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  • 2人~4人
  • 15分~30分
  • 10歳~
  • 2020年~

ブーメラン:ヨーロッパマクベス大佐@Digブログさんのレビュー

129名
3名
0
約3年前

今度の舞台はヨーロッパ。ヨーロッパ各国を巡り、全国制覇ボーナスを狙おう!


【ざっくり解説】

 ブーメランシリーズのヨーロッパ版です。基本的なカードの取り合いルールは『ブーメラン:オーストラリア』(以下「本家」)と同じです。得点ルールだけが変わったものと思ってもらってほぼ間違いないです。

 変更点はアクティビティ(青)は他人の獲得したものを参照し、ポイントルールの大幅な変更。お土産(緑)は1~7個の時はそのままで、8以上の時は半減(本家の1/2に)。目玉なのは、各国のグループ分けが不均等になり2~8か所になったこと。各国の都市カードを1枚ずつ獲得した時に貰える全国制覇ボーナスの2つです。


【長所】

 本作の方がカードの都市の知名度が高く、知っている都市が多いです。本家は1国をテーマにしているので、本作数か国をテーマにしているのでは、知名度の高い箇所を選びやすいので当然と言えます。

 ユニークなのは各国ごとに色グループ分けされています。本家では1グループ4枚と固定でしたが、本作では1グループ2~8枚と大胆な変更が加えられています。全達成ボーナスも枚数に応じて調整されています。


【短所】

 全国制覇ボーナスは最大の売りでありながら、面白い要素とはいえません。達成タイミングも同じになりやすく、面白みに欠きます。 2か所しかない国が若干の難所ですが、そこさえクリアすれば難しくないです。

 基本的な欠点である。同じカードを使っての4ラウンドのドラフト(カードの取り合い)は長く感じやすいという、本家と同じ欠点は相変わらずです。


【ベストプレイ人数】

 個人的には3~4人かと思います。カードは全28枚あり、1人7枚配られます。なので3人だと各ラウンド毎にランダムに登場しない7枚が発生します。それを良しとするかしないかで3~4人のどちらが良いか変わるイメージで良いでしょう。


【個人的な評価】

 本作は『ブーメラン:オーストラリア』の姉妹作として登場しました。1国だけをテーマにしたゲームの舞台を思い切ってヨーロッパ全土に拡大し、グループ分けを大胆にカード枚数で差別化しました。ここが最大の変更点で、かなり思い切った調整といえます。

 本家が合う人は一度はプレイしてみて良いかと思います。反面、本家と似たような欠点を有しておりますので、本家が合わない人は本作も合わないと思います。変更点はグループ分けが大きく、他の変更点はあまり面白い変更点とは言い難いです。


 推定プレイ回数は2回ほど。ボードゲームアリーナで遊びました。アルファ版のプレイが可能な人なら遊べます。基本的には本家と同じような欠点があり、独自ルールもやや冴えない調整に思いました。

 一番大きなところは「各国グルーピング枚数の差別化」でここが一番の売りかと思います。全達成ボーナスの調整も基本の4か所3点に対し、8か所で5点や、3か所で3点(4か所と同じ)など、直感的な調整と言い難いです。

 なので、基本的にはバージョン違いとして遊ぶにしても『ブーメラン:USA』の方が面白いと思いました。USA版はそのうちレビューしますので、しばらくお待ちください。

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よもぎ
winterkoninkske
きむにぃ
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