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第二次大戦後の冷戦構造下における世界規模での米ソの死闘をテーマにした戦略ボードゲームです。
1 ソ連初期配置
通常はポーランドに3 ユーゴに3だと思います。これは無難でいい配置だと思います。ただ他の初期配置も知っていたほうがいいと思います。
オーストリアに5 ユーゴに1
ねらいは初手での影響力排除です。米が西ドイツ4イタリア3で初期配置したら、4Pカードで西ドイツに+1の影響力排除を4回しかけます。確率的には0にできます。
HLに社会民主党政権をだせると壊滅的な効果があります。西ヨーロッパから米のポイントを消せますw 普通そうなったら戦意喪失で投了するでしょう。
この戦略をするときは、アジアは捨てるつもりで、ヨーロッパに集中するのがいいようです。西ドイツからフランスへ、ギリシャトルコも支配し、スペインを影響力排除で支配する。コントロールするぐらいの気持ちでヨーロッパに攻勢をかけましょう。
アメリカの対処法
マーシャルプランがあればHLで使えば問題ありません。
CIAがあれば先にどこかでクーデターしてデフコンを4にしましょう。
東欧動乱でも防げます。
上記のカードがないときは、イタリア4 ギリシャ3で配置するのがいいと思います。ヨーロッパはあきらめます。 このソ連の初期配置は、西ドイツに米の影響を配置させない点で優秀だと思います。
2 キューバはアキレス腱
中米はアメリカがドミにしても2点しか入りません。キューバが存在するからです。
しかしキューバはソ連にとって弱点でもあります。失うととたんに点数が跳ね上がるので失うわけにはいきません。それを利用します。
アメリカの最後の手順でニカラグアを支配します。すると次のターンの最初に厳しい選択を突きつけることができます。
A キューバを守る
この場合ニカラグアにクーデターすることになります。これでキューバは守れます。しかしデフコンは下がりませんから、アメリカにBGへのクーデターを許すことになります。たぶんアフリカのBGを1つ失うでしょう。
B BGへのクーデターを優先する。
この場合デフコンが2になります。自陣営のBGは守れます。一方でアメリカはキューバに対して影響力排除を+1でしかけます。4opのカードでくるでしょうからほぼキューバを失います。
点数的にソ連はキューバを守るほうを選ぶでしょうから、アメリカはクーデターの権利を1回手に入れることができます。
3 ボツワナが大事
南アフリカはアメリカにとって貴重な橋頭堡です。ここを失うとアフリカをコントロールされる可能性があります。その場合10点失います。南アフリカを防衛する上で鍵となるのがボツワナです。アンゴラは普通ソ連が支配できます。さらにボツワナを失うと、+1で南アフリカが影響力排除をくらいます。これは耐え切れません。
南アフリカとボツワナはセットです。両方支配して初めて維持できます。
このゲーム 影響力排除を使いこなせるようになると中級者といっていいでしょう。
4 タイは+3の影響力を起きましょう。
これは初心者向けの記事です。
チャイナカードは全てアジアで使う場合5opになります。タイを支配されていても、それを全てつぎ込むと支配を逆転できます。これを防ぐには、1余計におく必要があります。パキスタンも同様です。
5 アメリカをプレイしていて大事なことは、いかにクーデターの権利を奪うか。
通常ソ連側はデフコンを2まで下げます。ターンエンドに3に上がりますが、ソ連側が先行なのでクーデターはソ連だけが権利を得、毎ターン2点獲得します。これを素直に許すと、米国に勝利はありません。
毎ターン最終手番に、ソ連が対応せざるを得ない一手を差しましょう。そしてクーデターと天秤にかけさせましょう。強豪米国プレイヤーは、毎ターンこの手を取ってきます。
結構勘違いされていることなのですが、終盤は確かに米側が有利です。しかし9対1や8対2程の圧倒的優勢ではありません。意外とソ連側のカードもいいものがあります。せいぜい7対3です。しかもウオーゲームでサドンデスもあるので、最低でも5点差以内で8ターンに入る必要があります。
つまり、米側はただ長引かせるだけでは勝てないのです。ここを間違っている人が多い。序盤から点差がつかないように攻撃する必要があります。
6 アフリカは頂点と底辺が大事
アルジェリアをソ連が取ると、事実上アフリカは赤化します。米側は過剰に3配置した方がいい。それと隣のチュニジアも必須。BRUSHWARされないように仏・アルジェ・チュニジアを繋げましょう。
アフリカの帰趨はアルジェが決めます。
底辺の南アについては前述しているので省略。
7/10
一時期、ボードゲームギークでランキング1位をキープしていたボードゲーム。
どちらかというと、ウォーゲームよりなのだが、普通のウォーゲームが丸一日かかるのに比べ、このゲームは早ければ1時間、長くて3〜4時間で終わるので、かなり今のボードゲームよりになっている。
