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  • 2人用
  • 180分~300分
  • 2005年~

トワイライト・ストラグルsenshuwataさんのレビュー

703名
3名
0
8年弱前

冷戦時代の米ソ対立をテーマにした2人用戦略ゲーム。
デフコンの低下による核戦争の危機、宇宙開発競争、各地でのクーデターの扇動など、当時の世界的な緊張をうまく表現した作品。

複雑そうに見えますが、ルール自体は案外簡単。
ゲームは10ターンあり、最終的に勝利点がプラスのプレイヤーが勝ちです。

最初にそれぞれのプレイヤーにカードが8枚くばられ、これをどうやって出していくかがゲームの肝。
カードは全部で110種類あり、日米安保や朝鮮戦争、文化大革命、キューバ危機など実際にあった歴史的事件などをあつかっているので、世界史の勉強にもなります。

手持ちのカードの効果が自国に有利な場合、それを発動させてイベントを引き起こすか、それともカードの左上にある数字(作戦値)をつかって自分の影響力をどこかの国に配置したり、クーデターを引き起こしたりするかなど、戦略的な要素がふんだんに盛り込まれています。
それでいて、さいころをふって判定する運要素もあり、ボードゲームとしてのバランスがすばらしい。

ゲームは複雑にしようと思えばいくらでもできます。
多くの駒を用意し、煩雑で細かいルールを設定することです。

しかし『トワイライト・ストラグル』はこの複雑な冷戦の世界観を、ボードゲームとして徹底的に洗練してシンプル化することに成功しています。デザイナーの手腕が天才的としかいいようがありません。

対戦相手がいない、とりあえずどんなゲームかやってみたいという方は、SteamでPC版の販売(1000円ぐらい)もあるので、そこから手を付けるのがいいでしょう。

ただSteam版は英語です。
しかし英語だからといってやらないのはもったいないです。

『トワイライト・ストラグル』普及のため、ゲーム内容やルールなどを、PC版のチュートリアルの流れを参考に、日本語でわかりやすく解説したブログをほぼ勢いで開設したので参考にしていただければと思います。そして一人でも多くのボードゲームファンにこのゲームの楽しさが伝えられればと切に願います。
http://minorgame.blog.jp/archives/2838242.html

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