教祖爆誕 たった今くだった神託で君を救うよ。レモネードさんのレビュー

教祖と悩める子羊の大喜利系文章構築ゲーム。

友人たち４人でプレイしました。

ルール超簡単。

親が悩める人間となり

救いの呪文を１０回唱える間（１分くらい）

他の者全員が教祖となり、

よく使う助動詞や神とかの言葉が書かれた

基本的なワード構成の自分の初期カードと

山から各自６枚、神託カードなるものを

伏せたまま引き一切にオープンして

それらを組み合わせて自由に文章を作り、

神託の時間になったら

悩める親に対して順番に自分の文章を披露

親が誰の神託が一番心に響いたかを決めて

その者の経典カードを受取り、

んで、その後、親を交代して同様に繰り返し、

一番先に３枚の経典カードを失くした者が優勝

ってな感じのゲームです。

僕は前作の

たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ

は遊んでないんだけど

もともとこーゆう系のゲームには、

盛り上がらなかったらどーしようてゆう

ちょっとした不安がありまして 

でも実際にプレイして、

それは、とんだ取り越し苦労でした。

めちゃめちゃ盛り上がったし、笑ったわー。

神託ってのが実にうまい設定で、

どんな変な文章になったとしても、

たとえ時間切れで完成してなくても

教祖として語れば、それっぽくなるし

しかも一斉にオープンして１分とゆう

絶妙に焦る時間内ってのも良くて

微妙に狂ったテイストを生み出しやすく

たとえ常識的な文章になってとしても、

神託のフレーバーのせいで

どこかおかしく思えてしまって

だから、どう転んでも面白くなっちゃう。

どんな文章も神託と思えば、そう見えちゃう。

神託にはそーゆう受け皿の大きさがあります。

神託の発表のたびに笑いが起こったり、

おおーっと一同感心したり、

あるいは全員で失笑したり

カードも沢山あるんだけど

書かれてる言葉の支離滅裂具合もよくて

そこまでセンスに依存しなくても

くだらな過ぎて逆に深みを感じてしまう神託、

完全にいっちゃってる狂った神託、

笑い転げて死ぬ神託、

ほんまに心に刺さっちゃうような神託

ちょうどいい感じのしょーもなさの神託

なんかを誰でも星の数ほど作れてしまいます。

また迷える子羊役も、

どんな神託が飛び出すのかワクワクするし

意外と、みんなが作った神託が

それなりによく出来てるもんだから

1番を選ぶのに悩んじゃったりしてました。

まさか神託って、

こんなにいじれるコンテンツだったなんて

面白過ぎるでしょ、このゲーム。

ちなみに勝ち負けはほとんどオマケです。

神託を作って披露したいのと

人のヘンテコ神託を聞きたいてゆう思いだけで

ずっと楽しい、そんな遊び。

ただ僕らは今回のプレイで、

そんな風にめちゃめちゃ楽しく感じたのですが

ここのレビューを読んでみると、

そこまででもない方もいるみたいなので

予想以上に爆発的に盛り上がるかどうかは

正直、その場のノリによるかもしれません。

うちらのグループがたまたま

このゲームのノリにあってただけなんかも。

教祖役もそれなりになりきって厳粛に語る

とゆう軽いロールプレイをやっちゃってて

だからどんな文章でも妙に面白く感じたのかな

とゆーことで、教祖になった気分で

ヘンテコな神託を告げるのに挑戦したい方は

プレイしてみてもいいんじゃないでしょうか

ひょっとしたら、誰かの心を穿つ神託

ほんまにできちゃったりして。