ウォーゲームはそこまでプレイしたことないので、詳しくはないが、基本的には、カードを1枚プレイして、そこに書かれている内容のイベントを発動するか、カードの左上に書かれている数字を使って、国に影響力(陣取りの数字的なもの)を配置するのがメイン。
面白いのは、このゲームはソ連側とアメリカ側でプレイするのだが、イベントはソ連側に有利なものとアメリカ側に有利なものが存在しており、当然、ソ連側のプレイヤーは、アメリカ側に有利なイベントを発動させたくないし、逆もしかり。
しかし、例えば、ソ連の手札にアメリカが有利になるイベントカードがあるとしたら、ラウンドが終わるまでには、それを強制的に発動するときがくるのである。この相手側が有利になるイベントが強制的に起こるシステムが特徴らしい。
とまぁ、これを書いてもよくわからない人もいると思うが、テーマ的に面白そうだなと思っているなら、手にとって見る価値はあるゲーム。
しかし、重ゲーであることは確実で、初心者にはおすすめできない。しかし、テーマが好きでボコボコにされてもやりたい!というのであれば、ありかもしれない笑
やっていることはカードを1枚出して、陣取りしていくだけなので、シンプルといえば、シンプル。基本的に重ゲーはやらない自分がこのゲームを絶賛するのは、このシンプルさがあるからだと思う。あと、全てのカードに歴史的背景があって、全てのカードの効果が違うので、カードによって、遊戯王とかギャザ的な興奮もある笑
また、このゲームでは前半ソ連が有利で、後半がアメリカ有利になっている。つまり、2人の実力が違うのであれば、初心者にソ連、経験者にアメリカとしてプレイすれば良い。
ほかにもいくつかバリエーションが存在しているので、新しくそちらでプレイすれば、経験の差もなくなるかもしれない。
ルールブックは日本語版で12ページくらいだった気がするので、そこまで多くはないが、ゲームに慣れていない人はわかりづらい表現が多く、最初はルールを間違う可能性も高いところは気を引き締めていく必要はある。
あと、このゲームは、アプリ版が存在し、このアプリが非常に完成度が高いので、カードの訳を手に入れ、ルールを把握していれば、かなり充実したゲームアプリになると思う。1000円前後で購入できるので、8000円を超えるこのボードゲームを購入するのに躊躇している方は先に体験してみるのもいいかもしれない。
パンデミックレガシーに抜かれるまで、BGGで長年1位をキープし続けた超名作。
冷戦期を舞台にアメリカ陣営とソ連陣営に分かれて世界の覇権を競い合う2人用ゲームで、複雑に見られがちだが手番にやることは【手札からカードを1枚プレイする】だけとシステムは非常に単純。
その一方で戦略性も幅広いため、やればやるほど面白くなるスルメゲー。
一般的には重ゲーと思われており初プレイも3〜4時間ほどかかってしまいがちだが、慣れれば90分で1ゲームできるようになるし、処理の楽なオンラインなら長くても90分、短ければ30分で終わるようになる。
【初心者の方へ】
・クーデターが非常に強力です。積極的に使ってみましょう。
・とにかく作戦値を使って、中立の係争地を一つでも多く確保しましょう。
・非係争地は点数につながりにくいので基本的に不要です。
・相手の支配国を強引に奪いにいくこともたいてい無駄手になります。
【中級者の方へ】
・敵陣営のイベントカードをうまく使ってデッキ内の自陣営カード比率を上げましょう。宇宙開発は甘え。
・得点カードをカウンティングしつつ、点数計算を常に意識しましょう。相手が注力しはじめた地域を見逃さないように。
【上級者の方へ】
・アフリカと中南米で影響力排除を使ってみましょう。
・ヨーロッパ制覇勝利を意識してみましょう。
この二つで戦略の幅が一気に広がります。
【超上級者の方へ】
ぜひとも一戦お願いしたいので、個人的に連絡をください。
トワイライトストラグルを数回インストしましたが、皆さんは何をすれば良いのか分からないことが多いので、戦略を書いてみました。
http://kidseraph.mods.jp/2016/06/09/ts_strategy/
冷戦時代の米ソ対立をテーマにした2人用戦略ゲーム。
デフコンの低下による核戦争の危機、宇宙開発競争、各地でのクーデターの扇動など、当時の世界的な緊張をうまく表現した作品。
複雑そうに見えますが、ルール自体は案外簡単。
ゲームは10ターンあり、最終的に勝利点がプラスのプレイヤーが勝ちです。
最初にそれぞれのプレイヤーにカードが8枚くばられ、これをどうやって出していくかがゲームの肝。
カードは全部で110種類あり、日米安保や朝鮮戦争、文化大革命、キューバ危機など実際にあった歴史的事件などをあつかっているので、世界史の勉強にもなります。
手持ちのカードの効果が自国に有利な場合、それを発動させてイベントを引き起こすか、それともカードの左上にある数字(作戦値)をつかって自分の影響力をどこかの国に配置したり、クーデターを引き起こしたりするかなど、戦略的な要素がふんだんに盛り込まれています。
