マイボードゲーム機能「持ってる」「興味あり」など知人に共有できるコレクション管理機能。人数別や時間別などの並び替えも。
ボードゲーム発見機能マイボードゲームの登録データを統計分析し、未経験かつ未所有のおすすめボードゲームを自動抽出します。
レビューや日記の機能投稿した記事が読まれるたびに、通販でお得に商品を購入できるボドクーポンをGET! ハードル低めです。
コミュニティ機能専用掲示板・ボードゲームリストの合体機能が便利!公開コミュニティ、秘密のコミュニティ、設定も豊富。
ボドゲカフェ情報自分の「興味あり」「お気に入り」に登録したボードゲームカフェが提供するゲームが一目でわかるように。
通販ショップ国内主要メーカーや同人ゲームなど様々な商品をご購入いただけます。会員登録しないで購入することもできます。

氷河期Mammoth Hunters / Eiszeit

レーティングの登録/分布

  • 氷河期の画像
  • 氷河期の画像
  • 氷河期の画像

5/10

サンマルコやオアシスなどを世に出した、2000年前後の時代であれば、クラキンの次に有名なデザイナーコンビのアレアブランド8番目の作品。

この次がアレア史上最大の問題作といわれる「五番街」が出たことにより、その前作のこのゲームが、アレアとデザイナーコンビのブランドからすると、正直、微妙だったこともあり、「アレアの氷河期(面白いゲームがでなくなった的な意味)がタイトル通り始まった」と揶揄されてしまったボードゲームでもある。

やることは、カードを出してコマを配置するエリアマジョリティで、当時はこのシステムが結構盛り上がっていたのだが、いかんせん、配置できるカードの強弱がわりとあって、運ゲー感が割と強く、アレアというゲーマーブランドと相性が悪かったことも否めない。

そして、エリアマジョリティのゲームの中では、マルチ色もかなり強めで、展開によっては、なかなか容赦ないこともできる(笑)

このゲームの独特な点として、カードをプレイするにはお金(このゲームでいう石)を支払わなければならないのだが、定期収入がないゲームのため、お金がないときは、お金をもらうカードをプレイしなければならず、このカードが自分以外の全プレイヤーに有利になってしまうので、アイデアとしては面白いのだが、ぶっちゃけ粗いと感じてしまうのが正直なところ。

そして、テーマ性。原始時代をモチーフにしたテーマはいろいろあるが、イメージとして、拡大再生産系のゲームとの相性が良いイメージがあるが、このゲーム、原始人やマンモスがエリアマジョリティのコマとしてワラワラ増えるだけで、大して変化とかないし、氷河期イベントやらカード効果ですぐになくなったりするので、爽快感がない(笑)

氷河期というタイトルをつけたのも、ラウンドが進む毎に12エリアのうち、1エリアが氷河期に飲み込まれて、そこにあったコマが全て削除という、今の時代からみれば、なかなか思い切ったバランスは面白そうだなと思いつつも、そこしか、氷河期的な意味合いがないので、パンチが弱いとも思ってしまう。

ラウンドが全部で4ラウンドあるのだが、カードをプレイして、お金のストックがなくならないと終わらないので、思った以上に長い。それでいて、足の引っ張り合いみたいなことを延々とさせられるので、あまり展開幅もない。ルールブックには、短時間でプレイしたいなら、3ラウンドでもOKとあったので、3ラウンドでもやってみたが、それでも長く感じた。さらに、3ラウンドだと、氷河期が2回しかこないので、システム的な意味も薄れるという(笑)

とまぁ、かなりネガティブよりな評価をたくさんしたが、総括すると、悪いゲームではない。ただ、アレアというブランド、当時、ノリノリのデザイナーコンビという期待感が高すぎたこともあって、そういう評価が目立つのかもしれない。

と、擁護もしてみたが、アレアコンプリートを目指す人でなければ、わざわざプレイする必要はないゲームかな。

参考程度に、アレアのナンバリングを見てみると、

1:ラー

2:チャイナタウン

3:タージマハル

4:フィレンツェの匠

5:貴族の務め

6:ジェノバの商人

7:プエルトリコ

8:氷河期

9:五番街

10:ラムと名誉

11:ノートルダム

12:ドラゴンイヤー

13:マカオ

14:ブルゴーニュの城

15:ボラボラ

(割愛)

となっている。前の作品が「プエルトリコ」という、超高いハードルがあったのと、次の作品「五番街」が、アレアショック的な事件級になってしまったのも、このゲームの評価に影響していることは間違いないだろう。なんか、ちょっとかわいそうになった。

そして、五番街以降のナンバリングからフェルトが名作をつくりまくっている(ラムと名誉はパーティーゲーよりなので、評価的には分かれているが)ことをふまえると、フェルトがどれだけアレアに貢献したのかをしみじみと感じる。あんまり、ナンバリングとか気にしてなかったけど、こうやってみると、フェルトすげぇ・・・。アレアを救った男といっても過言ではないのではないだろうか。

ぶっちゃけ、「ポイントサラダ」がそんなに好きではないので、フェルトは正直、好きなデザイナーではないのだが、アレアを救った男として、見方が変わった(笑)とりあえず、なかなか手を出せていなかった「シボリューション」をやってみようという気になった。

最も読まれているレビューを表示しました
  1. 投稿者:白州
  • 10興味あり
  • 26経験あり
  • 3お気に入り
  • 30持ってる
テーマ/フレーバー
舞台の時代背景
作品データ
タイトル氷河期
原題・英題表記Mammoth Hunters / Eiszeit
参加人数3人~5人
プレイ時間90分前後
対象年齢10歳から
発売時期2003年~
参考価格未登録
レーティング
レーティングを行うにはログインが必要です
10点の人-非公開
9点の人-非公開
8点の人-非公開
7点の人-非公開
6点の人-非公開
5点の人-非公開
4点の人-非公開
3点の人-非公開
2点の人-非公開
1点の人-非公開
プレイ感の評価
トグルスイッチを押すとプレイ感()の投票ができます 
運・確率0
戦略・判断力2
交渉・立ち回り2
心理戦・ブラフ1
攻防・戦闘1
アート・外見0
データに関する報告
ログインするとフォームが表示されます

レビュー 1件

87名
1名
0
充実
レーティングが非公開に設定されたユーザー
5/10サンマルコやオアシスなどを世に出した、2000年前後の時代であれば、クラキンの次に有名なデザイナーコンビのアレアブランド8番目の作品。この次がアレア史上最大の問題作といわれる「五番街」が出たことにより、その前作のこのゲームが、アレアとデザイナーコンビのブランドからす...
続きを読む(25日前)
白州
白州

リプレイ 0件

投稿を募集しています

戦略やコツ 0件

投稿を募集しています

ルール/インスト 0件

投稿を募集しています

掲示板 0件

投稿を募集しています

会員の新しい投稿