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  • 2人用
  • 30分前後
  • 12歳~
  • 2000年~

バトルラインモノアシさんのレビュー

207名
1名
0
3年弱前

クニツィアジレンマが堪能できるタイマン古代戦!

【テーマ性・ストーリー】
カードを使った陣取りで質素なのは確か。だが絵柄、ルールで古代戦のフレーバーをうまく乗せている。5つの戦場をとるか、3つの連続する戦場をとるかが勝利条件になるというのも、実際の古代戦を想起させる。

【アートワーク・コンポーネント】
フラッグミープルとカードだけのシンプルなコンポーネント。カードの絵柄は平面的だが精細に書き込まれていて、象や馬で戦闘する古代戦らしい雰囲気もよい。全体的には渋めなので、大人がしっぽりプレイする雰囲気で子供受けはいまいちかな。

【2人プレイの感想】
ルールはシンプル、だが悩ましさ満点。ライナークニツィアらしいジレンマが苦しく、楽しい。できれば強い役になる可能性をギリギリまで残しておきたいのだが、後半になるにつれどこかの戦場をあきらめて崩さなきゃいけなくなる。崩した途端に欲しかったカードを引くのもよくある展開。
様々な特殊能力を持つ「戦術カード」を使うタイミングも駆け引きのひとつ。ただ効果が強すぎるカードもあるので、「戦術カード」を使わないルールでも楽しめる。そうすると少し運要素が削がれよりガチな戦いになるが、「戦術カード」入りの揺らぎのある展開も痺れる。
さらにこのゲームのキモとなっているのが「証明」の存在。カードをプレイすることによって、ほかの戦場でこれ以上強い役を作れないことを証明して、その戦場においてカードを出し切る前に勝敗を決定するというもの。この「証明」が戦術上でのさらなる厚みを持たせていて熱い!「証明」するタイミングをあえて遅らせることで相手に期待を持たせながら、自分は手を進めるといった高度な戦略のぶつかり合いも楽しめる。
配られるカードによってそのたび違う戦略が要求されるので、リプレイ性は高い。そんなに時間もかからないで終わるの「もう一回!」とついつい言いたくなる。

【主観評価】
9/10
二人用としてはシンプルながら濃密な戦略のぶつかり合いが堪能できる。奥さんもお気に入りなので、我が家の卓に上る機会も多いです。
同作者の「ロストシティ」もジレンマが楽しめる2人用の名作だが、それよりはこちらのほうが運要素が少なく、ガチ戦略戦が楽しめる印象。

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18toya
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大賢者
モノアシ
モノアシ
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