マイボードゲーム機能「持ってる」「興味あり」など知人に共有できるコレクション管理機能。人数別や時間別などの並び替えも。
ボードゲーム発見機能マイボードゲームの登録データを統計分析し、未経験かつ未所有のおすすめボードゲームを自動抽出します。
レビューや日記の機能投稿した記事が読まれるたびに、通販でお得に商品を購入できるボドクーポンをGET! ハードル低めです。
コミュニティ機能専用掲示板・ボードゲームリストの合体機能が便利!公開コミュニティ、秘密のコミュニティ、設定も豊富。
ボドゲカフェ情報自分の「興味あり」「お気に入り」に登録したボードゲームカフェが提供するゲームが一目でわかるように。
通販ショップ国内主要メーカーや同人ゲームなど様々な商品をご購入いただけます。会員登録しないで購入することもできます。
クーポン
リバーボート
  • リバーボート当商品
  • 参考画像
  • 参考画像
  • 参考画像
  • 参考画像

「参考画像」は会員が当サイトのデータベースにアップロードした画像です。

  • 2~4人
  • 90~120分
  • 2017年~
(2.8)

リバーボート

メーカー:GP

残り1点
1営業日以内に発送可能
日本語ルール付き/日本語版
19世紀初頭アメリカ中西部北方を題材としたワーカープレイスメントゲーム

 19世紀初頭のアメリカ中西部北方。ミシシッピ川上流沿いでの農業生活は大変ですが、技術革新と拡大の時代であり、リバーボードの技術の進歩により、チャンスが広がっています!

 作物の大きさや種類を増やせるだけでなく、遠く離れたミシシッピ川下流で契約を結べるようになりました。ニューオーリンズで働く代理人を雇い、あなたの商品を販売し、ビジネスチャンスをアドバイスしてもらえます。労働者を注意深く使い、桟橋管理人の好意を得て、機会がある時にそれをつかみ、競争相手から目を離さず、ミシシッピ川に沿って強大な帝国を築きましょう!

世界観/フレーバー/アートワーク

システム/メカニクス/ジャンル

レビュー 11件

レビュー
486名が参考
8年弱前

リバーボートの一見した特色はアクションの細かさです。
他のゲームでは、例えばパッチワークなどではタイルを取得したらそのまま配置します。しかしリバーボートでは、まずタイルを配置する場所を決めるフェーズと、配置するタイルを取得するフェーズに分かれています。
得点カードは持っているだけでは得点にならず、得点化するフェーズで使う事によって得点化する事が出来ますが1ラウンドで2回までしか出来ないですし、得点化するためには緑コマが必要です。使用機会が有限で、使うタイミングをよく考えなければいけません。
いくつかの要素は細かく分かれているのですが、逆にワーカーは要素がひとつらなりになっています。予約地を示すために使い、船タイルを獲得する為の貨幣ともなっています。さらにそれを中央のマジョリティに使う事でジレンマを生じさせていて、ワーカーの数をよく考えてマネージメントする必要があります。

■ルール
リバーボートは4回のラウンド行われ、各ラウンドは5つのフェーズで構成されます。
まず、ラウンドの最初にスタートプレイヤーから順番に各フェーズのタイルを取得してきます。各ラウンドはフェーズのタイルを持っている人から始まります。タイルを取得したらボーナスがもらえます。

1開墾
個人ボードにワーカーを置いて農地予定地を決定していきます。
しかし、予定地は5種類の土地からカードを引くことで選ばれるので自由に決定する事が出来ません。
これを8つの土地に行いますがワーカーがなければ行えません(初期ワーカー13個)

2作付け
作物タイルを取得して予定地に配置していきます。開墾で置いたワーカーの下に作物タイルを配置していきます。
同じ作物を集めてさらに隣接していると効果的である可能性が高いですが、開墾した形と合うとは限りません。
これをワーカーが載っている土地の分だけ行えます。

3収穫・出港
5種ある作物のうち1種類を資源として船タイルを取ります。船はボーナスがあるのですが払う資源の個数で効果が高くなります。
作物タイルに乗っているワーカーを取り去る事で資源の支払いを表現しています。これを2回だけ行えます。
ここである程度ワーカーを使い切らないと次のラウンドの開墾で使えるワーカーがなくなってしまいます。

