ヴェローナ・ツイスト白州さんのレビュー

4/10（BGAでプレイ）

6個あるコマのうち、対戦相手が密かに決めた2つのコマの組み合わせを当てるゲーム。

手番では、チェスやチェッカーのような動きをするコマを1個ずつ動かして、全てのコマを動かしたら、判定が入る。

盤は20マスあって、2x3の内側6マスエリアとそれをぐるりと囲む14マスエリアの2つに別れており、判定では、2つのコマが同じエリアにいるか、違うエリアにいるかを宣言する。

6個のコマの2つの組み合わせが15しかなく、この宣言のたびに、確実に当てはまらないものは除外される。これを7回やって、1つに絞られなかったら、逃げてる側の勝ち。1つに絞られたら、当てる側の勝ち。

ルールを読んだ時点では、シンプルながらもほどよい戦略ありそうでいいじゃんと思っていたのだが、実際始めてみると、初回から選択肢が5個とか消えていったりするので、普通にやると、4~5回くらいで、普通に当てられて終わってしまった・・・。

大半のボードゲームって、こうすれば、うまくいくんじゃないかとか、こうすれば、逃げられた！とか改善案が思いつくものだが、このゲームは「7ラウンド逃げるのは普通に無理」と感じてしまったｗ

当てる側は、とりあえず、2つのエリアに3-3で配置できるようにするだけでよいので、適当にやっても、1ラウンドで結構絞れてしまうし、逃げる側も1エリアに固めたいのだが、お互いに3個動かすから、どうしてもバラバラにされてしまうので、やっぱり逃げられないｗ

もしかしたら、めちゃくちゃ頭いい人同士がやれば、なんかあるのかもしれないが、ちょっと自分には、そこまでやろうという気にならなかった・・・。

こんなに逃げる側が無理と思ったゲームは初めてかも。破綻はしていないとは思うけど、ちょっとバランスが悪そうな感じのしたゲームだった。