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  • 2人~6人
  • 90分~120分
  • 10歳~
  • 2019年~

ダーウィンズ・チョイス荏原町将棋センターさんのレビュー

105名
5名
3ヶ月前
0

昔、好きな怪獣は?という問いに、タイラント、ジャンボキングと答える子供が多かったですが、その合体怪獣、いや、合体動物を作るゲームです。

子供向けのゲームに見えがちですが、90〜120分の重ゲー部門です笑


手番では、合体動物を作成、移動、突然変異の3つのアクションが、それぞれ1回ずつできます。また、サブアクションとして、公開されているカードとの1枚交換や、10枚の手札のうち9枚を山から引く9枚交換ができます。これもそれぞれ1回ずつできます。

動物作成は、最低、頭と胴体をセットで出さなければなりません。その他、前足、後ろ足、尻尾、羽をくっ付けて出すことができるので、最高6種類の合体ができます。例えば、頭と胴体と羽だけで足がない状態でも出すことができます。

出す場所は、バイオームと呼ばれる気候の違った4つ(3、4人プレイ時)の大陸のどれかです。

↑ バイオームには、それぞれ気候条件が書かれており、例えば「サバンナ気候」では、「走る」アイコンと「寒さ×」アイコンが書かれている。これは、どういう意味かというと、合体動物の部位の中に、「寒さ(に強い)」アイコンが入っていたら、この大陸には作成できない、また、「走る」アイコンが最低一つは含まれていないといけない、という意味。熱帯雨林気候の、色で強調された「登る」「飛ぶ」「走る」アイコンは、このバイオームでの適応力を表し、この大陸の中で「登る」「飛ぶ」「走る」のアイコンの総数が一番多い動物が、最も適応度が高い動物になるということ。氷雪気候では、寒さに強ければ、他に何の能力も要らない。左のカードはイベントカードの「退化」。(バイオームとイベントの内容は、詳しくは戦略スレに書きました)


適応するバイオームに作成を終えたら、その場で食糧を貰います。食糧も、バイオームごとに葉の数と肉の数が決められており、自分が作成した動物の頭に、葉か肉(あるいは葉と肉両方)のどちらかのアイコンがあります。

葉の場合は草食動物で、合体動物中のハートマークの総数を数え、その数だけ葉っぱを置きます。肉の場合は肉食動物で、同様に肉を貰って置きます。この時、充分に貰えず足りない場合、草食動物は置けません。雑食動物と肉食動物はほぼ置けます。


スタート時、手札を10枚持っており、第一ラウンド(時代)は、動物がいないので、作成アクションをするしかありません。(1枚交換や9枚交換は任意)

全員順番に作成が終わると、評価フェイズに入ります。第一ラウンドではあり得ないのですが、食糧が完全に満たしているかどうかチェックをします。まず草食動物をチェックし、次に雑食動物をチェック、最後に肉食動物をチェックします。草食動物が複数いるバイオームでは、適応度の高い動物から葉を満たし、もし下位の草食動物が葉を満たせない場合は、絶滅します。雑食動物は、まず最初に葉を満たし、足りなければ肉を食べます。肉食動物も複数いた場合、適応度の高い順に肉を貰います。下位の肉食動物の肉が足りなくなった場合、現存する草食動物、雑食動物を食べます。食べられる草食動物も一番適応度の低い動物となります。ただし、捕食には条件があって、その肉食動物の適応度と、もう一つ、強さ(トロフィーマーク)の総数が、その食べたい草食動物より、それぞれ同点以上でなければなりません。これが叶わない場合、その肉食動物は絶滅します。

↑ 北アメリカ大陸では、砂漠気候から熱帯雨林気候へ変化!今まで暑さの適応度で勝っていた下のカッコイイ合体動物が、一転、適応能力が「登る」「飛ぶ」「走る」となり、適応度は「走る」の2しかなくなった!一方、亀の甲羅にトンボの羽を付けている動物は、羽と足で適応度6。このままだと、適応力1位で熱帯雨林気候の2VPを、この変な動物に持って行かれてしまう!


生存した全大陸の全ての動物達には1VPが与えられ、さらに各バイオームで適応度ナンバーワンには、バイオームに書かれているVP(2VPまたは3VP)が与えられます。さらに、全大陸中、最も強さが大きかった動物に金メダル(3VP)、2位に銀メダル(2VP)、3位に銅メダル(1VP)が与えられます。

評価は同点になることが多いのですが、基本的には、適応度→強さ→ハートの数で順位を決めます。強さランキングだけは、強さ→適応度→ハートの数で同点判定します。


次ラウンドの準備として、まず、自然現象(イベント)カードを一枚捲り、指示に従います。次に、バイオームの変更が行われます。これは、該当する大陸だけ起こり、4人プレイの場合、第一ラウンド終了時は、4枚中2枚変更されます。

全4ラウンドなので、第二ラウンドの後は3枚、第三ラウンドの後も3枚変わります。

各バイオームの食糧の数を整えたり、手札を10枚に増やしたりして、第二ラウンドに入ります。


第二ラウンド以降が、このゲームの戦略、真骨頂となります。エリアマジョリティなので、手番では、各プレイヤー、いろんな大陸に動物を作成するはずです。4人プレイなら、第二ラウンド評価前までに計8体の動物が生存しているはずです。こうなると、少なからず食糧供給が足りず、「絶滅だけはしない!」と長考に入ります笑。ただでさえ、バイオームの生態系が変わっているので、ここは第一ラウンドで使っていなかった技を見せるしかありません。

