煩悩を捨てて無を目指す、デッキ解体カードゲーム
「シェフィ」のポーン氏デザインのカードゲーム。徳(コスト)カードやアクションカードを使用して手札からカードを「彼岸」へと解放(除外)していき、最終的に山札、手札を0にできれば勝利。
山札が尽きて引けなくなったら、捨て札をシャッフルし直すが、その際彼岸から「超彼岸」へとカードをを2枚コストとして支払う必要がある。超彼岸に送れるカードがなくなってしまったら敗北となる。
便利なアクションカードや高い徳カードの解放コストは高めの設定になっているので、どのタイミングでそれらへの執着を捨てて解放していくのか、というデッキ圧縮・解体の戦略が必要となる。
さらに、すべてのカードを彼岸に送った後、彼岸のカードを用いて山札置き場、説明書、内箱(彼岸・超彼岸トレイ)すらも超解放し、プレイエリアを完全に「無」にすることも可能となっている。そうするためにはさらに効率のいい解放ペースが必要とされるだろう。
(何度かプレイして通常の勝利条件は満たせたが、一番コストの軽い内箱も解放できていない……)
書道家の手によるアートや、英タイトルの「Fish, Farewell, Forever」も日本語タイトル同様に韻を踏みつつ、わかったような分からんような、というテーマをよく表しているのではないだろうか。
(ゲーム自体の存在感も若干儚く、ほとんど偶然リリースを知りつつも、通販などではそもそも扱っていないかすでに売り切れの状態で、店頭でたまたま見つけた、というのもなんだか出来過ぎている気がする……)
最も読まれているレビューを表示しました
- 投稿者:ダイスケ
- 147興味あり
- 119経験あり
- 43お気に入り
- 192持ってる
テーマ/フレーバー
世界観/基本テーマ | |
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地域や文化圏など | |
その他のコンセプト |
メカニクス
得点や資源等の獲得ルール |
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クレジット
ゲームデザイン | |
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アートワーク | |
関連企業/団体 |
プレイ感の評価
運・確率 | 21 | |
---|---|---|
戦略・判断力 | 25 | |
交渉・立ち回り | 1 | |
心理戦・ブラフ | 2 | |
攻防・戦闘 | 0 | |
アート・外見 | 23 |
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レビュー 17件
1人用ゲームとしては、大変やりこみがいのある作品です。正直、ずっと遊べます。
全てを捨てて無になる、という変わったコンセプトに興味を持ち買ってみました。デッキ破壊系を遊ぶのは初めてでしたが、ルールはそれほど難しくないのですぐに覚えました。手札を解放しながらぐるぐると山札シャッフル(コスト必要)し全てのカードの解放、さらには他のコンポーネントまで解放で...
サクッと遊べる1人用のゲームで、欲、カルマ、徳、など仏教哲学をテーマにした内容に惹かれて購入しました。煩悩カード、徳カード、アクションカード、合点カードの30枚を、全て解放(手札に残さない)できたら勝ち、というカードゲームです。遊び方は、他の方も詳しく書かれているので、私は...
初めて手にしたソロ専用ボドゲ(カードゲーム)です。アートワークと世界観が決め手で購入しました。「輪廻」「涅槃」「煩悩」など宗教用語のオンパレードなので、若干の怪しさを感じてレビューを読みまくってから購入しましたが、至って普通のゲームです(笑)。煩悩カード(お邪魔なカード)に...
7回目ぐらいでようやくクリアしました。さすが『シェフィ』の作者さんのゲームといったところで、デッキ圧縮の楽しさを十二分に感じることが出来ました。アプリでやった『シェフィ』との違いとして感じたは、明らかなマイナスカード・プラスカードがやや分かりづらいためコツをつかむまで時間が...
「全てを捨てて無になろう」キャッチコピーが気になって気になって…。とうとう手にしました。“欲望“だけでなく、“徳”や”悟り”まで捨てるのか!?疑問を感じていましたが、そこがゲームのツボでした。役に立たないのに重たいカードをなるべく早めに解放するのがゲームに勝利するコツのよう...
