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  • 1人~4人
  • 40分~60分
  • 12歳~
  • 2021年~
254名
4名
0
約1年前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

魔法学校の先生をやりたいねーん!

とゆーことで、全員が先生となり頑張って

魔法学校の生徒をなるべく多く卒業させようってゆう協力ゲームです。

友人たちと3人でプレイしました。


各自、自分の生徒達12枚を自分の前に3×4で並べます。

これが、それぞれのクラスです。


このゲームがスンバラシィのが、

生徒1人1人全て、名前と絵が違っていて

しかも各キャラ全てに別々のイベントが設定されており、

そのイベントも効果だけでなく、何があったのか簡潔な描写があり

魔法学校の生徒たちって世界観をしっかり作りたいってゆう

クリエイターのこだわりが感じれる所です。


こーゆのって、ちゃんと浸れる世界観が大切やと思うんです。

だもんで、みんな、生徒をランダムに並べた後に、

「この子、闇深そう」とか

「この子は元気そうやから、大丈夫そう」とか

しっかり先生気分になれます。 


基本的には、1ラウンド毎に、

全プレイヤーで一斉に授業→個別指導を繰り返していくゲームです。


授業とは、全員で一斉に自分だけの座席番号カードの山から2枚めくり

最初にめくったカードの席の生徒の上にパワートークン1個を置き

次にめくったカードの席の生徒にネガティブトークン1個を置きます。


つまり授業で魔法のパワーがあがって

授業のストレスでメンがヘラっちゃうわけです。


んで、個別指導とは全員で一斉に自分の生徒から

ネガティブトークン1個だけを排除するか、

パワーを誰かに1個置くか選択し実行します。


つまり先生として生徒にしっかり向き合い

授業に遅れてる生徒の背中を押してあげたり

たまってるストレスを排除してあげるわけです。

(悩みとか聞いてあげてるのかな?)


ネガティブトークンを置く時は拡散とゆうルールがあります。

その縦横に接する生徒が、ネガティブを置いた生徒より

パワートークンの数が下回っていたら、

その生徒たちにもネガティブトークンが置かれるってゆうモノです。


ここは、パンデミックっぽいですが、

時に嫌な気分が伝染しやすい学校の教室とゆう空間を、うまく表現してて

なるほどなーと思いました。


パワートークンが下回った人にネガティブが拡散するってのがミソで

これにより、クラス全員が

均等にパワーをあげるように調節していなかなくてはならず、

一部の人だけが優秀なクラスは、

ネガティブが蔓延してしまう危険性があります。


で、ネガティブがたまるとどーなるかとゆーと

1人の生徒にネガティブが4つのった時点で

その生徒は学校を休んじゃいます(カードを裏面にする)。


いったん学校を休んだ生徒は、復帰する機会はあるものの

その確率は異常に低く、ほとんどは卒業できないことになります。


このゲームでは基本的に途中でゲームオーバーになることはないですが

最終的に何人卒業できなかったかで、先生としての評価を見るスタイルなので

プレイヤーとして目指すはやっぱ生徒全員の卒業になり

ゲーム中は一人も生徒が休学しないように頑張っちゃうってワケです。


さて、各生徒ですが、違うのは名前や絵だけでなく

一部の生徒には特殊な効果があり、よりゲームを面白くしています。


この特殊効果は一匹オオカミタイプとか、天才タイプとか

タイプにより分類されていて、

例えば、授業ではパワーは置かれないとか

ネガティブが拡散しないなどがあります。


これは全教室、同じ構成になってるのですが、

1人の生徒だけ、そのクラス特有の生徒がいて

今回のゲームでは僕のクラスに有力者の子供がいて

こいつが卒業できなければ全員敗北とゆう

確実なゲームオーバーがあるため、

最悪、こいつだけはなんとしてでも休学しないように

気をつけてプレイすることになりました。


ゲームでは、たまにイベントが数回起こります。


1つは席替えで、2か所の生徒の席を交換することができるってやつで、

各学期の最初にだけあります。


で、もう1つのイベントが職員会議。

これがまたよくできたルールで、

制作者のコダワリがここでも感じられます。


各プレイヤーには名簿シートがあらかじめ渡されてるんですが

そこには、各生徒のイベントがびっちり書かれてます。


しかもイベントの中にはグループでの行動が関わることが多く

グループとは、生徒がならんだ横3列の3枚で、

よくこーゆう世界観である女の子の3人組とかを、ちゃんとルール化してて

おいおい、どんだけ生徒の個性を表現したいんじゃと

関心してしまいます。

 

職員会議では

プレイヤーが時計回りに自分の座席番号カードを1枚ずつ引き、

その番号の生徒のイベントが発生するってモノなのですが、

これは、悪い事が多いので、

プレイヤー同士で話し合い、1人だけイベントを発生させなくさせます。

その他の者は、それぞれのイベントを発生させます。


ちなみに、ここで、休学中の生徒の座席を運良く引いたら

その者は、イベントが復帰とゆーものになり、学校に帰ってきます。


実際のゲームでは、

先生同士の連携もあり(個人指導では他のクラスを助けることも可能)、

なんとか2人の生徒以外を卒業させることができ、

一応、ベテラン教師の称号は得ました。

(ちなみに、全員卒業できれば一流教師になれます)


テンポも良くて、

それぞれ、自分の生徒を受け持つとゆう個人プレイながらも

なるべく多くの生徒の卒業とゆう共通目的のために

結局は他のクラスの動向も気になり

職員会議、他のクラス手助けなどもありで

学校とゆう1つの組織を協力して運営してる感があり、

なにより生徒が単なるカードに見せない工夫が色々あるため

魔法学校の先生をしっかり堪能してる感もあり、なかなか面白いゲームでした。

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じむや
びーている / btail
clevertrick
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