それでいて、さいころをふって判定する運要素もあり、ボードゲームとしてのバランスがすばらしい。
ゲームは複雑にしようと思えばいくらでもできます。
多くの駒を用意し、煩雑で細かいルールを設定することです。
しかし『トワイライト・ストラグル』はこの複雑な冷戦の世界観を、ボードゲームとして徹底的に洗練してシンプル化することに成功しています。デザイナーの手腕が天才的としかいいようがありません。
対戦相手がいない、とりあえずどんなゲームかやってみたいという方は、SteamでPC版の販売(1000円ぐらい)もあるので、そこから手を付けるのがいいでしょう。
ただSteam版は英語です。
しかし英語だからといってやらないのはもったいないです。
『トワイライト・ストラグル』普及のため、ゲーム内容やルールなどを、PC版のチュートリアルの流れを参考に、日本語でわかりやすく解説したブログをほぼ勢いで開設したので参考にしていただければと思います。そして一人でも多くのボードゲームファンにこのゲームの楽しさが伝えられればと切に願います。
http://minorgame.blog.jp/archives/2838242.html
基本的に序盤はソ連、終盤はアメリカ有利です。
PC版を遊んでいる人はソ連でプレイしたほうがいいでしょう。
・初めに:攻略のための基本的な考え方
http://minorgame.blog.jp/archives/2999585.html
・セットアップ~序盤(1~3ターン目)の攻略
アメリカ側
http://minorgame.blog.jp/archives/2998902.html
ソ連側
http://minorgame.blog.jp/archives/3166401.html
ガチガチの陣取りゲーム。
カードは2種類の使い方があり、点数を使って各国への影響を高めるか、イベントを発動させるかです。点数を使う際にも自軍のカード、共有のカードは点数としてそのまま使えるのですが相手国のカードの場合、自分に不利なイベント強制発動。配られたカードは1枚を残して基本そのラウンドで使いきり。うーん悩ましい…
得点計算のタイミングも配られるカードをプレイすることで発動する為、ラウンド毎に主戦場がヨーロッパ、アジア等目まぐるしく変わっていく。
カード構成もよく練られていて、毎ラウンド配られるカードを眺めて戦略を立てる時が参謀になったむみたいでゲーム背景とベストマッチング。ワクワクが止まらない。
ただ、相手が見つからないと稼働率が格段に下がるのが残念でならない。
ボードゲームギークでランキング1位をキープしていた歴史ボードゲーム、『トワイライト・ストラグル』。実は非常に難しい歴史ボードゲームなんです。通常、60分では終わりません。勘違いしてはいけません! 60分で終わるのはどちらかのプレイヤーがサドンデス勝利した時だけです!! ゲームを最後まで遊ぼうと思うと、慣れている私でも2~3時間はかかります。初めて遊ぶ人は5時間は覚悟しましょう。インストは30分以上かかります。そしてこのゲーム、1回の手番にできることが多すぎて、最初に何をしたらよいのやら……と、さらに難易度が上がっています。でも、この無限に見える可能性が『トワイライト・ストラグル』の醍醐味なんです。
初心者の方がネットの噂を聞きつけて『トワイライト・ストラグル』をリクエストしてきて、インストしたけど全然わかってもらえなくて悲しそうに帰って行った、とボドゲカフェの店員さんが嘆いてました。プレイヤーとゲームがうまくマッチングしなければ、ボードゲームが嫌いになってしまうかもしれません。プレイヤーがかわいそう、ボードゲームもかわいそう。そうならないように書こうと思いました。
ソ連とアメリカの冷戦を舞台にしたゲーム。
実際の歴史上の出来事を題材にしているため、手番ごとに出来ることは限られているし、ドローしたカードの条件もかなり状況を縛ってくるため、大きくセオリーから離れるプレイは難しいかもしれない。
ただ、本来西側陣営だったはずの国が赤化したり、その逆が起きたりするとクスリと笑える場面も。また、宇宙開発を進めていくことで、陣営に有利に働くこともある。
基本的な勝利条件は、一定の範囲・地域を勢力下に置くことだが、核戦争の火蓋が切られることによっても勝敗が決する。
冷戦時代のロマンと、ifルートを模索する楽しみをあなたに…。
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重ゲーとして敬遠されがちなトワイライトストラグル。
実はルール自体が簡単で、意外と難しい所がありません。
ルールを3行で説明すると
1.VPが高いほうが勝つゲームだが、サドンデスがあります。
2.手札からカードを出して、最大5通りの使い方から選びます。
3.たまにダイスを振ります。
以上です。(笑)
私のブログに写真付きのルール説明を詳しく記載しておりますので、興味のある方はぜひご覧ください。
http://kidseraph.mods.jp/2016/03/31/twilight_struggle/