聯合艦隊Fleet Battles 1933-1945

『聯合艦隊』が4Gamer.netで入門にオススメなウォーゲームに紹介されました。
https://www.4gamer.net/games/352/G035237/20180825001/

第二次世界大戦は航空機が主役となった最初の戦争でした。真珠湾、マレー沖、ミッドウェー、マリアナ沖で、航空機は決定的な役割を果たしました。しかし、第二次世界大戦は水上艦同士の死闘が演じられた最後の戦争でもありました。ラプラタ沖やグリーンランド沖、地中海、スラバヤ沖、ソロモン諸島、そしてアリューシャンやレイテでも、彼女たちは互いにその砲と魚雷の力で敵艦を沈めるべく戦いました。有史以来、発展を遂げてきた水上艦同士の戦いの総決算だったのです。
『聯合艦隊』は本ゲームは、第二次世界大戦における水上戦闘を扱った戦術級シミュレーションゲームです。各プレイヤーは、それぞれ艦隊を指揮する司令官として戦います。このゲームには40本のシナリオが用意されています。
基本的には、1人が枢軸国海軍（日、独、伊、その他トルコやルーマニアなどの枢軸中小国）、もう1人が連合国海軍（米、英、露、その他ポーランドなどの連合中小国）の2人で遊びます。しかし、一方の軍（艦隊）を複数で受け持てば、多人数（4名～6名くらい）で遊ぶこともできます。

このゲームは、かつてホビージャパン社から発売されていた第二次世界大戦の水上戦を扱ったシミュレーションゲーム『フリートバトルズ』のデラックス・エディションです。第二次世界大戦に参加した主要国（日米英独伊ソ）の主要な艦艇全てがユニット化され、さらに艦艇データは新しいリサーチに基づいて改定されており、改装や改造により変化したデータも収められています。タクテクス誌に掲載された追加シナリオも全て新たなリサーチを加えて追加されています。

ルールシステムは、海戦ゲームの初心者からベテランまで簡単に理解できる交互移動・射撃システムを採用しています。ゲームでは、プレイヤーは艦隊司令の立場から自軍艦隊に命令を与えます。そのため、移動では旗艦や独行艦というルールが定められ、艦隊運動を重視しています。砲撃では、射程による命中数や射界による砲撃力の変化、損害による追加打撃等がルール化されています。雷撃では、魚雷の隠密発射と隠密移動、損害による追加打撃等がルール化されています。また、雷撃時のプロットが難しいと感じたプレイヤーのために、簡易雷撃ルールが用意されており、発射から命中までを一度に解決することもできます。その他、探照灯、照明弾、レーダー、島影、煙幕、衝突の各ルールが用意されています。
シナリオは勝利条件に戦術的要素を表現した保護水準値が設けられ、敵の保護水準値を低下させることを目指すだけでなく、自軍の保護水準値を守ることで戦場の支配を具体的に数値化しています。
太平洋状のほぼ全ての戦いとヨーロッパ方面の著名な海戦をプレイできるこのゲームは、必ず楽しめる一品となるはずです。