ソロプレイ専用のカードゲームプレイ4回目にして初クリア。コツを掴むまで右往左往しちゃいますね。ルールは比較的シンプルで徳ポイントを使って煩悩を消していき、最終的には全てのカードを消す事によってクリアとなります。無の境地を目指すという異色のテーマですが中々楽しめると思いますよ。
雰囲気が好きなゲームです。テーマのおかげもあって、やっていると気持ちが整うというか落ち着くというか、静かな気持ちになります。予定のない休日のひとり時間に、キレイに部屋を片付けて、温かい飲み物でも飲みながら、このゲームをやると非常にゆったりとした気分に浸れます。なんだかあまり...
宗教感?溢れる独特な世界感のデッキ解体ゲームです。内容物はカード30枚(徳カード12枚、アクション、合点カード12枚、煩悩カード6枚)、説明書、山札用ボード、内箱(除外したカード置き場)各カードにはコストがあり、1手番5枚のカードを引き、徳カード(1から3まで)やアクション...
個人的評価は7/10初めて買った一人用ボードゲーム。1ターンでできることは①カードを5枚引く②引いたカード(徳カード、アクションカード)を使用して他の引いたカードを開放する③開放できなかった、または未使用のカードを捨てる、の3手順。①で引けるカードが無くなったら、開放したカ...
お徳ポイントやカードの効果を使って、最終的には全てのカードを解放する(彼岸に送る)ゲーム。同じく一人用ゲームの「ロビンソン漂流記」よりシンプルで価格も安く、ゲーム初心者にはお勧めです。ただ、最初に説明書を読んだだけでは、アクションカードと合点カードの効果が理解しにくく、動画...
「無」の境地に達する事が勝利という世界観が気になって購入。いざプレイすると、煩悩を解放するという一般的な解釈だけでなく、合点(理解する事)や、徳も解放して真に無になっていくというゲームデザインに感心しました。説明書の記載が簡素なため、特にアクションカードの使い方に戸惑いまし...
さかな、さざなみ、さようならプレイ人数:1人プレイ時間:15〜30分発売元:冒険企画局https://bouken-ec.com/2020/05/14/sasasa/定価:1,760円(税込)〜内容物〜・説明書(日本語/英語)・山札用ボード、内箱・カード30枚(徳カード12...
カード【煩悩】を解放して無に帰すコンセプトのゲーム。シェフィの同じ方々が作成されているソリティア系の一人用ゲームです。後半にいくに連れカードが解放されてなくなっていくのでどのカードをどう残すのか、どこまでで解放するのかが重要です。システム的に運よりも戦略が重要なのでカードの...
2/5点ソロプレイ専用デッキ解体ゲーム。全てのカードを解放(除外)していくのだがカードに記載されてるコスト分の徳が必要。カードには1~3の徳カードの他にも3枚ドロー解放枠増やし徳3増やし他能力コピーなど様々。強力なカードは出来るだけ残しておきたいのだがそれらのカードの解放コ...
自宅で、1人でプレイした感想です。シェフィやゴリティアなどをデザインしたポーンさんによる、煩悩に苦しむ衆生を救うことをテーマにしたデッキ解体ゲームです。ゲームの目的は、30枚のカードからなるデッキを色欲、財欲、食欲などの煩悩を捨て、悟り、因、縁といった人生の経験を手放し、最...
煩悩を捨てて無を目指す、デッキ解体カードゲーム「シェフィ」のポーン氏デザインのカードゲーム。徳(コスト)カードやアクションカードを使用して手札からカードを「彼岸」へと解放(除外)していき、最終的に山札、手札を0にできれば勝利。山札が尽きて引けなくなったら、捨て札をシャッフル...
リプレイ 0件
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戦略やコツ 2件
説明書にも最低限、コストの高いものから解放すべしとなっていますが、煩悩だけでなくアクションカードや徳カード自体も解放コストがあるため、これも高いものから解放する必要があります。煩悩カードの残りに応じてコストの高い徳カードを解放するタイミングを見計らうのが良さそうです。色々な...
4回目のプレイでゲームをクリアしました。基本的には、まず煩悩カードから解放していくことになります。「財欲」「色欲」といったカードは、「因」などを駆使して処理していきたいところです。煩悩を処理するばかりではゲームをクリアできません。「徳」の処理にも悩まされます。特に、最も高い...
ルール/インスト 0件
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