4チャンス
チャンスカードを取ることが出来ます。取った場所によって各種のボーナスが獲得できます。

5スコアリング
チャンスカードやボード上に緑コマを置くことで得点化する事ができます。
ここでの注意は、その時の状況で得点化をするという事です。例えば「お金×2点」ですが、ゲーム終了時に計算するわけではないので、その時2金しか持ってなければ4点を獲得して効果は終了してしまいます。
これを2回行えますが、緑コマを持っていなければ実行できません(緑コマ初期2個所有)。
緑コマもまたゲーム中に数か所でしか獲得出来ない要素になります。

終了時
ゲーム終了時にはいくつかの得点要素があります
中央に送った自分ワーカーの数でマジョリティを競います「20点/10点/5点/0点」
出港させた船の速度「支払ったコストの数」とそれに船頭が達していたら得点ですが、トップ以外は半分しかもらえません。

その他の要素
コインは常にフェーズのアクションを強化します(例えば1開墾の時にコインを支払って自由な場所にワーカー配置)。
ワーカーは有限で、出港をせずに載せたままにしておくと1開墾の時に足りなくなります。
さらに中央にワーカーを送ってしまうとワーカー枯渇が加速します。ワーカーはゲーム全体で4個しか増えません。
3人プレイ時の最終ラウンドだけ特殊で得点の少ない人がスタートプレイヤーで】時計回りにフェーズタイルを取得し、3の出港や5のスコアリングを3回行えます。
タイブレークはフェーズタイルの若い数字の者が勝利します。

続きを見る
閉じる
勇者
イズミ(ni_to)
イズミ(ni_to)
レビュー
475名が参考
7年以上前

6/10

アズールのデザイナーの2017年4部作のうちの1つ。4部作の中では1番流通が薄いレアゲー。

内容は『ヘブン&エール』に似ているという人もいるが、わからなくはない笑

4部作の中では1番ルールが複雑で、基本的にはまず、個人ボードの上にカルカソンヌで使うようなヒトコマを乗せていく。

このコマは自由における訳ではなく、カードによって指定される。出来る限り、隣接するように置かないと高得点を狙うことができない。

次にコマを置いた場所に作物を植えることができる。これを出来る限り、同じ作物で隣接するように置くと大量に出荷することができるので、高得点を狙うことができる。

だが、そんなのは理想論で、他のプレイヤーがいて限られた作物市場からそれを早い者勝ちで取るため、実現するのは容易ではない笑

それが終わったら作物を出荷する船を選ぶ。これも早い者勝ちなのだが、プレイヤーボードは全て見えているため、自分だけが手に入れる船もあったりして、作物のときよりは気楽。

ただし、船には得点が書いてあるものの、個人ボードには親方コマというものが存在していて、これが進んでいないと船の得点を得ることができない。また、1番進んでいる人以外は得点が半分という非常に重要なコマなので、このコマを進めるのか、そもそも船での得点を諦めるのかいろんな選択肢が存在する。

そして次が得点カードをとることができるのだが、これが曲者で、なんと鑑定人コマというものを消費しないと使うことができない。この鑑定人コマは最初2つしか手元になく、1ラウンド2個まで使えるのだが、自動的に補充されることはなく、しっかり狙っていかないと増えることはない。

このゲームでは4ラウンドまであるので、もし得点カードなので増やすのであれば、この補充は必須。だが、これがそう簡単には増えないのである。キツイ!

といった感じで前のプレイヤーの動きを見て、後からアクションを選ぶので、たしかに1番重ゲーな気はした。

また、運の要素がそこそこ高いのだが、コインを使うことによって、好きな場所にコマを配置できたり、好きな作物タイルをもってこれたり、既に取られた船を山札に残ってたら選べたり、得点カードも好きなものをもってこれたりと運をカバーできる仕組みも面白い。

そんな感じのゲームだが、たしかに要素は4部作の中で1番多いものの、自分の個人ボードの流れをみて、その都度決めていくのが主流なので、そこまで重くは感じなかった。ルールというか個々の得点計算のバリエーションとかは多いけど。

