃらじゃらさせる方が好きなので,味気ない気がしました。

ゲームボードに付いている針はラウンド毎に1区画分(針の根っこを中心として60度ずつ6区画に分割されています)回転し,各区画にある建物を使用したときに発揮する効果の回数が,だんだん増えていきます。使ってしまうと効果0回の区画(つまり利用できない)に建物が移動します。最高で4回+1コインのおまけの区画があります。相手のボードにある建物も1コイン支払えば使用できるので,相手に出し抜かれないように,しかし効果がなるだけ大きくなるように建物を使用するというジレンマがあり楽しいです。

建物がいろんな種類があってゲームとしては楽しいのですが,コストと勝利点と効果が抽象的に描いてあるだけの簡素なタイルで,裏側には建物のイラストが描かれているものの,これも味気ないなと思った点でした。

最も読まれているレビューを表示しました
  1. 投稿者:nyanwig
マイボードゲーム登録者
  • 16興味あり
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プレイ感の評価
運・確率0
戦略・判断力4
交渉・立ち回り0
心理戦・ブラフ0
攻防・戦闘0
アート・外見0
作品データ
タイトルル・アーブル:内陸港
原題・英題表記Le Havre: Der Binnenhafen
参加人数2人用(30分前後)
対象年齢10歳から
発売時期2012年~
参考価格未登録
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レビュー 2件

  • 89
    名に参考にされています
    投稿日:2017年05月25日 21時19分

    ル・アーブルの内陸港に建物をどんどん建てて資産を増やしていくゲームです。資材管理のやり方とラウンド毎にくるくる回る針のシステムが独特ですが,やってることは要はアクションドラフトです。ゲームはおもしろいです。が,コンポーネントが抽象的で味気なく,その点損してるなあというのが感想です。建物を立てるとそれぞれ様々な効果を発揮して,木材,小麦,レンガ,魚の4種類の品物のストック(とお金)を増やすことができます。品物の在庫を表現する「倉庫ボード」が独特で,幅(1マス右に動くと在庫ひとつ分の増加を表す)と高さ(1マス上に動くと在庫3つ分の増加を表す)のある平面に品物マーカーを置いて管理します。建物の...

    nyanwigさんのレビューを読む
  • 56
    名に参考にされています
    投稿日:2016年03月10日 03時56分

    まだ一回しかプレイしていないので、とりあえずの初見レビューです。◆マニュアルかなり分かりにくい。僕の解読力が低いのかもしれないが、ウヴェ・ローゼンベルグさんの作品(アグリコラとかアルルの丘)は毎回苦労する(笑)毎回変わったシステムを考えているので、しょうがないかもしれません。逆にそこを乗り越えてしまえば、斬新で新鮮なボードゲームを遊べる、といった感じですね。◆目的貿易商人として成り上がれ、みたいな感じだと思います。運要素はゼロです。建物を買い、固有のアクションを駆使して、資材を増殖させ、更に建物を買う、の繰り返しになります。両プレイヤーが同じ建物を買うことは出来ないので、奪い合いの展開を...

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リプレイ 1件

  • 91
    名に参考にされています
    投稿日:2016年10月30日 22時27分

    奇しくも同じ面子でまたローゼンベルクのゲームをプレイした。そして同じく画像はありません。先攻のはレンガと木材を積極的に伸ばす方向で建物を購入。は余り物に手を出す形で小麦とお金を産む建物を選択する。少ない資金でやり繰りするに対してアドバンテージを得ようと画策するは、序盤のお金を産む系建物を独占し、なおかつ相手の建物は使わない鎖国体制を採る。財布に余裕はできたが、レンガと木材は余り伸ばせないため、メインの小麦に魚を足して食料で買える建物を中心に獲得していく。しかし中盤、の手にお金を産む建物が渡ると必然鎖国体制は崩壊。このあたりから必要があれば相手の建物を使い、また終盤に買える得点に直結した建...

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