タバヌシ：ウルの建築士たちみはりんさんのレビュー

テンデイズゲームズの配信で紹介されてから、ずーっとリリースされるのを待ち望んでいた作品です。

かなりのヘビー級ゲームなんで、一日かかるだろうと思い、時間が取れる日を待ってたら、今まで寝かしてしまいましたm(_ _)m

案の定、朝9時から型抜き、内容物の確認しながら、ルールブックを読み始め、プレイし終わったのが、なんと夜の7時半という。

途中、15分程度昼休み取ったけど、なんと10時間半もかかりました(汗)

ルールブックだけで、40ページありますからね(滝汗)

【概要】

沿岸にある文明のゆりかご、偉大な都市ウルへようこそ！

後期青銅器時代の最も偉大な拠点の驚異を目の当たりにしましょう！

大建築士として、あなたはこの都市の5つの区画を歩き回り、人類史にあなたの名を刻みます。

あなたは職人、農夫、書記官区画のいたるところで家を建設し、素晴らしい庭園を造って、この都市の評判を、そしてあなたの名声を高めます。

商人区画にある港を支配して、かつてはあり得なかった富を利用しましょう。

あるいは、豪華な司祭区画のジッグラト上に祭壇を建設し、神々の恩恵を求めましょう。

あなたはこの都市にやってくる大規模な荷船団を活用して、貴重な資源の絶え間ない流れを確保し、それらがもたらす能力を利用します。

そして何をおいても、ウルで最も偉大な建築士になるために、あなたは戦略を練って野心的な競争相手を出し抜かなければなりません！

【手番】

1.資源と移動ステップ

①建築士と助手がある区画から資源ダイスを1個取る。

②取った出目と同じ区画へ、建築士を移動する。

→次の手番が来たときのプレイ区画になる。

2.アクションの実行

以下から、最大2つまで実行する。

①一般区画への計画タイルの配置

・黄色、白、茶色の計画タイルから1枚選び(区画内に既に3枚の計画タイルがある色は除く)、区画内に配置する。(同じ色の計画タイルがある時は、隣接して配置。但し、同じ色の建物には隣接して配置出来ない。)

