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  • 2人~4人
  • 90分~120分
  • 2017年~

リバーボートmaroさんのレビュー

310名
1名
0
約4年前

同時期に発表されたヘブンアンドエール(HAA)とよく比較されるが、知名度ではやや劣る。しかしながら、まとまりのある中量級の作品として、ゲーマーの間ではかなり評判は良いように思える。

HAAは日本語版が発売されているのに、このリバーボート(RB)はそのアナウンスはなく、BGGのランキングではHAAは200位台、RBは900位とかなり水をあけられている。ただ、レートは7.6と7.5とそれほど変わらず、投票数の差でこのような結果となっている状況である。それでも、各種のサイトのレビューを見てみるとRBを推すプレイヤーもかなり多いことが分かる。


リバーボートは各自の個人ボード上での農作物のエリア管理、パズル要素を主体とし、そこにカードドラフト、セットコレクション、などを巧みにからませている。

核になるのが、労働者を配置して、その配置したマスに作物をピックして植える、作物が大きな固まりを作っているほど収穫の際に大型のボートを取得でき、有利なボーナスを獲得できる、という一連の流れである。

そこに管理人、井戸、納屋、得点カードという他の得点源が存在し、管理による活性化もある。

ペナルティなどはなく、お金は選択制限を解除する働きをしている。これがこのゲームにおいて大変有効な潤滑油として機能しており、めくり運、引き運といったものを緩和しつつ、思考性を高める重要な役割を担っている。

また、作物は共通の場からピックするため、手順番や、どの作物を主体に集めるかというインタラクションも備えている。

ゲームは1ラウンドが5フェイズからなり、4ラウンドで終了。各フェイズは流れるように進行し、各要素は得点になんらかの形で関与してくるが、得点獲得の見通しも良い。


60-90分クラスの中量級の作品で、とれも洗練されたシステムを味わうことができる。へクスを使用したパズル的な側面はブルゴーニュを彷彿とさせるが、1-3マス分の形状を持つへクスタイルをマップ上に配置していくという点でよりパズル好きなプレイヤーに適している。

通してプレイすると意外と時間は短く感じられ、きれいにまとめ上げられたルールと相まって「複雑なゲームをプレイした」という実感はあまり得られない。先ほど挙げた、お金の要素はあるものの、自分の決定が全てを支配してが進んでいくというより、なんとなく惰性でゲームが進行していくように感じることもある。

国内版が発売されていないため、本邦では時折中古やネットマーケットで見かける程度だが、今回レビュー時に調べてみたところ、2020年10月時点では米アマゾンで送料込みでも6000円程度で入手することができるようである。


海外のレビューではよくhidden gemという表現で紹介されていることも納得の逸品である

(その割には米アマでだいぶディスカウントされているが)。


評価8/10  重さ5/10

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maro
maro
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