想いは満天の星にハンズさんのレビュー

THE SFという雰囲気のマーダーミステリー。

グループSNEさんの作品の中でも評価が高かったため、なんとか人数を揃えてプレイしました。

ネタバレには最大限気をつけてレビューさせていただきますが、一切前情報はいらない！って方は読まないでください。

それでは始めますね。

今回はテロが疑われる宇宙船が舞台のマーダーミステリーです。

しっかり面白かった！

作者は北沢慶先生で、北沢先生はソードワールドやモンスターコレクションなどに関わってらっしゃる作家先生です。

他のグループSNEさんの作品に比べ、協力要素が強く、かつ人狼要素も（振り返ってみれば）感じられます。

少なくとも人狼が好きならこの作品も楽しめるでしょう。

多分マーダーミステリー好きな方は大概人狼好きかと思いますが…。

この作品はメカニックな部分も重要になるため、航行エンジンだとか制御コンピュータだとかが苦手な方は多分避けた方が良いかと思います。

また「能力値（アイコンの数だけですが）」も存在するため、ファンタジー要素に理解のある方が没入感あるかと思います。

全てのマーダーミステリーにおいてそうですが、この作品は特に秘密や陰謀が渦巻いている印象です。

私は今までの作品で他プレイヤーの背景を当てられたことはないですが、この作品はもう途中から真相解明を放棄したくなるくらい分からなかったです。

そしてその背景が分からないと真相解明は相当厳しい、難易度高めの作品という印象を受けたので、「初プレイがこの作品」というのは避けた方がいいですし、そうだった方には敬意を表します。

プレイした後の感想戦も捗るので、全く損しない逸品です。

迷ってる方がいたらとりあえず買ってプレイすることに何の躊躇もしないでいいはず！

これからプレイされる方々、頑張ってください！

それでは最後に、この言葉を皆様にお送りして締めたいと思います。

ー 宇宙はいまだ恐れや憎しみや貪欲や偏見で汚されていない

（ジョン・グレン・ジュニア/アメリカの宇宙飛行士、元海兵隊戦闘機パイロット）