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  • 1人~4人
  • 30分~45分
  • 14歳~
  • 2021年~

カスカディアwinterkoninkskeさんのレビュー

694名
11名
5ヶ月前
0

二人プレイ時の感想を書きます。

カスカディアは、地形タイルと動物ディスクのドラフトを行いながら、同じ地形はなるべく長く繋げ、動物はゲーム毎のルールに従って様々な並べ方をすることで得点に繋げる二層構造のパズルゲームです。

この概要だけで大まかな説明が成ってしまうほど、仕組み自体はシンプルなゲームです。後はゲームを遊びながら説明しますね、と始められます。

六角形の地形タイルは、最終的に一人20枚を配置できる人数分だけ用意して裏返し、山札にします。

動物ディスクは布袋に5種100枚が入ります。

この山札と袋から、タイルとディスクのペアを4組並べます。プレイヤーは手番になると、4つのペアから1組選んで、自分の領地に配置します。

タイルは5種類の地形があるので、それぞれがなるべく長く繋がるように配置します。

ディスクは5種類の動物(クマ、エルク、タカ、キツネ、シャケ)が描かれており、動物毎に「なるべく長く繋げる」「他の動物を隣接させる」といったルールを示すカードがあり、ルールを満たすようにまだディスクが乗っていないタイルの上に配置します。

難しいのが、タイルによって置ける動物の種類が1〜3種と決まっているところです。

プレイしていると、だいたい「ここにあの動物を置きたいからタイルを配置しようと思ったけど地形が繋がらない…」とか「地形を優先して繋げたけど欲しいディスクが来ない…」など、理想の置き方を求めても必ず手詰まりが起きます。

そのため、仕方なく別のペアを取って、後々のことを考えながら配置していくことになります。

また特定のタイルにはディスクを置くと「自然トークン」が貰えるものがあり、自然トークンは消費することでペアでない別々のタイルとディスクを取るか、ディスクを4枚まで流して新しいディスクを置くアクションを任意で行えます。

インストは軽く、やることも非常にシンプルながら、悩ましい選択が20回続きます。

基本的にはソロプレイ感の強い作風ですが、動物の配置から得られる勝利点で大差をつけるのは難しく、決め手は地形の繋がりになってきます。

5種類の地形は長く繋げるほど得点になるだけでなく、プレイヤー間で最も長く繋げられた人に5種それぞれで追加ボーナスが入る仕組みになっており、終盤は他のプレイヤーより大きくできそうな地形をにらんだ行動も必要になります。

インタラクションも絡む地形の配置パズルと、置く場所を先々まで想像して臨む動物の配置パズル。二層の質の異なるパズルを上下ではめ合わせる、挑戦しがいのあるゲームとなっています。

ここまで説明すると小難しそうに感じますが、カスカディアの魅力は恐ろしく遊びやすい点にもあります。

タイル配置には「いずれか一辺が接する」という以外に制限がなく、地形は全く繋がっていなくてもよい。動物の配置も単純で視覚的に理解しやすく、複雑な先読みをする必要はありません。見通しも悪くなく、「何となくやることは分かってるんだけど運が良ければいいなぁ」と作戦を運に任せる気楽さがあり、逆に思ったタイルやディスクが来なかった時にどう切り返すかを考えている時が、個人的には一番楽しい時間です。

勝ちたい人は地形のインタラクションを意識すればいいし、パズル自体を楽しみたいのなら好きなように繋げていくだけで、ちょっとした運に任せて一喜一憂していれば十分に面白いのです。

上手く行きそうな配置を夢中で探すうちに、気づけばあっという間に20手番行っています。プレイ中はこってりしたパズルをやっている気分になるんですけど、終わってみるとドラフトも地形繋げも動物並べもただただ楽しいばかりで、ちょっともう一回やらない?みたいな気持ちになっています。

理解しやすさと悩ましさ、突き抜けた楽しさのバランスが非常によろしく、これは新しい定番ゲームと呼んでも差し支えないんじゃないかなぁという結論に至ります。

リプレイ性は、動物カードが4の5乗通りあるので、まぁ1000回くらいは違うルールで遊べますねって感じです。

またファミリールールとして動物の配置をとても簡略化したカードもあるので、低年齢層にも遊んでもらえるのが利点です。

コンポーネントは大量のヘックスタイルと動物のプリントが入った木製ディスク。

布袋や手触りのいいカードなどもシンプルかつ良質といった印象ですが、それらの要素をザ・自然テーマな美しいアートワークがまとめ上げているので、非常に爽やかで親しみやすいです。

プレイ感も、おおらかなアートワークも、遊ぶ人を選ばない温かなものに仕上がっています。


本作を和訳して輸入販売しているケンビルさんも、「日本の新定番にする」と覚悟を持って販売しているとSNSで公言しており、これは全くその通りで、大いにその可能性を秘めていると実感できたので、私も普及できる機会があるなら応援したいと思っています。

スプレンダーとカルカソンヌ、海底探検、その横にカスカディア並べてやるぜと思わせてくれる傑作の予感がします。

是非とも、一度遊んでみてください。すぐに二度目に挑みたくなるはずです。

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