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  • 1人~5人
  • 90分~120分
  • 12歳~
  • 2016年~

テラフォーミングマーズバウさんのレビュー

16名
1名
0
26分前

1.どんな人におすすめ?

・ボードゲームに慣れてきたので、有名タイトルを遊んでみたい

・カードゲームでコンボを考えたりするのが好き

・「最初は弱いけれど、後半どんどん強くなる」ゲームが好き

・リプレイ性が高く、ソロプレイにも対応した重量級ゲームを探している


2. どんなゲーム?

カードを使って自分の会社をどんどん強化しながら、火星の地球化を目指していくゲームですが、ゲーム開始時の火星は寒いし、酸素もないし、とても住めたもんじゃないです。

なので、みんなで手分けして、火星に海洋を作り(海洋タイルを配置)、酸素濃度を上げて(森林タイルを配置)、(発熱して)気温を上昇させる⇒地球化を目標にします。

ゲームの進行は、自分の手番になったらカードを使って、建物を建設したり、研究や実験的なことすることで、資金や資源を生産します。生産した資金や資源を使って、地球化を進めたり、追加の資金や資源を生産…この流れを繰り返して、地球化を目指します。

【終了・勝利条件】

火星の環境を示す3つのパラメータである、 気温(19段階)、酸素濃度(14段階)、海洋(9段階)が最大になったら、そのラウンドでゲームが終了し、地球化に最も貢献(勝利点を獲得した)した企業が勝利です。
※10ラウンドくらいはかかると思います。

画像


3. ゲームの流れ(ざっくり)

地球化は何世代(ラウンド)にもわたって行います。各世代は、次の流れで進みます。
(0)企業の決定 ※ゲーム開始時のみ
(1)プロジェクトカードの購入
(2)アクションの実行
(3)生産

(0)企業の決定
あなたはどの企業の代表になるかを決めます。企業によって強み(緑地化が得意、資金が潤沢など)が違うので、ゲームの進め方に影響します。企業が決まったら、初期の資金(30~60金程度)や資源を受け取ります。
※このゲームでは資金=金のことをメガクレジットと呼んでます。

(1)プロジェクトカードの購入
各世代の最初にプロジェクトカードを受け取り、その中から使いたいカードを3金/枚で購入します。
カードは、すぐ使えるカード、ある程度地球化が進んだら使えるカード、企業が発展したら使えるカードに大別するので、世代毎でほしいカードが変わってくるのが特徴です。
また、最初はお金がかつかつなので、欲しくても今は使えないカードは諦めたりします。

(2)アクションの実行
自分の手番では、次のアクションのうち、1~2アクションを行います。
・お金を払ってカードを1枚プレイする。
・標準プロジェクトを行う。
 ※主に、お金を払って地球化、都市の開発を進める。
・称号を獲得する(買う)。
・褒章を設立する(権利を買う)。
・(以前プレイした)青いプロジェクトカードに記載のアクションをする。
・植物資源8個で緑地化(森林タイルを1か所配置)して、酸素濃度を1つ上げる。
・発熱資源8個で気温を1段階上昇させる。

やれることはたくさんありますが、最初はカードをプレイして、効果を活用しながら資源を蓄えたり、資金を徐々に増やしていって、少しずつ地球化を進めていきます。後半になったら、称号や褒章を狙いにいく、といったイメージです。

(3)生産
カードをプレイすると、さまざまな資源を得られます。
お金、建材、チタン、植物、電力、熱など。
さらに、元手となる生産量を増やすカードもあり、(3)生産のタイミングで追加でもらえるようになってきます。

なので、今は金も資源もないし、ちょっと苦しいけれど、生産力を上げて後半にできることを増やしておこう、みたいな判断が必要になっていきます。まさに、企業の投資判断そのものですね!?

このように(1)~(3)を繰り返し、何世代にもわたって火星の地球化を進めていくのですが、地球化(気温の上昇、酸素濃度上昇、海洋を作る)を進めるとTR(地球化貢献度)と呼ばれるものが上昇し、これが資金の生産量に繋がったり、最終的に勝利点になります。なので、地球化を自分で進めないと企業が発展しないので、できるアクションが少ないんですよね。


ゲームの魅力

① みんなで火星を開拓!

最初の火星は何もないので、そこに海ができ、森林が増え、都市が生まれ、少しずつ人間が暮らせそうな世界に変化していく様が割と楽しかったりします。ぱっとみ協力ゲームっぽいのですが、現実は地球化の貢献度が高い人ってのがまたいいですよね。
あとは、普通にエリアマジョリティ(タイル配置場所の取り合い)要素があって、タイルの配置が先着順なので、その取り合いも白熱して楽しいです。

② 200枚以上のカードによるリプレイ性の高さ!

『テラフォーミング・マーズ』はカードゲー!と言われるほど、カードが中心のゲームですが、200種類以上カードがあって、効果が全部違うところが大きな魅力です。
建設カード以外にも、小惑星を衝突させたり、バクテリア発生したり、なんか可愛いワンちゃんがでてきたりで、戦略性以外の遊び心もあるのが見ていて楽しいし、次遊ぶときはどんなカードに出会えるんだろう?とか、どんな戦略で進めよう?みたいに感じさせてくれるので、リプレイ性の高さを感じさせてくれます。


③ カードを引いた後、どう進めようか?の悩ましさ!

カードゲームなのに、単純な運任せになりにくいのも魅力で、例えば強そうなカードを引いても「このカードは後半に使ったほうが強い」「今なら別のカードのほうが生産力を上げられる」という判断のもと、カード選定が生じます。この判断の悩ましさが楽しいポイントです。

あとは、カードゲーム特有のコンボが組めるのも良くて、例えばカードAを出すと、そのおかげでカードBが安くなる。カードBを出したら植物が増えて、緑地化が加速する。地球化に貢献したからTRが上昇して、資金が増える。みたいなコンボを組んで、他の企業より有利に展開できたときは、にやけが止まらなくなります。


感想

◎有名タイトルなだけあって、遊び終わった後の満足度が高い
◎コンボが決まった時の爽快感が堪らない
◎何人で遊んでもゲームの進行スピード(プレイ時間)に差が出づらい
 ⇒ただし、遊ぶメンバーの理解度による影響はある
◎他プレイヤーの動きが掴みやすい。

◎火星だけでなく、称号や褒章の先取要素もあって、適度な干渉具合が緊張感としてちょうどいい。
◎テーマとゲームシステムが綺麗にはまってて、しっかりと没入できる。

▲初回はうまく立ち回るのが難しいため、諦めない心が必要
▲ルール紹介や理解に時間を要するので、話し手・聞き手、双方大変
▲インサートがなく、準備と片付けがやや手間
 ⇒個別に収納ケースとか用意できればある程度解決可能
▲個人ボードが紙、2層構造になってないので駒がずれがち
▲タイル配置ボーナスやTRを進める、といった細かなルールが飛びがちになる

※スルメゲーではないが、噛めば噛むほど味が出る
※主ゲーを一緒に遊んでくれる人は貴重な存在
※類似ゲーム(テラフォシリーズや惑星のタイル配置ゲーム)もやりたいけど腰が重くて、手が出づらい…

ボドゲの重厚な世界を体験したい人は、ぜひとも一度はトライしていただきたい作品です!

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poclab
皇帝
バウ
バウ
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