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  • 2人~6人
  • 45分前後
  • 8歳~
  • 2012年~

クルードoshio_senseiさんのレビュー

533名
0名
0
8年以上前

殺人事件が発生した洋館を舞台に、
プレイヤーは洋館に招待された客となって事件の真相を突き止めるゲームです。
ここで言う「事件の真相」とは、「犯人」「凶器」「犯行現場」の3つの要素です。
.
ゲーム開始前、「犯人」「凶器」「犯行現場」を示すカードが各1枚ずつあるのですが、
そのカードの中からそれぞれの要素について1枚ずつ「欠け」させます。
その欠けた3枚のカードがゲームの真相となります。
プレイヤーは誰よりも早く、この欠けたカードが何なのか、
それを推理するゲームとなります。
真相に辿りついたら、高らかに勝負宣言を行い、
「犯人」「凶器」「犯行現場」を言い当てましょう。
推理と真相がピタリと一致したら、見事ゲームの勝者となります。
もし、真相が少しでも違っていたら、プレイヤーは脱落となり、ゲームは続きます。
.
残ったカードはシャッフルをして各プレイヤーに均等に配ります。
配られた手札はプレイヤーが持つ、「正解ではない」手がかりとなります。
手元の情報をもとに、真相を少しは絞ることはできましたが、
まだ真相には程遠く、勝負には出られません。
うまく相手の手札の情報を引き出すように動きましょう。
ただ、相手の手札はタダで見ることはできません。
.
手番プレイヤーはサイコロを使って洋館をうろつきまわり、
犯行現場の候補の部屋に入った状態で「推理」を行うことができます。
.
例)
Aさんが寝室に入り、以下の推理を行った。
「そう、事件はこの寝室にて、スカーレット婦人がロープで絞殺したのではないだろうか?」
.
推理は真相の3つを仮説として自由に組み立てます。
この推理を立てた場合、時計回りに他プレイヤーはその推理の反証をする義務が発生します。
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Bさん「いや、その推理は間違っている。なぜなら私の手札にはこのカードがあるからだ。」(Aさんにだけ密かにロープのカードを見せる)
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これで、Aさんは隣のBさんがロープのカードを持っていることが判明したので、真相へまた一歩近づきました。
反証フェーズは、誰かのプレイヤーが1枚だけ反証を行った時点で反証はそこで中断されます。
逆に言えば、Bさんが反証できるカードが持っていない場合は、
.
Bさん「その推理は正しいかもしれない。反証できる証拠を持ち合わせていない。」
.
として、さらに隣のCさんに反証の義務が順番に流れて行きます。
これを繰り返し、どのプレイヤーも持っていないカードを各種1枚ずつ追い求めます。
このゲームの肝はメモのとり方にあります。
相手手番の行った推理は自分にも大きな情報源です。
相手プレイヤーの手番でも考える要素が多いため、ボードゲーム特有のダウンタイムがあまり感じないのが特徴です。
ゲームシステムは古典的ですが、このゲームは今でも評価され、同様のゲームシステムは今も多くの作品に受け継がれています。

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oshio_sensei
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