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  • 2人~5人
  • 60分~150分
  • 12歳~
  • 2012年~

テラミスティカCraftsmanさんのレビュー

283
名に参考にされています
2018年12月04日 18時50分

2018-12-04 現在、僕にとってのベストゲームの一つです。

導入

このゲームについて、インストがたいへんとか重いとかいうコトバをよく拝見します。
そのとおりだと思いますが、幸運なことに僕 (と、うちの奥さん) は非常に楽にはじめることができました。

その方法はまったく簡単なことで、実物より先に Board Game Arena でプレイするということでした。
このサイトに限らず、デジタルだとルール面でサポートしてもらいつつ即プレイできるので、インストが楽になるケースがいろいろありそうです。
人によって向き不向きや好き嫌いはあるので万人にとって最適な方法だとは思いませんが、導入を楽にするひとつのテとしてはアリかもしれません。

そんなかんじで、デジタルで慣れた上で実物をプレイしたので非常にスムーズでした。

おかげで、僕にとってはこのゲームにそれほど重いという印象はないです。

もちろん、僕はデジタルでプレイしながらも「このコマを握ってみたい」「このタイルを実際のボードに置いてみたい」と思っていましたので、ルールが把握できたと思ったらすぐに実物を購入しました。

魅力

多数の種族、それぞれの固有能力、たくさんの勝ち筋、やれることがどんどん増えていく加速感、そしてエリアアマジョリティ、ネットワーク形成、プレイヤー固有能力、バリアブルフェイズオーダーなど盛りだくさんなメカニズム。魅力はたくさんありますが、僕が最もおもしろさを感じる点は以下の 3 つです。

  • 収入の解放
  • 町の設立
  • 教団


収入の解放

建物を建てる際には、まずは必ず「住居」を建てることになります。
上位の建物は「住居」を改築して「交易所」、さらに改築して「砦」または「神殿」というように、段階的に改築を重ねることで建てていかなければなりません。
手元から「住居」コマが 1 コ出ていくごとに収入フェイズで入手できるワーカーが増え、「交易所」ではパワーやコインの収入が増えます。

ここでポイントなのは、「住居」を「交易所」に改築すると「交易所」コマが出ていく代りに「住居」コマは手元に戻ってくることです。
このため、パワーやコインの収入が増える代りにワーカーの収入は減ってしまい、次のラウンドでの発展が減速してしまうことになります。
「交易所」をより上位の建物に改築した場合にも、同様にパワーやコインの収入が減ります。

このように収入が建設による解放型であることによって、より上位の建物はできるだけ早く手に入れつつ、どうしたら減速を抑えられるのかを考えるのがとても悩ましくなっています。

町の設立

町は 4 つ以上の建物を隣接させることで設立することができますが、そこに含まれる建物のパワーの合計が 7 以上である必要があります。

ここで問題になるのは "建物のパワー" です。
最も簡単に建てられる建物である「住居」がもつパワーは、たったの 1 です。
したがって、住居 4 つではパワーが足りず、町は設立できません。
その 4 件のうち 2 件を「交易所」に改築しても、まだぎりぎり町が設立できません。
「交易所」のパワーは 2 であるため、(2 x 2) + (1 x 2) で合計パワーは 6 にしかならないためです。
町にするためにはさらにもう 1 件住居を建てるか、どちらかの「交易所」をより上位の建物に改築しなければなりません。
もし「住居」だけで町を設立しようと思ったら、4 件で済むはずのところを 7 件建設しなければなりません。

ここに効いてくるルールが、「住居」を「交易所」に改築する際、他の陣営の建物に隣接しているかどうかでコストがまったく違うというものです。
他の陣営の建物に隣接していない場合、隣接している場合と比べて倍のコインが必要になります。
このため、積極的に町を設立しようと思うと、どうしても他陣営に密着した状態でシノギを削ることになります。

このゲームでは、他陣営が自分の建物に隣接する場所に建物を建てたり改築したりするたびに、VP と引き換えにパワーを得ることができます。(強制ではありません)
つまり、密着することは自分の為でもあるけれど、否応なしに相手にも利益を生むことになります。
相互に利益を与えあいつつ、どうすれば自分の方がより多く利益を得られるか、そしてその利益をどれだけ生かせるかの勝負になってくるわけです。

しかもゲーム終了時には、自分の建物の隣接数による順位にしたがって、かなり大きなボーナスを争うことになります。
したがって、町の設立を無視することはできないシクミにもなっています。

教団

収入のマネジメントと町の設立だけでもたいへんですが、実はここに「教団」まで絡んできます。

4 つある教団の (信仰度的な ?) トラックのコマの進行度によって、ゲーム終了時にまあまあ大きいボーナスを得ることができます。

この得点も無視はできないわけですが、各教団トラックのコマを進めるには、主に「司祭」を派遣するか「恩恵」を利用することになります。
「司祭」も「恩恵」も、主な獲得方法は「交易所」からさらに上位の「神殿」や「聖域」に改築することです。

「交易所」を改築すればパワーやコインの収入が減ってしまうことは既に述べましたが、そもそもそこまで改築を進めること自体のコストがばかになりません。

町を設立するにも莫大なコストがかかるうえに教団にも割かなければならないとなると、手番も収入もまるで足りません。

もちろん、ここに書いたこと以外にもこまごまとコストが必要になることがいくつもあるわけで、この種族では、あるいは今回の流れではどこを捨ててどこに注力していくのか、作戦がとても大事です。


この他にも、パワーの循環や地形変換のサークル、変換効率や船舶レベルなどおもしろい要素はたくさんありますが、とても全ては書ききれません。もし未プレイであれば、ぜひ実際にプレイしてみてください。


たくさんの種族と能力、たくさんの勝ち筋、そして他陣営と影響しあわざるを得ないことによって強調される、人間による不確定要素。
カツカツのリソースによってギュウギュウ締め上げられてるにも関わらず、プレイするたびに違った展開になる。そして終わるたびに、もっとうまくできるんじゃないかと考えさせられるのがとてもおもしろいゲームです

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