一つは、「移動」アクションです。これは、単純に、自分の動物一匹を丸ごと他のバイオーム(大陸)に移動させます。特に、VPが貯まってきた動物は、絶滅したら大変なので、ピッタリのバイオームに逃げた方が安全です。

もう一つは、「突然変異」です。突然変異は「シングル突然変異」と「ダブル突然変異」という必殺技を持っています。「シングル突然変異」は、コスト無しで、一つの動物に、カードを一枚付け加える、カードを一枚取って捨てる、カードを一枚取り換えるの3種類のうちから選べます。取り替えた場合は、胴体との接続部分に矛盾が起きてはいけません。

「ダブル突然変異」はスペシウム光線で、エネルギー3VPを使います。その動物の上に置かれているダーウィンポイントから3VP捨てなければなりません。そして、その「同じ」動物に2枚目の突然変異を行ないます。

どこが必殺技?と思われますが、2枚も部位を換えると、適応度や強さなど、ガラッと変わります。特に、適応度は、0になると食糧チェックの前に絶滅確定ですので、大ピンチの時には必殺技を繰り出すしかないのです。

これが最終4ラウンドあたりになれば、怪獣達が一つの大陸に密集したり、行きたくもないのに移動したりして、わちゃわちゃした中で評価をするのが、なんとも楽しい笑

↑ ユーラシア大陸でも異変が!氷雪気候になって、今まで暑さに耐性のあった動物達が全て矛盾に!まず、真ん中の鮫カンガルーは、3箇所に暑さアイコンがあるので、これはダブル突然変異でも修復不能。したがって、移動しかない。上と下の動物は、いずれもコアラプレイヤーのものだが、突然変異は一つの動物に対してしかできない。では一匹は見殺しかというと、そうでもなく、移動がある。一匹は移動し、もう一匹に突然変異を行なう。(本当は、このように一つの大陸に自分の動物を複数置くのはリスキー。生態がガラッと変わるとこのように困るし、火山噴火のようなイベントもあるし、自分で自分の動物を捕食する場合もある)


仮に、移動先のバイオームが先ほどの北アメリカしかないとしたら、まず上のライオンフィッシュは移動できません。なぜなら、熱帯雨林で必要な「登る」「飛ぶ」「走る」能力が一つもないからです。そこで、ここユーラシアで生き残るために、頭を変えなくてはなりません。条件は、「寒さアイコンがあり肉食(雑食)である頭」。下の狐鷲は、「走る」1があるので移動できます。

さて、食糧潤沢の熱帯雨林気候には、4体の動物が集まりました。このまま全手番が終わったとすると、まず草食動物から供給チェックが始まります。トンボ亀が葉を4枚貰い、カッコイイ動物が葉を2枚貰います。これで葉がなくなりました。次は雑食動物の狐鷲ですが、雑食なので葉がないときは肉を食べます。ハートの数は2個なので、肉2を貰います。最後に鮫カンガルーが肉を2つ貰います。これでめでたく、4体全て、仲良く食糧を食べたことになります。

もし狐鷲の狐の頭が雑食ではなく草食動物であったら、大惨事になっていました。なぜなら、適応度が6なので、トンボ亀に続き草食動物の2位ランクになり、トンボ亀が4枚食べたあと、2枚食べてしまうからです。カッコイイ動物は絶滅し、お腹の9VPが1VPになってしまいます。

もし同じ大陸の中で、突然変異の技も効かない程大きな適応力を持つ相手と一緒になってしまったら、戦わず逃げるか(移動)、食べ物を換える、つまり、頭を換えるのがポイントです。

ちなみにライオンフィッシュのように、薬品アイコンが書かれている動物は、毒性があるということで、どんなに弱くても捕食されません。


…というように、ありとあらゆるパターンを想定しながらプレイするので、複雑です。しつこいですが、子供向けではなく重ゲー部門です笑。手札も気象現象もバイオームも捲り運ですが、手札は10もあるし交換もできるので問題ありません。気象現象とバイオームの変更は、このゲームが一番盛り上がり面白いところ。全プレイヤー「均等に困る」システムなので、運要素はいくらあってもバランスは崩れません。逆に、自然現象からどのように予防対策するかがこのゲームの戦略です。(「IKI」の火事とかは許せません笑)

カードも、本当に必要かと思うぐらい沢山あります。基本ドミニオンが500枚らしいですが、プレイに使うのはその半分ぐらい?よく分かりませんが、だとしたら、「ゲーム中使うカード量」は、このゲームが新記録!?いずれにしても、デッキ構築でもないのに、こんなに使うのですから大したものです。


第四ラウンド評価後に生存している怪獣のVPを総計して一番多かったプレイヤーが勝ちです。

生存が長かったりすごく強かったりした怪獣は、ダーウィンポイントを沢山載っけていますが、絶滅すると、たった1枚の魂をそのプレイヤーに残し、消えていきます。

儚くも楽しい怪獣カードゲームです。


いつの間にか、怪獣になっていますが……

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