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  • 1人~4人
  • 90分前後
  • 14歳~
  • 2022年~

ラクリモーサリーゼンドルフさんのレビュー

471名
8名
2
1年以上前

モーツアルトは様々な名曲とアレな感じの伝説やエピソードを数多く生んだ作曲家である。


今でも様々なところで彼の曲を聞く機会が多いと思う。


長年親交のあったプレイヤーの元に、妻であったコンスタンツェの依頼で、彼の死後未完成だった楽曲の8小節を完成させるのが目的となる。

しかし、かの天才の楽曲を埋めようというのだ、最近の漫画みたいに没後スタッフが完成まで描くみたいに、弟子4人による作曲が行われる。


そしてもう一つの役割として、彼の偉大な功績を書物に残したいと願う夫人のために、ヨーロッパ各地を巡り、宮廷などでの評判、人となりなどの生涯の思い出を夫人に語って聞かせることとなる。


ゲームボードは結構縦長で横にした方がやりやすいと思われる。


そして個人ボードを見てみると・・・


このように両開きのダブルレイヤーと凝っている。


基本カードゲームであり、初期手札の10枚(うち1枚は曲カードである【メヌエット】)が手に入る。


そのうちの4枚を手札として・・・


それぞれを差し込むと・・・


上がアクションアイコン下がピリオド終了時に手に入る資源が表示されます。


以降カードを2枚引いてプレイし、3回目も2枚引いてプレイします。4回目は1枚しか山札にないので手札3枚でプレイすると1ピリオドが終了します。

これを5ピリオド行いゲームは終了します。



アクションの説明


レクイエム

では最初にレクイエムアクションの説明です。


こちらが失われた8小節の楽譜となります。プレイ人数に応じて休符の数や位置が異なります。上から各楽器や合唱のアイコンが表示されています。


個人ボード右には対応する楽器や合唱がありますので対応する場所にコマを置けます。



この中の第5小節の部分を完成させるために左上にある赤い数字の資源を支払います。


支払いましたら自分の対応する場所にコマを置き



個人ボードにタイルを裏返して配置します。埋めた部分によってはボーナスが入ります。あとタイルによっては特殊な効果があったりするものもあります。


巡演



有名な作曲家だったとしても暮らしが楽にならず、金を稼ぐためにあちこちの宮廷や上流階級のところを回って金を稼いでいたといいます。


ボードの中央部分にヨーロッパの地図があります。これらを巡っていきます。


現在ミラノにモーツアルトのコマがあります。思い出を各プレイヤ-が語っているので、このコマはプレイヤー共通になります。


隣のリヨンに向かうとします。そうすると間にある1金(単位はドゥガートらしい)を支払えば移動できます。ちなみに移動距離はいくら遠くても構いません。そこまでにたどり着く資金があればパリに行くこともできます。


リヨンに着いた時下のタイルの効果を獲得できますが、左の資源(物語点)を支払う必要があります。このタイルですと2旅の物語点を支払うと好きな物語点5点が手に入ります。


宮廷のタイルは最終勝利点ボーナスにも繋がってきますので、取りに行く価値はあります。


思い出の文書化&作曲


モーツアルトとの記憶を文書に書き留めるのですが・・・

まぁ、ぶっちゃけデッキの強化である。



ボードの上側にあるカードの列から購入していきますが・・・


カードにはデッキを強化する思い出カードと、作曲カードが存在します。

カードによって上と下にずらして置かれます。丁度アクションアイコンが見えるように置かれます。


欲しいカードは置かれている場所によってコストが異なります。それらを支払いカードを購入すると・・・


そのターンに下に差し込んだカードと交換して抜かれたカードはゲームから取り除かれます。


このゲームはデッキのカードは常に9枚になります。


作曲のカードは上のコストを支払って勝利点を手に入れます。



作品の演奏と売却


カードの下側の二列部分に関係するアクションで上は演奏して資金に手に入れます。演奏したカードは横にして次のピリオドになるまで使えなくなります。


売却の場合収支(がま口のアイコン)が一段階上がり勝利点を手に入れてカードはゲームから取り除かれる。



こうしてすべとのカードが埋まったら1ピリオドが終わる。


維持フェイス


コジンボードの物語コマ(立方体のコマ)を0に戻し下のカードで表示された分だけコマを右に進める。


ここでこのゲームの混乱を招くところなのだが、物語の資源には個人ボートにあるように立方体で右に進むことで増えていくものと丸コマで表示されている物とに分かれている。

立方体のコマはピリオドが終わるごとに0に戻されるが丸のコマに関しては持ち越すことができる資源となる。なので、できるだけ立方体の資源を優先的に減らす必要がある。


説明書を読むとフリーアクションというものがあるのだが、1思い出につき1金と交換できるが1思い出は3金と交換できる。


説明書を読んでいる限り、このやり方はありなのだと思うんだが、余っていた立方体の資源を金に換金できる方法もとれます(一応説明書の方を読みましたが、多分あってると思います。間違っていましたらコメント等で教えていただけるとありがたいです)

ご教授によりできないということが判明しました


そして各ビリオドごとに得られるボーナスをもらいます。


盤面のカードは右から4枚を取り除き


残ったカードは右につめて、次のピリオドのカードが並べられる。


巡演エリアの場合、空いているタイルは補充され


残っていたタイルは裏返しになります。


これが1連の流れになります。


最終ボーナスでレクイエムエリアのマジョリティー争いで高得点を手に入れて、最終得点の高い人が勝利します。



ソロプレイも難易度が3段階に分かれており、対戦相手のカードを用意して個人ボードに差し込んで行動します。


点数争いの戦いができるので結構相手はエグイことして得点を稼いできます。


このゲームの説明でわかる人はわかると思うのですが・・・


これニュートンに似てね?


結構似てます。むしろ知ってるとルールを把握しやすいかもしれません。


テーマがちゃんとしていますし、なにより得点の取り方がいろいろあるのも面白いです。


レクイエムで作曲する弟子も4人いてそのうちの二人を使います。レクイエムのマジョリティーはそのどちらの弟子を多く貢献させたかで得点の入り方が変わってきます。


かといってそれに関するボーナスタイルを巡演で手に入れないといけませんし、アクションを強化するためにカードを買ったり、作曲して売却したり演奏したりとやることは多いです。


作曲したものを演奏したり売却したりでお金を手に入れないといけません。


しかも曲によって人気のあるものほど稼ぎが良かったり、売却した時の収益が高かったり、逆に讃美歌みたいな宗教曲は受けが悪いので作曲した勝利点が高かったりと。いろいろな点数の取り方があります。


やればやるほど 


「もう1回!!」


「今度はこんな立ち回り方で点数を取ってみようかな」


と思えるでしょう。


ソロでも楽しめるするめゲームだと私は思います。


長文おつきあいくださりありがとうございました。

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荏原町将棋センター
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リーゼンドルフ
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#1
1年以上前
日本語版ですね!作品名が分かりやすくていいな。

キューブは1金に換金できないです。ディスクと差別化されてますから!

荏原町将棋センター
荏原町将棋センター
#2
1年以上前

#1 荏原町将棋センターさん

そうでしたか、ご教授ありがとうございます(*^▽^*)


リーゼンドルフ
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