バトルライン白州さんのレビュー

8/10

2人ゲーの傑作と呼び声の高いクニツィアの作品。2人ゲーでは1番面白いという人も多い。

個人的に、テーマも興味ないし、2人ゲーもそんなに好きではなく、ボードゲーム始めてから、かなり時間経ってから遊んだのだが、それを後悔したほど面白い。

細かいルールやらどこが面白いとかは、他のレビュアーが散々言っているので、いまさらいう必要はないが、ノンリプレイヤーの自分が何回も遊んでしまうし、いろんなバージョンがあるので、ファン購入もしてしまうほど面白い。

昔は若干レアゲーと化していたが、最近は普通に入手できるようになってよかった。

ちなみに最近出たけど、あんまり流通していない中世版が箱もコンパクトだし、イラストもかっこいいし、一番好み。まぁ、コレクション的な立ち位置で、全然遊べてないんだけどｗ

そんな感じで、いろいろなバージョンも購入してしまうくらい面白い。なかなかそんなゲームないからね。

戦略ゲーなので、じっくりゲームで考えるのが好きな人には向いているが、考えるゲームが好きじゃないなら、あんまり向いていないかな。わりとガッツリ考えるので。

あと、我慢比べのようなプレイ感が合わなかったり、特殊な判定方法が最初はわかりづらかったりと、気になる部分もあるにはあるが、いまだに人気があるのも頷ける2人ゲーの代名詞といっても差し支えない作品。

ボードゲームはじめてみようと思っているけど、参加者を呼ぶのが大変というハードルを2人という最少人数で最大のパフォーマンスを発揮してくれる作品としても、これからボードゲームを始めようとしているゲーマーにも良い。

ちなみに特殊カードを除けば、これの前作にあたる「ショッテントッテン」も遊べるのもポイント高い。

初プレイなら、こちらもおすすめだし、なんならノンリプレイヤーの自分なら、能力気にせず、さくっと遊べるショッテントッテンの方が好みだったりする。イラストは前作のショッテントッテンの方が好きなくらいだし。

ガチでやるなら、特殊能力カードあるほうがいいらしいけど、個人的にはどちらもそれぞれ味がある作品で、1作で2度美味しいというのも素晴らしい。

いずれにせよ、ボードゲームが趣味であるなら、一度は遊んでおくべき作品なのは間違いないだろう。