個人的には親方コマの存在がユニークだったり、得点するためには全然増えない貴重な鑑定士コマを使用しなければいけなかったりとこのゲームならではの要素は多いが、4部作の中では1番印象が薄い気がしたのでこの評価。だから、あまり流通していないのだろうか・・・。

普通に面白いゲームなんだけど、今の名作がありふれている時代に、このゲームをあえて選ぶかといわれるとちょっと微妙な気もしたので、この評価。

重ゲーに対してはもともとそんな好きではないので、ちょっと厳しめな評価になってしまったが、重ゲー好きであれば、普通に楽しめるだろうし、リバーボートが1番好きという人もいるので、やっぱり好みに差が出るゲームなのだろう。

まぁ、2017年4部作で、アズール、ヘブン&エール、リワールドをもしやったら、このゲームもせっかくだから遊んでほしいゲーム。ただ流通があまりないのでちょっとハードル高いけど。

そして、4部作の中だったらこれが1番だよねみたいな会話をするのが立派なゲーマーなのだろう笑

続きを見る
閉じる
白州
白州
レビュー
373名が参考
6年以上前

リバーボート (Riverboat) →BGG7.5


デザイナー:ミヒャエル・キースリング(Michael Kiesling) 

代表作  :ヴァイキング、ヘヴン&エール、アズール等

ベスト人数:なし (分布は4人が優勢)



ミシシッピ川の上流にかまえる農家となり、自分の土地を開墾し、作物を育て、収穫してリバーボートに乗せて出荷する。という、わかりやすい流れを4ラウンド繰り返す。


畑は全て個人ボードで管理され、毎ラウンド共通のカードがめくられ、そのマークの場所を埋めていくことになる。

個人ボードという事はソロプレイ感が強いのかー?と思いきや、

作物の取り合いや、出荷のためのリバーボートのとりあいなど、インタラクションはしっかりとある。


当然色々な要素は早い者勝ちなのだが、コインを使うことであらゆる法則を無視して山札から選んで取得できるなどといった、まさに掟破りの行動もできるが、コインを得る手段はかなり限られているため、軽々に使うと後悔する事もあるので、ここぞ!という時に使いたい。



特徴的なのは、1ラウンドは5つのフェイズに分けられており、そのフェイズごとに誰がスタートプレイヤーになり動くのか。ということを、ラウンドの一番最初に決める。



各フェイズのスタートプレイヤーには特典もあり、何を選ぶのかが非常に悩ましい。

それに加えて、得点カードを取る場所にも、リバーボートを取得する際にも特典が付いている。

その特典のとり方で得点の方向性も変わってきて面白い。


多く出荷した方が得点にはなるが、ゲーム終了時に個人ボードでリバーボートを管理している黄色い監督官コマが進んでいるところまでしか得点にならず、しかも、満額得点ができるのは最も監督コマ進めているプレイヤーのみという厳しさ。

そして、得てして一度に多く出荷した時のボーナスでは監督官を進めることが出来ないというジレンマがある。


他にも、得点カードや家や井戸といったボーナスはただ持っているだけ、配置しただけでは得点にならず、緑の測量技師コマを配置しないと勝利点にならないのも特徴的。

そして測量技師コマは一度配置すればもう戻ってこないし、取得機会も限られている。


個人ボードで展開しているはずなのに、作物の取り合い、リバーボートの取り合い、ボーナスの取り合い、監督官や代理人のマジョリティ争い、得点カード、そしてどのフェイズのスタートプレイヤーを取るか。

気づけば畑に人を配置するところ以外、どこをとってもインタラクションの塊で、熱い駆け引きを楽しむことができます。



今回は3人プレイで、ニューオリンズに代理人を送りこみ、毎ラウンド得点&マジョリティを取りにいくも、もう一人と競り合う形になってしまう。

3人プレイで競り合うともう一人が漁夫の利を得るのがお約束・・・ですが、結果は130vs130vs131点という超接戦!