・配置後、計画タイルの上に、所有権マーカーを置く。

②一般区画での建物の建設

・その区画にある1色全ての計画タイルを選択。

・その区画の荷船の色に対応した資源2個支払う。

・計画タイルと所有権マーカーを取り除き、同じ色の建物を置く。

・プレイヤーボードから家駒を1個建物上に置く。

・他のプレイヤーの所有権マーカーがあった場合は、その所有者は建物の色の熟練トラックのマーカーを1つ進める。

・他のプレイヤーが所有する庭園に隣接していた場合、その所有者は任意の熟練トラックのマーカーを1つ進める。

・黄金1枚を支払った場合、自分の所有権マーカーを船タイル上に1枚置くことが可能。

③造園

・タイルの獲得

→庭園タイルか通常水域タイルを可能な限り購入出来る。

・タイルの配置

→他の水域タイルか庭園タイルに隣接させて、水域タイルを何枚でも配置可能。

→水域タイル上に、庭園タイルを3枚まで配置可能。

但し、所有権マーカーの配置が必要。

④港区画での家の配置

・その区画の色に対応した資源を2個支払い、プレイヤーボードから家駒を1個取って、港区画の家スペースに置く。

⑤港区画での船の獲得

・黄金2枚を支払って、港区画の任意の船タイル上に所有権マーカーを1個置く。

・同じ列/段にある3枚の船タイル全てに自分の所有権マーカーがある場合、その列/段の港長タイルを獲得。

⑥ジッグラト区画での家の配置

・その区画の色に対応した資源を2個支払い、黄色、白、茶色区域にあるスペースに、プレイヤーボードから家駒を1個取り、配置する。

・対応するジッグラトタイル上に所有権マーカーを1個置く。

⑦フリーアクション

・木箱タイルに資源を補充する。

→任意の資源1個を支払い、木箱タイルを使用可能にする。

・任意の枚数の布告カードの得点計算をする。

3.得点計算の発生の確認と助手の移動

・荷船が空になっている場合、その区画で得点計算実施。

→手番プレイヤーは黄金を得る。

→対応区画の色の資源を所持してる場合、返却の代わりに、熟練トラックを上げたり、通常水域タイルや庭園タイルを得る。

→区画の得点計算は、その区画にある建物のサイズ✕該当熟練トラック横の勝利点で計算し、その勝利点を得る。

→その区画に該当資源を全て振り直し、荷船上に配置。

・建築士のいる区画に助手を移動する。

【ゲームの終了】

時間トラックから最後の黄金が取り除かれたら、ゲーム終了処理をする。

①全プレイヤーは、同じ手番になるように、もう1ラウンド実施。

②各区画で再度得点計算実施。

③初旬してる都市カードの条件を満たしていれば、勝利点を得る。

一番勝利点が高いプレイヤーの勝利。

【感想】

ソロプレイをしましたが、ソロプレイは多少ルール変更はあるけど、ほぼ2人プレイのままです。

ソロプレイは、仮想プレイヤーとの対戦ですが、謎な動きをしてた感じですが、とにかくボーナスを得る時は勝利点に置き換えられるので、ゲーム中にバンバン勝利点が入り、気がついたら、遠く離れたところまで、得点マーカーが進んでました(滝汗)

途中途中で、得点計算が入るんで、かなり建設してた私は有利なはずが、掛け算する熟練トラックがあまり上げれてなく、ほぼ勝利点が入らない結果に＿|￣|○

最終的には、66対98で完敗でした。

プレイして思ったのは、熟練トラックをいかにして上げるかですが、ボード上ではなかなか上げられないです。

他のプレイヤーが自分の所有権マーカーがあるところに建設してくれるなどをしてくれないと、なかなか上げることが出来ず。

やってることは、簡単なようで、考えることが多く、めちゃくちゃムズいボドゲでした。

後半、NPCのプレイ出来る区画を示すカードのマーカーが全てなくなったんで、どうするのかルールブックにも書いてなかったんで、同じ区画で繰り返しプレイさせてましたが、正しかったんかな？

後、途中NPCの家駒がなくなったが、この場合、置く必要があった場合、どうするのかも不明だったんで、別の物で代用したけど、そもそも置けるのか？

所有権マーカーは無限にあるものとするとあったけど。

更に、NPCの家駒を置く際、同じ色の家駒がなくなったら、色が指定されていないところから使うんだが、それもなくなったらどうするのか？

今回は、別な色から取りましたが。

いろいろとFAQが発生した。

まぁー、途中でプレイミスに気付き、やり直ししたりしたけど、多分気付かないところでかなりプレイミスしてたような。

NPCのオートマカードの参照箇所途中まで間違ってたし。

マルコポーロの旅路やツォルキンなどで有名なタッシーニのボドゲ初めてプレイしましたが、なかなかルールは比較的シンプル？？？だが、複雑？？？で、どうやったら得点が伸びるのか、かなり戦略性の高いゲームでした。

私には、ちと難易度が高かったwww

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後日リベンジしてみました。

いろいろ昨日はプレイミスも多かったんで。

今日は準備も入れて、ワンプレイ5時間半くらいでした。

まぁー、NPC相手だと、オートマデッキがあり、通常ルールと違う動きをするんで、2つのルールを理解せなあかんので、それなりに時間かかるけど、対人プレイだったら、3時間くらいでプレイ出来そうです。

今回は、ちゃんと盤面全体を見て、戦略を練った結果、228対205で見事勝利しました＼(^o^)／

※得点トラックは、共に2周してるんで、200点超えです。

いやー、初回プレイから、お互いめっちゃ得点伸びてますが、それだけプレイミスが多かったってことで。

正しいルールでプレイして、評価は上がりましたが、ちょっと後半やることなくなったんで、庭園作りまくったら、所有権マーカーがなくなり、ほんとに終盤何も出来なくなってもうた＿|￣|○

庭園の作り過ぎには注意ですね。

庭園に所有権マーカー置いてしまうと戻って来ないんで。

船タイルなどもそうですが、所有権マーカーの配置には細心の注意が必要ですね。

やはり、家駒なくなったら、建設出来なくなるのか？とか細かい疑問は残るが、このボドゲどうやろね？

終盤、盤面がごちゃついて、見栄えがどうなん？とか思いますが、まぁーほんと人を選びそうなボドゲですね。

私は、普通かな？

やはり、タッシーニとはあまり相性が良くないみたいwww