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  • 2人~4人
  • 180分前後
  • 12歳~
  • 1975年~

ベルリン陥落境界線さんのレビュー

61名
0名
0
4年以上前

「ベルリン陥落」は原題では「ドイツ国内の戦い」と訳せば良いでしょうか、マップはこのクラスの戦場をカバーしている割にはコンパクトでユニットの規模は大きめです。

このゲームは基本的に2人用ですが4人までが適しています。

基本の2人ゲームの場合西側連合軍担当者がドイツ軍東部戦線の指揮を執りソビエト軍担当プレイヤーがドイツ軍西部戦線を指揮を執り、お互いがドイツ軍で相手を妨害し、ベルリンの占拠を目指します。

各プレイヤーが連合軍で攻撃、ドイツ軍で防御するわけです。

ゲーム自体は1944年12月から始まりますが、ヨーロッパ終戦まで一年ありません。

スタート時はドイツ軍のアルデンヌ攻勢の時期ですが、ドイツ西部戦線担当プレイヤーはこれを温存、防御に回す事も可能です。

こうなると、西側連合軍担当プレイヤーは難しいゲームになります。地形は複雑で、立ち憚るドイツ軍は比較的強力です。

なので西側に比べて東側で獲得できる勝利ポイントは低い目に設定されています。

ドイツ全体のマップでユニットはドイツと西側連合軍は軍団単位、ソビエトは軍団、軍、単位です。

主要都市占領は1か2勝利ポイントが付き、ベルリンは10ポイントです。

マップの中央のラインはドイツ軍の境界線で、基本の2プレイヤーゲームでは境界越えのドイツ軍部隊の移動不可能です。

なんだか、このタイプのウォーゲームには珍しい、ミル・ボルヌを髣髴とさせるシステムです。

何回かプレーしましたが、案外バランスが良くて、アルデンヌ攻勢があった場合、西側/東部戦線プレイヤーが少し有利になる感じです。

単純な除去/後退のみの戦闘システムなので積極的な行動の方が有利かなと言う感じです。

連合軍・ドイツ軍両方を担当する事で、負けっぱなしは無くなるので、心理的にも良いですね。まあ、ドイツ軍自体は負けっぱなしなんですがねえ。

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