まぁ同点だったとしてもタイブレークでは最下位だったわけですがw


厳しい立場にいると思っていましたが結果は接戦。ニューオリンズで競った展開になりつつもうまく立ち回れたってことなのかなぁと思うことにしました。

それにしても、ニューオリンズに派遣しまくるとワーカーが足りなくなって辛い!そのあたりもフェイズのスタPのとり方で勝ててたかもしれないと思いつつつ。


発売してからだいぶたち、日本流通は一部でしか行われなかったゲームですが、プレイする機会があれば是非。

かなりおススメですよ!

続きを見る
閉じる
仙人
ひめくり
ひめくり
レビュー
334名が参考
約5年前

同時期に発表されたヘブンアンドエール(HAA)とよく比較されるが、知名度ではやや劣る。しかしながら、まとまりのある中量級の作品として、ゲーマーの間ではかなり評判は良いように思える。

HAAは日本語版が発売されているのに、このリバーボート(RB)はそのアナウンスはなく、BGGのランキングではHAAは200位台、RBは900位とかなり水をあけられている。ただ、レートは7.6と7.5とそれほど変わらず、投票数の差でこのような結果となっている状況である。それでも、各種のサイトのレビューを見てみるとRBを推すプレイヤーもかなり多いことが分かる。


リバーボートは各自の個人ボード上での農作物のエリア管理、パズル要素を主体とし、そこにカードドラフト、セットコレクション、などを巧みにからませている。

核になるのが、労働者を配置して、その配置したマスに作物をピックして植える、作物が大きな固まりを作っているほど収穫の際に大型のボートを取得でき、有利なボーナスを獲得できる、という一連の流れである。

そこに管理人、井戸、納屋、得点カードという他の得点源が存在し、管理による活性化もある。

ペナルティなどはなく、お金は選択制限を解除する働きをしている。これがこのゲームにおいて大変有効な潤滑油として機能しており、めくり運、引き運といったものを緩和しつつ、思考性を高める重要な役割を担っている。

また、作物は共通の場からピックするため、手順番や、どの作物を主体に集めるかというインタラクションも備えている。

ゲームは1ラウンドが5フェイズからなり、4ラウンドで終了。各フェイズは流れるように進行し、各要素は得点になんらかの形で関与してくるが、得点獲得の見通しも良い。


60-90分クラスの中量級の作品で、とれも洗練されたシステムを味わうことができる。へクスを使用したパズル的な側面はブルゴーニュを彷彿とさせるが、1-3マス分の形状を持つへクスタイルをマップ上に配置していくという点でよりパズル好きなプレイヤーに適している。

通してプレイすると意外と時間は短く感じられ、きれいにまとめ上げられたルールと相まって「複雑なゲームをプレイした」という実感はあまり得られない。先ほど挙げた、お金の要素はあるものの、自分の決定が全てを支配してが進んでいくというより、なんとなく惰性でゲームが進行していくように感じることもある。

国内版が発売されていないため、本邦では時折中古やネットマーケットで見かける程度だが、今回レビュー時に調べてみたところ、2020年10月時点では米アマゾンで送料込みでも6000円程度で入手することができるようである。


海外のレビューではよくhidden gemという表現で紹介されていることも納得の逸品である

(その割には米アマでだいぶディスカウントされているが)。


評価8/10  重さ5/10

続きを見る
閉じる
maro
maro
レビュー
300名が参考
5年以上前

キースリングは天才だ!

アズール、ヘブンアンドアールと同時にリバーボートを同時に出すなんて!


とにかく全ての行動が点数につながるので気持ち良い!

なぜこれが大手から出なかったんだという印象。バネストとかで買えるはず。


ドラフトで各フェイズのスタピを決める。

スタピタイルのボーナス。


派遣されたマジョリティ、船長トラックによる順位ボーナスもある。

目に見えて順位が分かり、ここで一つでも順位を落とすもんなら点数が大きく変わるのだ。


負けるもんかと無理する感じも良い。


つまり、同時に出された作品の中ではアズールの次に良かったってことだ。

続きを見る
閉じる
勇者
ばやし
ばやし
他のレビューを読み込む
  • 商品価格¥10,450(税込)
会員のマイボードゲーム情報
  • 121興味あり
  • 290経験あり
  • 55お気に入り
  • 169持ってる

この商品を好きな人がおすすめするボードゲーム

もっと見る
閉じる

チェックした商品