アンダーウォーターシティーズリーゼンドルフさんのレビュー

地上に住めなくなったんで海底に都市を築いて開拓しましょうというゲーム

ワーカープレイスメントとカードプレイの拡大再生産のゲームとざっくりいいますが

ターン数も10ターンと少なく、12の選択肢とその色にあったカードをプレイする悩ましさがあります。

こちらは一人用のコンポーネントですがボードもそれほど大きくなく黄色、赤、緑が4つずつ合計12個のアクションポイントがあります。

それをこのタイルを置いて3アクションしたら1ターンが終了します。

カード類も様々な種類があり、1世代ごとにアクション出来るカードや、収穫時に得られる追加ボーナスが書かれたカード、そして環境をごろっと変えられるカードとかも入っていて、とても個性的です。

しかもその色のアクションポイントに置かないとカードがプレイできないという悩ましさ。アクションポイントのプレイはどうしてもしたいのに、手札に対応する色がなくて手札の効果が使えないという悩ましさ。

アクションスペースは基本取り合いですからお互いが欲しいアクションやさらに強力なスペシャルカードなんてものもオープン情報として公開されているのですが、それを獲得できるアクションポイントは1つしかない。

そして世代ごとに強力なカードが入った山札が次々と入れ替わっていきますから、気が付いた時にはもう最終ラウンドだったなんてことになっていたりします。

むろん得点を取るためには端から端までつなげないといけません、得られる恩恵も様々です。そして最終得点を得るために動いていくと自然とあちこちに都市を建て、プラントを作らないといけなくなるわけです。

ソロモードもありますが基本ソリティアです。毎ターンごとに使えなくなるアクションスペースが変わっていきます。その中で100点取れるかという勝負になります。

ソロでも十分楽しいこのゲーム、機会があったら遊ばれてみてはいかがでしょうか。